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2007年03月28日

三浦サッカー云々より先に話すべき事があるだろ?:2007J2第5節山形戦

つーか今年のスカパーのサッカー中継、DVD一枚に収まらないんすけど!?(←コレ)

今のところ今年の試合は全部HDDレコーダーに溜めてるんだが、
だいぶ溜まってたみたいで、HDDの中がパンパンだぜ。(残り3時間半)

そんな訳で順次DVDに焼いて領域を開放する必要がある。
だが、2時間15分も中継やられたら・・・・一枚に入らないんだっ・・・・!

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posted by アラブ |04:06 | 観戦記 | コメント(5) | トラックバック(0)

2007年03月25日

負けない事投げ出さない事:2007J2第4節湘南戦

逃げ出さない事信じ抜く事、駄目になりそうな時それが一番大事。
今年はそれがテーマなのかなと思った、そんな湘南戦。

思えば2005年、2006年は崩れた後が酷かった・・・・

(以降本文:纏める気が無かったので無駄に長いです)

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posted by アラブ |01:25 | 観戦記 | コメント(2) | トラックバック(1)

2007年03月21日

厚み:2007J2第3節徳島ヴォルティス戦

前日から一睡もせず、羽田発のJAL始発便で徳島空港へ。
空港の手荷物受け渡しエリアで眠い目をこすっていたら、
俺の目の前を吉瀬選手が颯爽と(だが眠そうに)歩いて行った。

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posted by アラブ |03:51 | 観戦記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年03月14日

僕もう我慢できない:2007J2第二節サガン鳥栖戦

俺の元気が凄すぎる。
                             ・・・ブログとかプレーとか。

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posted by アラブ |00:18 | 観戦記 | コメント(2) | トラックバック(0)

2007年03月05日

問題:a+b-a=? 2007J2第一節京都サンガFC戦

柳下政明監督という、熱く理想に燃えた、今にして思えば夢のように甘美な3年間は終わった。(そりゃやってる間はしんどい事もあったが、それはまた別の話)
 
 

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posted by アラブ |13:12 | 観戦記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年12月12日

激寒なれども胸熱し:天皇杯アルビ新潟戦@蘇我スタ

(前もって書いておきますが、長いので暇な方だけ読んで下さい)

(試合後の新潟ゴール裏。仕方無い事だが、新潟の撤収は予想以上に早かった)

平日関東アウエーだったジェフ千葉戦とは違い、
ゴール裏の4分の3は占めんばかりのサポーター大集合となった新潟戦。
見てみれば、地続きで色んな到達方法があるであろう新潟側も
札幌サイドと同じぐらいのサポーター数に見える。この試合、負けはしない。

屋根があると言う情報を鵜呑みにして実情(案外吹き込む+風強い)を知らないからか、
或いはもともと持ってる気持ちが熱いからかはともかくとして
赤黒のゴール裏は、新潟の其処とは違ってポンチョだのカッパだの着用者が少ない。
(まぁある意味みんなカッ・・・・なんでもないので忘れて頂きたい)

とにかく熱いぜ札幌!熱いぜ赤黒!
試合前のコールをかまされた時には一瞬「新潟やるじゃん」と思ったが
そんなものはこっちのコールが始まればそれこそ一瞬で「んだよ全然余裕じゃん」と
そんな風に思えた。それぐらい、始まる前から皆
気合の照りとか反りとかがビンビンのテラテラ黒々だったと思う。


試合はジェフ千葉の時のガップリ四つとはちょっと違って
こっちのミスを綺麗に拾われてスマートなカウンターを喰らう展開。
(これがまたイヤらしい。どれぐらいかと言うと、
 どこでもドアを開けるとほぼ確実に源家の風呂:長女入浴中を引き当てる眼鏡野郎ぐらい)
尚、ミスがない時はシュートまでいける。
案外好きにやれてる(やらされてる?やらせてる?)みたいな印象だった。

得点経過は知っての通りコーナーからドンで先制され、
(正しくは弾いたのがブラジル産にたまたま当たってドンだが)
あっちのDFミスをついてドンで同点に追いつき
滅多に見れない(つーか3年観戦してて初めて:感涙)曽田の落としからドン!で逆転
××が××したところを矢野文字通り希少に決められて追いつかれるミラクル展開。
(被害者男性の心情に配慮し、一部伏字でお伝えしております。)

流石に同点弾の後は一瞬声が小さくなったが、ゴール裏は何故かかなり熱くなっていた気がする。
それはきっと、いや、俺がそうだったんだが、佐藤という選手を終わらせたくない。
そんな思いが少なからずあったからじゃないかなと、そんな事を思う。
札幌の積み上げた三年を、チャンスを貰った大切な試合でのクソチョンボで終わり台無しにする。
こんなトラウマは、まともな感性ならば滅多な事じゃ払拭できやしない。
払拭するなら、今日何らかの形で男を上げないといけなかったのだ。
(極論すれば、ただ勝つだけでも駄目だったと俺は思っていた。ドラマチックな何かが要ると)

さて同点にされたのは交代枠を使い切った後で、フッキも居なけりゃ西谷も居ない。
正直言って誰と誰の絡みでこじ開けりゃいいんだよと途方にくれないでもない状況だった。
それだけに、最後辺りで加賀が満を持してオーバーラップした時は
「加賀!加賀!黙って残れ!いや、残って下さい!移籍金は稼ぎますから!(君達が)」
と感涙に咽びかけてしまった。つーか残って下さい。
それにしても畜生、そんなに静岡がいいか!あんな××のどこが!!
・・・・ファン(≠サポーター)の質か?マジ何とかならないかなぁ。おっと閑話休題。

ともあれ試合は延長。この頃になると誰から見ても札幌の足が止まる。
J1相手に90分で勝負を決めようとしたんだから、そりゃ止まると言うもの。
が、矢野だけに希少(とは言え6点取ってるが)が一試合2ゴール目など決める訳もなく
互いに死力を尽くした(主に札幌側が一人相撲で)120分は終わった。


後は運を天に任せるPK戦。居ても立っても居られず持ち場だった二階席から下に駆け下りると
「集まれ!集まってPK戦おう!」との号令がかかってやがる。熱い!熱いぜ!
そしたら本当に集まった。肩と肩が触れ合うギシギシのゴール裏。みっちり。
こんなに一つになれるのか俺達。溢れかける気持ちや涙は今は忘れて
極限まで自らを目の前のボールに集中させる。

砂川!頼む! クワイエットプリーズ。微動だにしない。するもんか。
決まった!騒げ!どうだこの野郎!砂川マジセクシー!半端ねぇ!デコ!

新潟?ふざけんな!外せ!大ブーイング!優也止めろ!男になれ!うおお!新潟ブー!
この!ざけんな!決めんなアホ!空気読めや!花持たせろボケが!

曽田!頼む! 静かに!静粛に!微動だにするものか。あ・あ・あ・あ 決まった!良かった!

新潟!?いいから帰れ!急にホームシックになれ!どこ出身か知らんけど!ブー!
畜生!また決めやがった!これだから×日本の××者は!


みたいな事を延々繰り返し、8人目の矢野(後で知った)を佐藤が 止めた。


そこから先は目の前で肩を震わせている最前列柵上のグラサンの男性に
「何泣いてんですか!まだまだ!これからですよ」とか俺もやや涙声で言ってみたり、
自分自身どう喜んでいいか良く解らんけど、兎にも角にも何より滾る気持ちが抑え切れず
とにかく抱き合い、手を握り、叫び、吼えた。ヴォー!札幌スゲェー!
頭の中がファーッと白くなるってきっとこの事だ。
多分みんな同じような、訳の解らん感情だったんじゃないかなと思う。
まさかあんなのに慣れてた奴って・・・・居たらスゲェ!別に尊敬はしないが。

選手が来る。さっきも選手が優也にかけよって、一つに折り重なっていた。
皆がいい意味で和気藹々というか、何かすげーいい顔でゴール裏に来る。
ちょっと遅れた優也が顔を俯かせて(泣いてねー?アイツ泣いてねー?)来て、
松井さんが頭をバシーッと叩いてから手を取って高々と差し上げる。
これだ。これだよ。こんな試合後を俺は見たかったんだ。
まさか監督が辞めるって事になって、本当のギリギリ最後になって、
そんな後にならないとこうなれないなんて、大人のやる事かと思ったりもしたが

まぁ念願の団結が見れたんで、そしてその場に居れたんで、よし!

これだけの事が出来て、土曜は本当に全てが一つになれたと思っている。
そりゃ細かい事を言えばそうじゃないんだけども、
その辺を忘れるだけの度量は見せたい。とにかく、あの時札幌は一つだった。

次は第3の聖地仙台スタジアム(ユアスタ?何それ)で、
超因縁、忘れようとしても目を閉じれば思い出す前代未聞驚天動地背面直撃な、
「俺を踏み台にしたあッ!?」的屈辱を味合わされたヴァンフォーレ甲府との対戦だ。
ACL出場クラブ川崎フロンターレ(「チャンピオン」じゃ無いのに)を5得点で屠るなど、
その攻撃力というか容赦の無さは去年に比べても磨きがかかっている。
相手にとって不足は無い!(というか不足を感じていいクラブなど存在しない)
何としてでもせめて加賀、いや、砂川と西谷を引き留めるだけの・・・
・・・それだけの賞金はこの勢いで稼がせて貰う!
(出来れば加賀も。あとフッキの代理人が急に
 「儲けは悪!貧しさは善!かわいいは正義!札幌マンセー!」とか言い出せばいいと思う)

2週間、猛る獣性を極限まで磨き上げ、
主の無いスタジアムを赤黒の咆哮に染めよう!


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posted by アラブ |01:24 | 観戦記 | コメント(4) | トラックバック(0)

2006年12月05日

一つになる為の第一歩:J2第52節サガン鳥栖戦

試合に関していう事は無い。
一つになれるチーム(鳥栖)と、一つになれないチーム(札幌)
その違いが結果に出た。

同じピッチにある一つのボール。
それを相手ゴールにもって行く。且つ自分のゴールに入れさせない。
それがサッカーの試合における目標だと思う。

その目標に対しての意識が、チームで共有出来ているか。
それが試合におけるボールへの執着心、勝負への執着心になって表れたように見えた。
以上。試合については終わり。


試合後はサンクスウォークなどなどイベント。
柳下監督の言葉は、皮肉に聞こえない事も無い。
だが悪意を持って人を判断するのはよくないし、
そんな受け取り方はしたくない。
俺はこの監督、柳下正明に男を見たのでそんな風には見ない。

素直に「一つになれれば強くなれる。だが今は一つじゃない」
というお叱りであると。そう受け止め、自戒の意識を持ちたい。


幾らかの不満はこの後にある。
サンクスウォークでの個人コール。
個人コールはともかく、あの人選は何だろう。
札幌コールでいいんじゃないか?
余り文句を言うのはよくないが、あれは失敗だと思う。

社長の挨拶における罵声。仕方無いとは言え、やっぱりどうかと思う。
人格を疑う「死ね」同様のゲーフラを出した馬鹿も居た。
折角のセレモニー。バラバラですよバラバラ。
選手、監督、現場スタッフ、強化部、フロント、サポーター(恐らくその中も!)
全部きっとバラバラだ。


今年は勝ち点状況もアレだったから仕方無い部分もあるが、
どうにも「今こそ一つに。目の前の敵を倒し、上へ!」みたいな
熱い雰囲気が少なかった(薄かった)ように感じた。
凄く寂しい事だと思うので、来年、あと今年はそんな感覚を味わいたくはない。

そんな一連のグダグダな120分近くの後、行動は起こった。

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posted by アラブ |00:11 | 観戦記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年09月30日

悪役現る:第39、40、41、42節水戸、仙台、湘南、徳島戦

夏が終わったと以前書いたら、秋が始まった。

横浜FCに負けて、もはやこれまでと思っていたが
山形では仇敵にどっちに転んでもおかしくない引き分け(勝ちたかったが)
神戸ではやはり惜しい引き分け(こっちは負けてもおかしくなかった)と
地力自体は上がっている事を再確認出来た。

神戸の試合を見た後、
「コンサドーレはまず悪役になれるように頑張ろう。
 何となく纏わり付いてるいい人っぽいイメージを捨てて、
 誰彼構わず嫌な事をするような図太いチームになって、
 このリーグを荒らしてやろう・・・」
などと妄想を語っていたら、いつの間にかそんなチームになっていた。


まず第39節の水戸戦@厚別 
幸先良く鈴木智樹が先制。そしてフッキ。
普段ならこれで油断したり攻め疲れたりして、
アンデルソンだの何だのに軽く一点決められるところだが、
この日は石井が三点目。駄目押しで安心するかと思ったら案の定一点取られる。
これまではそこでダラダラして、何だかなぁって感じで終了するのが通例だったが
この日は何と「攻めろ!攻めろ!攻めろ!」の大コール。
録画した中継を見ながら、ああ、この日厚別に居られなかった俺の馬鹿!
と思ったものだった。
だって下位相手に2点差で勝ってるのに「攻めろ!」だぜ。酷すぎる!(褒め言葉)
そんな外道な(褒め言葉)応援、あたし初めて。すげぇ良かった。
この日出た
「1-0より5-4!! by ヨハン・クライフ」
「攻めて攻めて攻めて攻めて攻めて攻めて攻めて攻めて攻めまくれ!」
「走って繋いで打ちまくれ!それが札幌スタイル!
の弾幕といい、これまでと比べて意識が何か一本通ってきたような
そんな雰囲気が伝わってきていた。素晴らしい。

とにかく水戸粉砕。これで笠松で二点差で勝てば勝ち越しだ。頑張ろう。
 
 
返す刀の第40節仙台戦@仙スタ(ユアスタってなんですか?)
東北新幹線で電線かなんかの故障があり、結構ヤバい状況だったこの試合。
個人的な目標はただ一つだった。
「仙台に勝ち点をやらない」
ひと夏の経験を経て悪役に目覚めたコンサドーレは、
2003年を思い出させる仙台には絶対にいい目を見させてはいけないのだ。

試合は一進一退の攻防が続き、押し込まれたり押し込んだり。
後半急にスタジアムが沸いたと思ったら、ボルジェスが決めてた。
と思ったらノーゴール。後を向いて居たんで良く解らなかったが、
ビデオを確認したら半身出てて副審もすぐ旗上げてたからどうやってもオフサイド。
これはしょうがない。
0-0の引き分けで仙台を虐める事に成功した瞬間、
勝ちを信じて疑わなかった仙台サポーターは「クソ審判」コール。
いつかFC東京のサポーターと一緒に「クソ審判」コールやれたらいいですね(@w荒
等とニヤニヤしながら仙台の夜は更けていくのであった。
仙台、取り敢えずお疲れ。
来年も勝ち点の提供を頂きますよう、何卒平に宜しくお願い申し上げ御奉ります。


と、完全に悪役に目覚めた札幌の次の相手は湘南@平塚
あっさりと先制されるゲームの入り。
もし和波が試合に出てたらそのコメントが読めるような失点だった。
(まぁこれに関しては湘南の入りが非常に良かったのだが)
試合もそのまま前半を終了。
これまでは後半に相手の足が止まってきたぐらいのところで
如何にも「僕達試合を支配してます。でも点数が入りませんでした!」
みたいな感じで試合が終わってしまうのであったが、
悪役に目覚めた札幌はそんな甘っちょろい事はしない。
後半の、結構時間も経過したところから怒涛の6得点。
特にロスタイムの二得点は外道(褒め言葉)と呼ぶに相応しい所業だった。

この日一番の鬼はやはりフッキ。
4得点した結果も凄いが、何が酷いといって
上里がドリブル突破で得たFKを本気で上里から奪おうとしてたところ。
まぁその段階で1-4で勝ってたからいいっちゃいいんだけど、
かなり遠目に見てもあれは結構ハラハラした。全く我が侭ボーイだぜ!
「負けてる相手を一切気遣わず、19歳と20歳がFKを取り合う。
 この問答無用の外道さに『巧』です。」

尚、1-5になった段階でスカパーの実況がいい事を言っている。
「第3クールのこの対戦では、札幌が1-5で負けてますが・・・・
 これはもう、仕返しですねぇ」
「いやー、試合前にチームに行った(どういう意味だろう)んですけど
 期する部分はかなりあったみたいですよ。」
「札幌というと、サポーターも熱いですからねぇ・・・」
そう。やられた事は絶対に返す。サッカーとかそういうの関係無く、
競技というもんは全部そういうもんなのだ。そういう点で、良くやった!
それを一点多く返す札幌。うむ。まさに外道。
とにかく今シーズンの対湘南戦は得失点差で札幌の勝利が確定。
今後も札幌の第二の聖地として平塚競技場を盛り立てて頂きたい。


秋中断前の最後の対戦は徳島@厚別
日ハムが優勝(敢えてこう言おう)を賭けて札幌ドームで戦う中、
コンサドーレは豪雨の厚別で最下位チームと戦った。
気温が低く、凄い雨が降ってる中で厚別に駆けつけた方には本当に頭が下がる。
試合内容こそ若干ふわふわしていたが、結果は決めるところをバッチリ決めて
徳島の田中監督退任を引き起こす大外道達成。
日ハムも優勝を決めて(リーグで一位が一番強いのです)、この日の札幌は
何か大きな力に祝福されているかのようなお祭り騒ぎだったかと思う。
(そんな中で観客動員明と暗などと馬鹿に過ぎる煽りをくれる
 ニッカン担当記者の乏しい感性には呆れを通り越して哀れみすら感じる)


強きの足を引っ張り、弱きを叩きのめす。
まずこういう事が出来ないと、昇格を語ってはいけない。
「死にかけの相手の息の根を、確実に止める」という戦いが出来るようになって
初めて薄氷の一点を守るだけの余裕が出来るのだ。

大勝が続いたとは言え、今はまだ発展途上。
ギリギリの試合で「攻めろ!」「走れ繋げ打ちまくれ!」と後を押せるように
これからの試合も無駄にする事無く戦い続けて欲しい。
サポーターとしては、揺ぎ無いスタイルを貫徹出来る様、前向きに戦わせたい。


追伸
ゴール裏の襷があるような場所で、
自分とこの選手や審判に下らない(笑えない)野次ばっか飛ばしてる人は
やるなと言っても無理だろうから、せめて場所を変えてやって下さい。

posted by アラブ |19:36 | 観戦記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年09月16日

夢がモリモリ:第37、38節 山形、神戸戦

俄然厳しい状況になってきやがったが、だから何だ。
厳しい状況≒可能性がゼロではないだったらイケるぜ!

山形戦はいいゲームだったと思う。
昇格云々で言えば勝つに越した事は無いし、勝てるチャンスもあった。
(・・・負けるチャンスもあった)
ただまぁ、山形とがっぷり四つに組んで、西谷と佐々木の差し合いが見れたり
こっちがヘロヘロになってて「そんなん試合じゃねぇよ。嬲り殺しだよ。」
みたいな悲しい気持ちにならなくて済める程には実力がついてるなと
そんな事を山形駅周辺で飲みながら思った試合であった。

(この状況での引き分けは近年稀に見る大スペクタクルの幕開けなのだが・・・)

ところで山形名物といえば、さくらんぼと芋煮と思う御仁も多かろうが
冷たい肉そばが美味しい。
冷やしラーメンつーのもあるが、個人的には肉そばのが食い甲斐があると思う。
是非チャレンジして頂きたい。二日酔いにも良いかも。



神戸戦
例によってスーパーウイング(ウイングスタジアムのキャラクター。ヴィッセル関係無し)
がアウエー側にも愛想を振りまく波乱のスタートであったが、
そこは幼子がウイングを泣かせるという下克上で圧勝。

試合は山形戦よりは聊か「実力」の差が出るような前半で
「点が取られなくてラッキー☆ミ」って感じだった。
特に三浦淳はスゲェ。流石に代表だけはあるわ。と思ったら
そのプレイで怪我してたのは気の毒だった。

後半は林のファンブルが出たが、それまで頑張ってたし
それでどうこう言うのはおかしい。仕方無いと思う。所謂ハプニングの一点だ。
その後フッキが取り返して、両者足の止まった状態で数回押し込んだが引き分け。
こっちはぶっちゃけ 勝ってた と思う。まぁでも結果は結果だ。

試合の感想としては、
「ああ、何となくこれからの札幌の役割が見えてきやがったぜ!
 み な ぎ っ て き た ぜwwwwww」
みたいな感じ。
別に諦めちゃいないけど、やれる事を一個ずつやれば
相当今年は楽しめると、そんな事を思った次第だ。
他人を蹴落とす事が出来ないと、他人の上に君臨する事は出来んのですよ。
覇者になりたければ、まずは悪役になれないといけない。
俺はこれからの試合、どこのチームの足も引っ張る(尚且つバーカバーカと嘲笑う)ような、
そんな悪役なコンサドーレになれるようサポートしていくぜ。
ともかく

「目の前でヨソのチームが昇格決定なんか絶対認めねぇ!」

その為にはとにかく目の前の敵を徹底的に叩き潰して勝って行けば良い訳で、
勝って勝って勝った後、シーズン終了後の結果がどうなるかは誰にも解らない。
ともかく明日。浮かれポンチというか3年遅い仙台に現実を突きつける事から始めよう。
レッツバモス!死ぬまでバモれ!
土曜はオールナイトでサッポロナイトだ! 
(ところで畑から百三十年は美味い。ネーミングはアレだが)

(写真は三宮駅前のヴィッセルサポーター。集客一生懸命だった)


posted by アラブの旅人 |02:48 | 観戦記 | コメント(1) | トラックバック(0)

2006年08月26日

ひき潮:第34、36節 仙台、横浜FC戦

さらば夏よ  つらい恋よ  あなただけは 幸せに
 
 
 消えかけた炎は 厚別の夜に眩い煌きを残し
     たくさんの人に見守られ  そっと消えた。
 
    2006年8月26日、俺達の夏が、終わった。
 
 
 
試合に関しては仙台戦は今期最高に近いゲーム。
だけど横浜FC戦は「横浜の方が試合巧者でした」という事で、
怒っても仕方無い事だと思う。
加賀の見事なプレーで先制するも、トドメを刺せず
そうこうしてる内に「いつものように」一瞬の隙を突かれて追いつかれ、
「いつものように」ミスをして負けた。
負けたってのも、一瞬の隙が出来たりするのも問題だが、それ以上に
「追いつかれただけで自らの形を崩してしまい、まともな攻撃が出来なくなる」
って事が特に悪いと思う。
忘れてる向きもあると思うが、2004年から言ってた
「1失点はしょうがないから2-1で勝つサッカー」
が、3期目になっても未だに(精神的にも)出来てないのだ。

ただ何とかしようという気持ちだけは見えていた(空回りしてたが)し、
あの2004年に比べりゃどの試合もまともな試合になってる。今はそれで納得するしかない。
これだけお得感溢れる選手層でよくやってると思う。思え。思おう。
超絶ネガティヴな事を言えば、無いものを強請っても意味がないのだ。


ただ、敗戦一つで強化の流れは途絶えさせてはいけない。
(どんな流れだよと思わないでもないが)
しかしながら時間も金も人も有限だ。
これらの資源は有効に遣わないといけない。
そこはチームがキッチリ考えていかないといけない。
年が変わったら全員変わる訳じゃなく、
財務的にも人材的にも引き継ぐものは多いのだから。

無限にある、湧き出てくるのは「情熱」だけ。
サポーター(もちろん選手もだが)はそこを絶やしてはいけない。
全くサポートというものは砂漠に水をやるが如き果てしない作業だぜ。

posted by アラブ |21:17 | 観戦記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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