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2007年04月20日

涙を篩いて馬謖を斬り、エールを堪えてフッキをヤジる

フッキが去年の札幌にいたことで、冷静に分析すれば
功罪相半ば、毀誉褒貶さまざまにあるわけで、フッキのおかげで
勝てた試合もあれば、フッキのおかげで台無しになった試合もあり
フッキの不在で予定が狂った試合もあれば、逆に台頭できた選手
もいた。

とはいえ、ビッグネームを金にあかせてかき集めたというよりは
才能はあっても荒削りで未熟な若手で、川崎でもおミソ扱いだった
フッキが、押しも押されもせぬJ2屈指のストライカーになっていく
姿は、札幌というチームが少しずつ底上げしていった姿と重なる。
いわば、一緒に成長していった戦友という認識は残っている。

だからオイラは、フッキ個人がさらに高いステージを目指して
向上していく姿を、別のチームに行っても応援してやりたい
と思っている。
ワガママなことを言えば、ピッチ練習の時、最初に一回だけでいい、
フッキにコールをしてやりたい、という気持ちもあるのだ。
天皇杯の新潟戦で負傷退場して以来、サポとしてちゃんとお別れも
していないからね。
(かなわぬことであることはわかっているよ)

そんな心を秘めつつも、明後日は思いっきり札幌の選手の後押しをし、
フッキに向かってプレッシャーをかける応援をするつもりだ。
耳ぎたない悪罵を飛ばすことは周囲を慮って控えるが、徹底的に
フッキの輝きを潰すような応援の一部になるつもりだ。

カート・アングルがいかに強固な情熱をもっている優れたレスラー
であるか重々承知の上で、それでもなおリングに上がれば
「You Suck!(ヘナチョコ!)」コールを絶叫するWWEファンと
同じ心境だ(笑)


和波選手の長期離脱のアナウンスについては、
不安ではあるが仕方がない。むしろ契約や人間関係上のトラブルで
あるよりは、とも思う。最近はサポから風当たりの強い声も散見された
が、一度はチームを離れながらもどん底の札幌に戻って支えてくれた
ことを思えば、和波には足を向けて寝られない。早い恢復を望む、
としか一サポとしては言えない。

posted by FT |19:39 | 070422vs東京Vin札幌ドーム | コメント(3) | トラックバック(0)