スポンサーリンク

2007年04月30日

常に全力で行けるか

東京V戦、愛媛戦で感じたのは、やはり札幌の選手に疲労が蓄積して
いるのが目に見えてわかったことですな。

札幌の攻撃戦術は二通りあって、
1・前線に高めのパス→中山&ダヴィが受け止め足元へ、そしてスペースにパス
  →飛び込んだ二列目(主に藤田か西谷)がシュート
2・最終ライン(主に西嶋)から西谷とパス交換で左から押し上げ
  (場合によっては右から藤田、もしくは芳賀かカウエを経由して
   左右を変えて)、中央にクロス。

結果としては1パターンから得点というのがほとんど無いので
2パターンしか得点のニオイが無く、そのため攻撃が単調になる。
カウンター攻撃もそれほどドリブル早い選手がいないから恐くないし、
結局得点も多くはないわけだ。
ただ、1パターンは得点できないものの、やはり一気に陣内に入られる
のでFWを甘く見るわけにはいかず、相手は中山やダヴィを強くマーク
せねばならなくなってきた。(湘南戦の頃にはその怖さがまだなかったが)

だが東京V戦あたりから中山の疲弊激しく、ターゲットとして
中盤からほとんど機能しなくなってきたのは明らかだった。
ダヴィの勝ち越し点がなければ確実に変えられていた。
愛媛戦ではとうとう石井と交代し、先に入った砂川と去年のような
パスサッカーを展開して再三攻め込んだ。得点は西谷のロングフィード
からのカウンターっぽくなったが、明らかに後半はポゼッションサッカーで
攻めた時間の方が得点のニオイがあった。


さて、次節の草津戦はもう三日後。
そして仙台戦がさらにその三日後のタイトな日程。
東京V戦と愛媛戦との間で少し疲れをとれたかと思ったのに、
愛媛戦での足の止まり具合を目にしてオイラは非常に不安である。
(中二日で遠征の愛媛の方がよっぽど走れていたのが情けなかった)

仙台は攻守ハイレベルでバランスがとれ、プラジルトリオに攻撃を
全部任せて残りは亀のように守備固めだけだった去年とは雲泥の差だ。
前回の痛み分けは、むしろ幸運だったと思えるほどである。

しかし、厚別での初戦を落としては、ポスト作戦までやって
観客増を目指す経営側にとって泣くに泣けない痛恨になる。
夏場に向けて厚別の興行を伸ばすためにも、仙台には勝つのが
営業の鍵だ。

ならば、仙台戦に向けて戦力を温存するか?
アウェイの草津戦でレギュラーを休ませ、省エネで臨むか?
勝てばめっけもの、引き分けで可。よしんば負けて仙台が勝って
逆転しても、厚別で勝って首位を取り返して帳尻を合わせるか?

そういう計算も、戦略としては成り立つかもしれない。
オイラ個人としては、複雑この上ないが。

選手が、草津戦で今まで以上のプレイを見せる気迫を感じさせて
くれるなら、オイラは「オイオイ、仙台戦大丈夫?」と口では
不安を吐きつつも、頼もしい選手達を誇りに思うが。

草津のピッチでどんくさい動きをして、省エネプレイしたら、
見る目は厳しく行くぞ。まして草津に対戦初勝利をおめおめ
献上したら、厚別で毒吐き必至。
ゆめゆめ、怠りめさるな。

posted by FT |21:59 | 070503vs草津in敷島公園 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年04月30日

戻ってこなかった4604人

試合後にはいろいろあって、昨日は職場に缶詰で。
落ち着いて試合をビデオで振り返ったのは昨夜であります。

表題の意味はピンと来るかたも多かろうとは思います。
東京V戦の観客18385人。
愛媛戦の観客 13781人。

簡単に言えば、4604人は東京V戦を見たものの、
「札幌の試合を次も見に行こうとは思わなかった人」が
これだけいた、ということもできましょう。

いや、もちろんこれば乱暴な引き算で、全くの概算である
ことは重々承知です。とりわけ、熱心に毎試合応援に来るのに
この日だけどうにもならなかった、という方をなみするものでは
ありません。
ただ、条件的には
1・両日とも休日(土曜休めない人もいる一方で、日曜出勤の
  人もいますから、これは痛み分けでしょう)
2・ともに地上波中継有り。
3・同じ場所。天候もともに悪くない。外出には同条件。
それほどの大差はありません。

東京Vの方が有名選手がいて名前が知られていること、
フッキが敵に回ってどうなるか、という話題があったこと、
また、愛媛戦はGW連休初日で、行楽に出かけざるを得ないサポが
参戦できなかった場合もあっただろうことなど、愛媛戦の方が
観客が目減りする要因は確かにありましたが。

「ほぼ同条件」「愛媛戦やや不利」双方の要因を天秤にかけて
はたしてこの観客動員の減少は許容範囲と言えるのでしょうか。

「調子が良いと聞いて見に来て、たしかに勝ったけど、
試合がつまらないから、もう見に行かない。テレビでじゅうぶん、
結果だけニュースで見ればいい」と判断した人が、これだけの減少数
を考えればかなりいるのではないか、という感触がぬぐえません。

勝ってればいい、という人を試合会場まで向けさせるには、
結果以上のプラスアルファが必要なのでしょう。

とにかく勝つことが大事、J1に昇格することが先決。
確かに今年においては正論でしょう。
だが、その優先順位にばかり目を奪われ、見るに値する試合内容
を研鑽することをチームに求めるのを忘れれば、「逃げる観客」を
食い止めることは出来ないでしょう。

いかにJ1のチームであっても数千人の観客が常態になっている
ところもあることを思えば、札幌が将来ああなる危惧は忘れない
方が良いと思うのであります。

愛媛戦の内容については、あいかわらず「一生懸命に走るチーム」に
弱いなあ、と思わずにはいられなかった。中二日でアウェイで
長距離やって来た相手に、走り負け、当たり負け、ボールを奪われ、
パスをカットされては、基本的な体力や技術を疑われてもしかたない。
前半で膠着させて相手を疲労させ、後半で3点ぐらいドンドンと取って
相手をきりきり舞いさせられないと、この条件下で良くできた試合だとは
とても思えませんでした。

posted by FT |09:21 | 070428vs愛媛in札幌ドーム | コメント(2) | トラックバック(0)

2007年04月28日

酒盛り明けもスッキリでドームに向かう

昨日はなぜか実家に松阪牛のステーキが。
頂き物だそうだが、オイラは当然こんな肉を食ったことが無い。
というわけで、用意のワインは当然赤を開けて、肉&酒のコラボ
を堪能してしまいました。

かなり飲んだが、朝は少々頭痛があっただけで酔いは残らず。
朝食と朝風呂をいただいて、今はスッキリ。
大リーグなどテレビで横目にしながら、リラックス中。
12時近くなったら出かける予定。

今日の試合の個人的な見所は、骨惜しみせずに走る愛媛の
攻めにちゃんと対応できるか、だな。地上波生中継があるからには
前回の東京Vとはまた違った、試合をちゃんと支配して戦う姿を
道民にアピールしてほしいのだ。前回は薄氷の勝ち越しで勝負強さ
を見せることはできたが、あれと同じ試合展開ではまずいと思う。
勝ち先行で少々話題にならないが、問題点は山積している。
セカンドボールの確保、ワンタッチパスの精度などなど、下位チーム
相手だからこそしっかりプレイして、テレビでアピールしてほしい。

ではドームでお会いしませう。

posted by FT |10:44 | 070428vs愛媛in札幌ドーム | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年04月26日

冴えないGWに札幌を応援しよう

昨日は通販で買った組み立て式のハンガーの設置に汗だくに
なっていて、テレビはBS朝日でAFCを流しっぱなしでいた
ので、J2の試合は見ずじまい。おかげで身体が痛い(汗)
天井突っ張り式のハンガーが、過重でプラスチック部品粉砕で
おシャカ、けっこう大きいのを買ってしまったのよ。

20070426-00.jpg


というわけで、個人的には何となく勝ちが先行していてかえって
好事魔多し、な心配の方が先に立っている。強くて勝って首位にいる
という実感がまるでないのは困ったもんだ。
相手が「たいしたことない」と開き直って、札幌の好調の幻想から
覚めてしまうと、ドカドカやられておかしくない。そんな感じ。
「なぜか札幌には勝てない」から「あの強さには敵わない」に
これから移行できるのだろうか。

日曜日に仕事があるために試合後に酒を入れられない。
せっかくの連休初日の試合だというのに。
なので、明日の夕方、カタギ仕事を終えたら実家に行って酒盛り。
泊まって翌日ドームに向かうことにする。
安物だがフランスワインで美味しそうなのを見つけたので
楽しみなのだ。酒量が少ないオイラは、ワイン1本を一人では
飲みきれないので、複数でないと楽しめない。
白ワインはシャブリ。赤はブルゴーニュ。黒ワインって無いのか(笑)
赤黒のワインで勝利に乾杯できたら最高だが(笑)

サッポロビールは、特製・限定の「赤&黒クラシック」を作ってほしいが(笑)

なんだかエントリに反して飲む話になってしまった。
愛媛は相性悪いし、けっこうヤバイ相手だぞ。
甘く見たら絶対にやられるぞ。


posted by FT |22:15 | 070428vs愛媛in札幌ドーム | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年04月24日

ウソップランドDVD化orテレ朝チャンネルでの再放送を希望する

昨日の話を引きずってるナア。

「だって、おともだちになりたかったんだもん」by 平光

「おや、こんなところにお葉書が」
「ところで何の話だっけ?」by 知恵袋おばさん

「今日のパフォーマーのテーマは何ですか?」by 小雪

「バロムIっ!」by チッチとサリー

「遣唐使募集のお知らせ」

「ばーか見せないよ~、じゃーねー」by 七思想仮面

「正直じいさんポチ連れ敵は幾万ありとて桃から…」
by ネバーネバーエンディングストーリー


…「ウソップランド」、他にどんなネタがあったっけ?
いかん、老化してるなあ自分(汗)


それにしても、まだ6日の仙台戦の地上波中継は決まらない
のだろうか?(笑)
オフィシャルの放映予定で北海道ローカルを確かめると…
おーいっ、UHB!おタクは今年まだ一回も中継予定が無いじゃないか。
狙い目だよ(笑)

posted by FT |21:46 | メディア | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年04月23日

5月6日の仙台戦は文字通りの首位決戦、だが

2節ほど気が早いが。

土曜日の愛媛戦はHTBが生中継でサンクスonちゃん。
しかしこれでどっちらけにならないように(汗)

しかし、タイトルの通り5月6日の試合は現在スカパのみの放映。
放映権の問題もあろうが、惜しいことだ。
考え方を変え、今季初厚別にみんなで押し寄せていただこう。



さて、全く個人的な趣味だが。
5月27日から「おにぎりあたためますか」が再放送開始。
とはいえ、スカパー!の「テレ朝チャンネル」で、であるが。
ローソンの新製品開発や、食べ歩きのお店情報が密接で、
同時性が強い番組であるゆえ、再放送はあり得ないと思っていた
が、最初からやってくれるなら大変嬉しい。
特に「豚一家」の名称が確定した京都甘味ツアーでの
大泉さんの「かまぶろ」劇場は絶品だったものの録画し損ねて
いたので感涙だ。

それよりもさらに個人的な趣味だが、
テレ朝チャンネルは、オイラの青春を彩った(汗)伝説の深夜テレビ
「ウソップランド」を早く再放送しなさい。

posted by FT |22:54 | メディア | コメント(2) | トラックバック(0)

2007年04月23日

札幌ドームの愉悦

昨日帰宅したら、重くってさっぱりつながらないから、
諦めて、HBCの中継を復習戦しながら編集して、寝たのだった。

今はスカパー!の6時半からの再放送を録画中だが、これは
あとから編集しつつ見ようと思って、今はHBCの方を再生して
いるのだった。
レッスルマニア2007は明日のお楽しみに延期だ。

セットプレーとカウンター2本で3点、という、出来すぎではあるが
敵失に近い僥倖というべき得点。
さすがに個人のスキルが高い東京Vに組織で対抗しきれなかった
中盤以降。そして3失点。
一つのサッカーの試合としては、公平に見ればハイレベルな応酬
というよりは頑固な意地の張り合いにも似た泥臭い力比べという
印象ではある。しかも審判が阿部四郎もかなわないクセ者とあって
純粋にサッカーの試合ではないプラスアルファの夾雑物が割り込んで
引っかき回されてしまったとなっては、やんぬるかな。

3失点後にはさすがにゴル裏も沈んだな。あれは自分も恥ずかしい。
前半に飛ばしすぎて、声が出なくなったのと一致してしまった。
昨日は室蘭以来の応援で身体がなまって、始まる前から心臓の動悸が
妙にひどくてやばいなと思った。腹式呼吸を意識しながら歌い続けた
が、心臓の鼓動は早くなるばかり。後半はウーロン茶240円を
がぶ飲みして落ち着こうとしたが、失点とガス欠がシンクロして
かなりつらかった。あそこは個人的にも反省だ。

しかし勝ち越し後は気持ち的にも復活。何とか最後まで歌い続けられ、
しかも終わり間近には耳がおかしくなったかと思うような手拍子と
声がドームを揺るがすハーモニーになったのに恐懼した。
オイラは札幌が落ち目になってころに札幌に戻ってきたので、
ああいうガチンコ勝ち試合を目前にしたドームを生体験したこと
がなかった。
オイラは某北の国のマスゲーム的な一糸乱れぬ応援なんてものは
願い下げ、集まった有象無象の観客が混沌の坩堝となり、その中から
沸き上がるパワーが充満するのがあるべき応援だと思っているの
だが、昨日のラストはそれに近かったという気がする。

しかし、あれでも2万いかないか。招待券客を外してるんでしたっけ。
そこはちょっと残念だな。会場使用料のこともあるから、HFC的には
安堵したかもしれないけどね。
一部高額シートが空いていたので、赤黒作戦心配したんだけど、
意外と上手く行っていたのには驚いたな。

しかしそれにしても日スポ、9バックってのは言い過ぎだ。
と言うか、守備的4-4-2の布陣なら、守りに入ればDFとMFが
全員守備に入るのは珍しくもなく、当たり前では?
何だか無理矢理にチームの守備的側面を強調してネタにしている
ようにしか思えんがねえ。相手の攻撃力に合わせて守備対応をして
いるだけであって、攻めるときにはDFもどんどん攻撃参加している
と思うが。(絶対値的には少ないとしても)

posted by FT |18:57 | 070422vs東京Vin札幌ドーム | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年04月21日

過酷なスポーツ選手の宿痾

和波選手についてはどこか奥歯にものが挟まったような情報
しかないのだが、とりあえず最も詳しい記事は今のところ
スポニチの以下の記事のようだ。
(推測による部分が大なのは同様ではあり、信憑性は冷静に把握
 せねばなるまいが)
http://www.sponichi.co.jp/hokkaido/news/2007/04/21/01.html

素人のスポーツは肉体の健康のためであるが、
プロのスポーツはまさに肉体を摩滅させ、破壊に突き進ませる
という矛盾は今さら言うまでもないが、どうにも痛々しく思わ
ずにはいられない。
無事これ名馬、と言うが、無事である名馬はこの世には限りなく
ゼロに近い。いればそれこそ奇跡的だ。

和波選手は実家に戻り、静養中とのこと。本人が一番焦燥し、
苦悩しているだろう。昨今のサッカーがボールを扱うテクニック
以上に、相手選手を「削る」ことに重きを置くようになって、
和波のスタイルは通用しなくなりつつあったのは確かだが、
それが時代の流れと言うにはあまりにも酷薄すぎる気がして
しょうがない。

早く、ではなく、じっくりと回復してもらえれば、と思う。
あまりせかすのはかえって良くないと思う。
HFCには余裕がないこと承知ではあるが、可能な限り
支える配慮をぜひとも願いたい。

posted by FT |18:28 | コンサドーレ札幌 | コメント(3) | トラックバック(0)

2007年04月20日

涙を篩いて馬謖を斬り、エールを堪えてフッキをヤジる

フッキが去年の札幌にいたことで、冷静に分析すれば
功罪相半ば、毀誉褒貶さまざまにあるわけで、フッキのおかげで
勝てた試合もあれば、フッキのおかげで台無しになった試合もあり
フッキの不在で予定が狂った試合もあれば、逆に台頭できた選手
もいた。

とはいえ、ビッグネームを金にあかせてかき集めたというよりは
才能はあっても荒削りで未熟な若手で、川崎でもおミソ扱いだった
フッキが、押しも押されもせぬJ2屈指のストライカーになっていく
姿は、札幌というチームが少しずつ底上げしていった姿と重なる。
いわば、一緒に成長していった戦友という認識は残っている。

だからオイラは、フッキ個人がさらに高いステージを目指して
向上していく姿を、別のチームに行っても応援してやりたい
と思っている。
ワガママなことを言えば、ピッチ練習の時、最初に一回だけでいい、
フッキにコールをしてやりたい、という気持ちもあるのだ。
天皇杯の新潟戦で負傷退場して以来、サポとしてちゃんとお別れも
していないからね。
(かなわぬことであることはわかっているよ)

そんな心を秘めつつも、明後日は思いっきり札幌の選手の後押しをし、
フッキに向かってプレッシャーをかける応援をするつもりだ。
耳ぎたない悪罵を飛ばすことは周囲を慮って控えるが、徹底的に
フッキの輝きを潰すような応援の一部になるつもりだ。

カート・アングルがいかに強固な情熱をもっている優れたレスラー
であるか重々承知の上で、それでもなおリングに上がれば
「You Suck!(ヘナチョコ!)」コールを絶叫するWWEファンと
同じ心境だ(笑)


和波選手の長期離脱のアナウンスについては、
不安ではあるが仕方がない。むしろ契約や人間関係上のトラブルで
あるよりは、とも思う。最近はサポから風当たりの強い声も散見された
が、一度はチームを離れながらもどん底の札幌に戻って支えてくれた
ことを思えば、和波には足を向けて寝られない。早い恢復を望む、
としか一サポとしては言えない。

posted by FT |19:39 | 070422vs東京Vin札幌ドーム | コメント(3) | トラックバック(0)

2007年04月19日

赤黒祭を控えて

順位もまずまず、選手のTV出演などパブリシティも上々。
客の入りも見込めるとのことで、まずは何より。
しかし各位もご存じの通り、市民が関心をもって集まった
試合で大コケするデフォルトがあるのがうちの泣き所。
フッキに爆発でもされたら新聞各紙の笑いのネタを提供する
ことになるゆえ、好勝負になってほしい。さすがに日曜日は
内容を優先するオイラも結果重視だ。
もちろん、内容も良いなら、野次馬的に集まる一見さんの目から
うろこをこそげ落とし、魅了された客が新規の常連になって
くれる可能性も増えるし、札幌に入団したいと思うサッカー少年
たちを増やすこともありえるわけだから、願ったりだが。
さすがにそういう皮算用は勝ちゲームが前提になりそうだしなあ。

さりとて、最近は客も目が肥えているから、勝ってもヘタレた試合
だとシーンとなってしまうことが多い。最後の最後まで貪欲に得点を
狙いに行く「容赦なき攻撃性」を最後の瞬間までお願いしたい。
(勝ち逃げをはかる奸智も場合によっては必要なことは重々認める
が、二者択一を迫られれば迷わず、最後の一分まで相手ゴールを
脅かすプレイをオイラは期待するものであるのだ)

さて、赤黒祭の準備。
先日注文していたWWEアパレルも届いたが、
天気が崩れそうなので、多少は厚着が良いか。
まあ、いつもと同じ恰好になるかな。

HBKの野球キャップかぶるかな。
いいコピーが刺繍されてるなあ。

「If You Believe, You Will Achieve」

posted by FT |22:07 | 070422vs東京Vin札幌ドーム | コメント(2) | トラックバック(0)

2007年04月14日

特に言うべきこともないが、そういう試合が恐い

明日はちょいと書類仕事が溜まってるのと、町内会の総会
にどうしても顔を出さなくてはならないので、何ともせわしい。
日曜日も名ばかりの一日になりそう。
試合開始までには一度帰宅して、ちゃんと見たいと思っているけれど
それ以外は汲々だな(汗)

得点力の問題が大きく取りあげられているわけで、明日が
関門になるのかもしれない。22日のドームが否応なく注目の
試合になるだけに、良い流れに持って行けるように祈るばかり。

昼の仙台vs鳥栖も、総じて疲労の色は全員隠せない感じだった。
(第三者的には主審が恣意的にキビシイ判定を不安定に出して
 仙台はごっつぁんでした、みたいな感じだったが。いくら何でも
 PKを二回もとられたり、監督まで退場させられるほどのラフな
 ことをしているようには、いささかも見えなかった)
ちょうど今やってる京都vs草津も、消耗した同士の我慢のしあい、
みたいにも見える。

最下位の水戸相手とはいえ、バカスカ圧倒できるなどとは全く
考えない方が良さそうだ。FW陣は名誉挽回とばかりに飛ばす
かもしれんが、弱った足腰をとられないように気をつけて、
と願うばかりだ。

posted by FT |19:55 | 070415vs水戸in笠松 | コメント(2) | トラックバック(0)

2007年04月11日

霖雨粛然と肩を濡らす

さすがに今日のコンディションでは、贅沢なことは言えない。
致命的なシーンもあったので、よく失点しなかったと言いたいし、
こんなピッチで前がかりに攻め込むシーンも比較的作れていた
と思う。

しかし、やはりJ1を目指すことを第一とするなら、
あえて贅沢を言っておこう。
負けなくて良かった、という言い方は後ろ向きだ。
その隙にどこが抜け出すかわからない。
勝てない勝てないとアレコレ言われていた京都は
いつの間にかウチを抜いて2位。気がつけば首位は
6チーム前後のダンゴ状態。

こういう状態を打開するのは、やはり突破力だ。
前回も言ったが、札幌にはカウンター攻撃のオプションが
少ないので、相手もあまりそこを躊躇せずに前がかりになれる。
今日は後半藤田が光って最高に惜しいシーンもあったが、
ああいう場面をもっと作る工夫が欲しい。
FWは突破力を向上させてほしい。切り込む力が均衡を打開する。

オイラは今季の戦術にはやや疑念を持っている人間ではあるが、
この戦術で勝とうとするなら、カウンターは必須だ。
パスを繋げて攻め込むオプションが相対的に弱くなっているので
モッタイナイ状態に砂川(でも今日は良いシーンを作ったね)や
大塚がなってしまっているが、選択肢を多くしつつも、
速攻(カウンターでドリブル突破もしくはワンタッチパスでの
切り込み)の動きにもっと迫力が欲しいですな。

あと、せっかくの高さの有利、しかも雨で濡れたピッチなのに
セットプレーであまり良いボール無かったような気がする。
低いボールをわざと入れてミスをさそったのかもしれないけど
ちょっとモッタイナイと思った。

posted by FT |21:05 | 070411vs福岡in西が丘 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年04月11日

脱兎のごとく

なんだかんだ言って、職場を早退けしてしまった
オイラが自宅でスカパ観戦準備中ですよ>早すぎる

7時までは、録画したPRIDE34でも見ている予定。

タイトルに書いた「脱兎のごとく」というのは
今では逃げ足の早さをさす言葉だが、本来は的確な状況判断を
もとに素早く行動することを意味している。
今日の勝利の鍵はここだろう。
前回のように引き時を見誤り、背を向けて逃げに入ったとたんに
矢を受けるようなことのないように、考えて動くサッカーを期待
したい。

posted by FT |11:55 | 070411vs福岡in西が丘 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年04月10日

兵は拙速を聞くも、未だ功久を賭(見)ざるなり

前回の仙台戦は、孫子の兵法的には下策だった。
苦労してもぎとった前半の1点は、虎の子だった。
この貴重な勝利の美珠を決して壊してはならなかった。

しかし、後半の半ばを越えたばかり、まだまだ両者拮抗した
状態で、札幌の方が力尽きた。あまりにも高い負担を中山に
課したために、前線での抑えが効かなくなった。
これを他の選手ではフォローしきれず、三浦監督はまだ
後半の後半がまだまるまる20分以上残っていたのに
「守って逃げ切る」オプションしか選べなくなってしまった。

カウンター攻撃の選択肢がないまま、全員で自陣を固める
札幌は、しかし長い長い二十数分を守備、いわば消耗戦を強いられた。

タイトルの孫子の兵法は、有名だからおわかりだろう。
多少荒削りでミスがあっても、戦いはスピードが命。
テクニックがあったとしても、上手に長期戦をやりおおすこと
はムリなのだ。出来たとしてもその消耗は計り知れない。

この過酷な三連戦の初戦、仙台戦は首位攻防戦の位置づけもあって
ただでさえ過酷なものになることは運命づけられていた。
しかし残念ながら札幌は、予想をはるかに超えた消耗を強いられて
しまった。そして得られたのが勝ち点1は、正直、報酬としては
割に合わなかったと言える。

選手や監督も言っていたとおり、札幌がこの過酷な試合に勝ち、
しかも消耗を最大限に抑え込む唯一の手段は、前半で追加点を加え、
仙台をプレッシャーに追い込み自滅させることだけだった。
2点目があれば、大観衆の元、ホーム未勝利の仙台が焦りから
プレイ精度を狂わせてさらに傷口を広げる可能性は高かったはずだ。
(スカパ観戦中、どれだけ仙台のミスに場内が嘆声に満ちたか(汗)

しかし、札幌は追加点を奪えなかった。
結果論ではあるが、それは同時に最低得点を守りきるという
戦術の宿痾でもある。事実、中山を下げた後の札幌の戦術は
カテナチオをかけることだったわけだから。しかしカウンターアタック
のオプションがない札幌は、いくら前がかりになっても反撃を
喰らう心配がない。仙台はあっというまに総力で襲いかかり、
クリアボールやセカンドボールを失ってゴールに迫られる心配も
なく、怒濤の攻撃で同点にした。虎の子は砕けた。
そして、札幌には再度勝ち越す得点をする攻撃力は残っていなかった。

ホームでまたも勝ちきれなかった仙台は、消耗はしたが面目を保って
試合を終え、次に気持ちを向けられた。
勝利を失った札幌は、逆に戦い方が手詰まりだということを思い知った
上に、予想以上の疲労と消耗を蓄積してしまった。

長い前ふりだったが、明日である。

おそらく現在の時点で最も強力なチーム力を持つ福岡に、
三日前にさんざん消耗した状態で対戦を強いられることに
なった札幌。
西が丘という場所、札幌のホームというタテマエだが、正直
両チームにとって準アウェイ状態だろう。地元での大観衆のよう
なパワーにもプレッシャーにもならない。比較的静かな会場で
選手のメンタルがどうなるか、が鍵になると思う。
福岡も一日余裕があるとはいえ、試合を土曜にやっている。
しかもあの東京Vを圧倒して、だ。
しかし札幌は一日厳しく、しかも過酷さは比較にならない試合を
やってきている。疲弊した身体がどこまでのパフォーマンスを発揮
できるか。西が丘の環境は札幌の選手に大きく影響するような気が
する。

仙台戦と同じ戦い方をしたら、後半に怒濤の攻めにあって追い込まれる
のは必定。(室蘭のC大阪戦も同様だった)
福岡を破るのは容易ではない。東京V戦を見たが、ボールポゼッション
能力が桁外れだ。もたもたしたプレイをすれば、あっという間に
保持していたはずの球をかっさらわれ、前線まで持って行かれる。
ドリブルも、パスカットも札幌より上だ。
何らかの方法で崩すしかない。

おそらく、後半のどこかで中山がアウトする。
その後に相手にプレッシャがかからなくなるのが苦戦の原因だ。
安心して前がかりに攻め込んでくる相手の肝を冷やす、
カウンター攻撃のオプションがあることを思い知らせる
動きを示す必要があるのではないかと思う。
トップ下に砂川、ワントップに相川か石井を残し、芳賀・西谷が
基点になって、押し込まれているときにもすかさず相手陣内に
襲いかかるラインを一本活かしておけるかどうか。

明日は交代のタイミングも肝要だろう。なんだか
恐ろしさも感じてしまっている、水曜夜を控えた前日である。

posted by FT |21:11 | 070411vs福岡in西が丘 | コメント(0) | トラックバック(1)

2007年04月08日

投票終えて、試合を待つ

いつもなら投票所開場直後に行くのだが、どうも空模様が
イマイチなので出そびれてしまった。
ずっとシトシトしてるが、傘をさすほどではないので、
えいやっと歩いて投票に行った。ヒネクレ者のオイラは、
生まれてこのかた政権政党には入れたことがない。と
いうことはオイラの全投票は「死に票」だったことになる
わけだが、それでもやめられぬ。
選挙に行かない=お上に何をされても文句を言えない、という
精神的奴隷になるよりは、批判票を投じて意志表示する方が
よっぽど気が利いていると思うがどうか。

選挙に行ったって何も変わらない、とほざいて棄権するのは
自分の生活を他人に好き勝手にしてもいいですよ、と言って
いるようなもんだ。「やめろや権力、そこまでお節介すんなや」
と文句を言うためには、意思表示が必要なのだ。


てなわけで、試合は遅いのでそれまで雑用かな。
他試合をザッピングするつもりでもあるが。


水曜日に差し障りのないようにプレイして欲しい、
という気持ちと、序盤とはいえ首位を貪欲に渇望する姿勢を
見せてほしい、という気持ちが拮抗している。
今日勝っても水曜日にガス欠してやられ、文字通りの
「三日天下」と揶揄する木曜朝の新聞の見出しが脳裏をチラつき、
はなはだ精神状態に良くない。

タイトな日程に弱く、好試合を演じた次の試合でヘタレる姿を
去年もよく見た。柏を厚別でせっかく好試合でねじ伏せながら、
4日後に鳥栖で虐殺された去年の7/16が、絶望的に焼き付
いている。
観客を満足させるフルパフォーマンスを発揮することと、
ハードスケジュールに耐える体力を保持することを、両立させ
るのは矛盾だ。しかしその矛盾をかいくぐってこその実力なの
であろう。真のJ1仕様たる実力が試されるわけだ。

J's Goalのプレビューで、引き分けでも御の字という戦い方
をしてくるかも、と予想されているのは、不快ではあるが
確かに妥当ではある。オイラもそんな気はしているのだ。
だが、そんな妥当性を越えたプレーを選手がしてくれることを
オイラは(懲りもせず)今回も期待しているのだった。


現地参戦の皆さん、雨の心配はありますが、がんばって応援して
あげてください。仙台のキープしたボールが全部札幌の絶好機に
なるように芝生に念をオネガイします。

posted by FT |10:02 | 070408vs仙台inユアスタ | コメント(0) | トラックバック(0)