スポンサーリンク

2006年08月13日

四国巡礼地獄旅:第32、33節徳島愛媛戦

「四国で勝つかぁ」
シャツを脱ぎ捨てると、縦じわでよれよれの赤黒タスキを掴んだ。ゴール裏の席で立ち、喉を開く。
既に赤黒タスキを垂らし、皆の心は赤黒勇者の登場を待つ。
タスキを横に拡げて空にかざすと、メインスタンドを掻き分けて、赤黒の勇者がそこにあった。
「札幌、俺達の札幌。共に戦おう。勝利を掴もう。」声に出していう。
「男はやっぱ札幌」
やおら赤黒タスキの脇から、ズルムケ状態のタオルマフラーを取り出す、
手に玉汗をたっぷりかき、逆手でタスキをこね回す、
「(ドンッ ドンッ ドンッ ドンッ)オイッ(ドンッ ドンッ ドンッ)オイッ」
音が俺のサポーター中枢を更に刺激する。
「赤黒たまんねぇ」エンターティナーに合わせて、身体を上下させる。
「夏場の応援にゃあこれだよ」麦茶を吸い込む。
「札幌ッ、札幌ッ、札幌ッ、札幌ッ」右サイドから突破され、敵のポスト直撃に頭の中が真っ白になる。
「林、林」「赤黒の守護神」
頃合いをみてを林コールを叫びだす。俺は札幌のアウエーユニフォームが好きだ。
白い恋人の文字がはらに残り、赤黒の肩ラインをバックに、男女が背併せ、腰を下ろす。
DFは左手でユニフォーム引っ張り、右手でガツガツとFWを押さえる。
二年前最下位だったチームは、J2イチの記録童貞狩りチームになっていた。
「ちきしょう四国で勝ってやりテェよ」最高潮が近付くと、いつもそう思った。
ブラジルをもう一度効かせ、水分を追加すると、男へ向かってまっしぐらだ。
「J1になってやる」「赤黒縦縞ほんまもんの男」
「うりゃ、そりゃ」「カットォーッ、セカンドボールッ!」
汗しぶきを飛ばしながら、クライマックスをめざす。
「愛媛のプレス早ぇぇ!」「ボールが収まんねぇよ!」
前半43分、愛媛DFの奥から激しいうねりが起こった。やがて奔流となり、右サイドを悩ます。
-クロス切りてぇ--ドリブルに備えてぇ-相反する気持ちがせめぎあい、加賀は甘いエリアで留まる。
「きたっ」林は膝を直角に曲げ、それに備える。奔流は堰を切ろうとしていた。
「クロス一発!」「ぶちっ」
西嶋千葉を押し分けて、白い塊がネットに突き刺さる。
真っ白い時間が過ぎ、目の前がJ2中位の現実に戻る。


「後半は男になってやろうじゃねぇか」
後半の選手入場時に、
お前ら昇格する気あんのか?
弾幕を掲揚して選手を刺激する。
スプレーで書いた幕で、プライドの部分を擦った。
ボロボロになった芝生に、ピッチの中の赤黒野郎が顔を歪めた。
パスは、荒れ芝に突っ込み、トラップを阻んだ。そのまま腰を落としももを割る。
「赤黒の勇者最高だぜ」声に出す言葉で、自分を挑発する。
「俺達の誇り 赤黒の勇者 勝利を目指し さあ行こうぜ」「俺達と熱くなれ 赤と黒の縦縞の為に」
辛抱たまらなくなって、玉汗を拭き取る。右手に汗たっぷりで、左手にタスキを構える。
「ぃよーうっ」ピンチの連続に、口中の舌先へ、野々村節を扱き下ろす。
「オイッ、オイッ、オイッ、オイッ、オイッ」きつめにコール決めたら、暫く歓声が止まる。
テンションが下がり、脳の中を<ざんりゅう>だけが、支配する。
「クソッ、意地ッ、見せろッ」シュートが愛媛ゴールを脅かす度、愛媛DFが玉を弾いた。
先ほど来 揉み続けていたタスキを、ギュッと上方へ引っ張る。
声帯の限界が引き延ばされ、喉がガラガラに突っ張る。右手で周りを煽ると、グリグリと回転させる。
「負けに来たわけじゃねぇんだろう!?」
強い煽りに腰が砕けそうになる。頭を前後に振ると、一層盛り上がる。
バモスを追加し、改めて攻撃を呼び込む。
「オオオオ、オオオオ、オオオオーオーオーラーラッ」一旦止めて攻撃を待つ。
滴る程の玉汗と、二年前によくみた逆境で、いつの間にか藤田入りまくり状態だ。
「サッポロ、サッポロ、男は黙ってサッポロ」「赤黒一本男のサッポロ」
コールが興奮を呼び、刺激が男をくすぐる。
「ロスタイムッ」クロスが入る。相川のシュートはGKが弾く、
「ラストワンプレイッ」CKが弾かれ、どうしようもなくなってくる。
「試合終了ッ」反り返ったり項を垂れる赤黒を、渾身の力を込めて出迎える。 
「ふざけんじゃねぇ、こっちゃあボランティアで来てんじゃねぇんだよ!」
「ホントに昇格してぇのかよ!やる気が無いなら辞めろ!」
「いつまでそんな試合やってんだ!目ぇ覚ませっ」
<乱入し兼ねない勢い>の姿勢で、皆叫んだ。押し寄せる怒りは、もはや留まることを知らない。

「次に向けてトレーニングしていく」
いつもの決め言葉で、コメントが終わる。そのいつでも誰でも一緒なコメントに腹が立った。
やがて松山二番町に赴き、グビグビとヤケ酒を飲む。
こんな試合が続けば、次第に覚悟が整ってくる。


緊張を解いて湘南と徳島と愛媛の戦いを振り返る。
・・・来年もまた四国の世話になるだろうぜ。よろしくな。

<原典>ガチムチ六尺兄貴のガイドライン(18禁の為リンク無し) 
(追記に普通の感想)

続きを読む...

posted by アラブの旅人 |02:56 | 観戦記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年08月05日

三都物語2nd:29、30、31節草津東京湘南戦

諸君らの愛したみちのく食品は去った!何故だっ!?


大人の事情って大変だ。

草津:文字通り「勝ったな。風呂でも入るか・・・・ いいお湯だった。アレ?」
   っつー試合。上里は凄いね。元気も良くやった。
   草津の執念に完敗。つーか負けてんじゃねぇよ糞が。
東京:いや本当にタフな試合だった。緩いと言っちゃ失礼だが、
   東京もガチガチに前線プレスかけてくる所じゃないから助かった。
   相手が柏とかであの流れだとヤバかった。
   大塚と曽田が喧嘩したそうだが、現地に居ると何も解らなかった。
   もっともっとヤリ合えばいい。必死さが伝わってこないんだ。
湘南:お前ら髪剃れ。ざけんな。
   緩いプレスに走らない攻撃。
   2004年でもあんな酷い試合はそう無かった。
   強いとでも思ってんのか?攻撃はいいかも知れんが、DFの酷さはJ2中位以下だ。
   今の順位はハッキリ言って当然と思えるそんな試合。
   もういい加減クラブは選手を甘やかさないで欲しい。
   それはサポにもいえるが、そんな事言っても詮無い(自覚の問題なんで)ので
   ここでは特に言わない。フロントは仕事をしろ。


かなり厳しいのは解っている。
でも目の前に試合があり、数字上の可能性はまだまだある。
諦めてちゃいけない。そんなもん俺が猪木だったらビンタだ。
「出る前から負ける事考える馬鹿いるかよ!」(シャイッ!)
闘強導夢張り手だよ。徳島鳴門張り手、愛媛張り手だよ。
あと夜遊びするなら四国には気をつけろ。
なんつってもコンビニATMなんかねぇからなwwwww

しかめっ面してれば勝ちがよってくる訳じゃないけど、
確実に緩んでるチームを引き締める事は必要。
徳島では、過去数度の試合のような観光気分は許されない。
頑として勝ちだけを狙い、捻じ伏せる。ギリギリで拾ってもいい。
とにかく欲しいのは勝ち点3。それだけを念じて行きたい。
つかいい加減四国で勝たせて美味い酒を飲もう。


※告知
「ゴール裏総プレミアキャンペーンは、
 ゴール裏総野々村キャンペーンに変更になりました」

野次と溜息をゴール裏からなくすべく、色々悪戦苦闘してきましたが
もうみんな駄目なんだとわかった。高望みをし過ぎだと理解した。
かみ殺す事も出来なければ、外人っぽく振舞う事も出来ない。
なので、今後は「野々村」になる事で解決をしようと思う。

やり方は簡単。
なんか気になるというか、そういうプレーが出たら
「・・・ぃよーぅ」
これだけでいい。
騙されたと思って是非やって頂きたい。
ゴール裏で試合中に溜息ついたり野次ったり、いい加減やめよう。
みんなが野々村になれば、或いは選手も「うわ!ノノさんがたくさん見てるよ!」
と思って、90分走りきるかも知れない。是非試して頂きたい。

posted by アラブの旅人 |11:19 | 観戦記 | コメント(1) | トラックバック(0)

2006年07月21日

三都物語:第26、27、28節愛媛柏鳥栖戦

NintendoDS は遠征の時に重宝するNE☆(google広告実験)

愛媛戦:悪い内容ながらもまぁ勝った。正直収穫は無かったと思う。
柏戦:あんなに熱い試合も無いなと思うぐらいかっこいい試合だった。
   華麗に4点取る試合より、泥臭く一点を守り切ったり
   泥臭く追いついたりする方が、心は燃える。凄いぞコンサドーレ。
鳥栖戦:思い出したくも無い。ダサいぞコンサドーレ。
    博多駅筑紫口そばの養老の滝はサッポロビールだ!
(こんなの書いても意味ねーや!だって来年博多にゃこねーもんな!グハハ!
 とか笑い飛ばしたかった情報)

今後を考えると、鳥栖戦では中山に結果を出して欲しかったが・・・叶わず。

色んな事を考えさせられた3戦だった。
胸のすくような試合が見れたら、
現地に行った鳥栖戦ぐらいはちゃんと振り返ろうと思う。

フッキが居なくなったら謙伍に過剰な期待をしなければいけない。
そんな情けなさMAXの現状を控えのストライカー
(と言うか登録がFWなだけの選手達)
はどう考えているんだろうか。

自分の為、チームの為に維持を見せて欲しい。
今の草津は物凄く戦闘集団としてのメンタリティをもっている。
2失点でチームが切れるような状況じゃ、足元を掬われるのではなく
正面から負けてしまう事も考えられる。

浮ついた気持ちを立て直せるように、ガッツリ決めてもらいたい。

posted by アラブ |22:08 | 観戦記 | コメント(3) | トラックバック(0)

2006年07月08日

喉元過ぎれば熱さも忘れる:第25節湘南ベルマーレ戦

平塚は暑かった。札幌のプレーはヌルかった。
平塚は勝ちたかった。札幌は勝てると思っていた。
平塚は諦めないプレーをした。札幌はあっさりしたプレーをした。



たかが4つ勝っただけで、根拠も無く次も勝てると思ってる。
たかが4つ勝っただけで、11戦勝てなかった事を忘れてる。
上まで10点以上勝ち点で離されてるのに、この一試合に集中出来ない。

社会人は同じ失敗をしたら呆れられます。

一回言った事は覚えて貰わないと、そこまで面倒は見れないと言われます。
何となく勝てるんじゃないか。という空気に満ちたスタジアム、ゴール裏。
今年だけでもドーム開幕の水戸戦、愛媛、GWの水戸なんかがそうでした。
去年も入れたらどんだけこんな事があったでしょうか。嫌になります。
こうやってどんだけ苦い酒を飲んだでしょう。嫌になります。
(いや、酒はいつでも美味しく飲むけど)

俺達ヌルけりゃまず負ける。それが札幌の宿命。受け入れよう。
「抜かったな!札幌!」
「札幌、君は良い動員だった。が、サポーターのヌルさがいけないのだよ。
 生まれの不幸を呪うがいい」

ガルマは生まれの不幸を呪う前に、ガウを木馬にぶつけようと最後まで足掻きました。
俺らはどうしましょうか?ガウが無い分、気持ちを選手にぶつけるしかないと思います。


ホントに引き締めていこう。
上への勝ち点差はあまり言いたくないが、結構絶望的なもんですから。

いっそ弾幕ガーンと作って、
「去年の2nd仙台戦と最後の甲府と、
 今年の水戸2つと愛媛と湘南を忘れんな!」
とか書いとくか。
これぐらいせんとみんなすぐ忘れちゃうんだよきっと。
でもやり過ぎるといつぞやの柏みたいに(さながら座敷女のように)なっちゃうので自制は必要か。


おまけ
今日のお勧め映画「メメント忘れんぼだと大変ですよ。という映画。(違う)



posted by アラブの旅人 |02:00 | 観戦記 | コメント(0) | トラックバック(1)

2006年07月02日

死亡フラグ:第24節東京ヴェルディ1969戦

今となっては詮無い事ですが、
昨今よく言われる「死亡フラグ」について考えてみたいと思うのです。

ご存知の通りコンサドーレ札幌は、嫌になるぐらい
「連勝中の浮ついた雰囲気」「連勝記録への期待、渇望」「負け」に直結します。
この試合で4連勝した札幌ですが、湘南戦に向けて、チームを取り巻く環境の中に
そんな「死亡フラグ」(≒「負けフラグ」)を立てるような事はなかったか。
それを探してみたいと思います。

(この試合自体は大変に良いもので、守備が破綻する事も無く、
 相手の攻撃を水際までそれほど持ち込ませる事無く防いで、
 攻撃においては中盤をシンプルに繋いでスペースを作ってフィニッシュにも ってく。
 みたいなカッコいい、小気味良いサッカーをしてたように思います。
 あとヴェルディの斎藤vs芳賀の真性ヤンキー気質溢れる
 「ガンのくれ合い飛ばし合い→斎藤が緊張感に耐え切れず敗退」は
 現地で見ていたら恐らく失禁するほど興奮したと思います。)


おだつと負ける!札幌死亡フラグを立てた記事一覧

札幌4発、強さ本物 東京Vを完封4連勝、5位浮上
(攻守ともに軸が定まらず、グダグダ感溢れるチームをボコったぐらいで
 10戦勝ち無しのビハインドが消える訳でもないのに「強さ本物」
 ・・・おだってます←最近意図するところを知りました)

3試合連続上位撃破 信頼と自信攻守一丸
(湘南に負けた今とあっては腹立たしいほどの美辞麗句。
 期待を打ち砕かれる事に慣れた、さながら賽の河原の石積み童のような
 生粋のドMであるところの札幌サポーターは、きっとこの文面を読んだ時
 何かいい知れぬ「悪寒」や「嫌な予感」を感じたのでは無いでしょうか?)


繰り返しになりますが、東京Vとの試合は緊張感もあり、
「負けられない」「勝たなければいけない」という雰囲気があった試合でした。
ただ、敢えて言えば持っていた危機感を予期せぬ大勝で霧散させてしまったのかもと
そう思わない向きもなかったのです。

真に勝つチームになるなら、こんな大量得点の後に
「これはこれ。次は次。」
と、選手もサポーターも報道も切り替えていかないと
いかんのだと思います。
上位との勝ち点差はまだ絶望的なほど開いているのに、あっさり浮かれる。
こんな体質を何とかせんといかんと思った一週間でした。

繰り返しますが、試合は良かったです。
ただ、東京ヴェルディはJリーグ開闢以来の超変態的昇格フェチ「マルクス」を獲得しました。
次の東京戦では、何も出来なかった西が丘の悔しさを忘れず
サポーターがガッチリ緊張感を作っていかないといかんと思います。

posted by アラブの旅人 |19:23 | 観戦記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年06月23日

愛のメモリー:第23節横浜FC戦

(※注:本エントリは、「色黒テカテカハリのある声精力絶倫」になり切ってお読み下さい)


曽田甘いマスクに 相手はまどろむ
天使のようなその微笑みに 敵は立ち止まる

曽田に正也のクロスが やさしくゆれ動き
トゥイードの上を ためらいがちに 超えてゆく

美しい曽田雄志 かぎりない曽田雄志
この胸のときめきを あなたに
札幌に大切なのは バモり続けることだけと
あなたはおしえてくれる・・・


曽田は風のささやき ゴール裏は目覚める
子供のような瞳を向けて 喉をからせるよ・・・

そっとボールを持てば ゴール裏は阿鼻叫喚な
不敬な悲鳴が 本物も知らずに ゆれている




美しいヘディングは マークさえ置き忘れ
ロスタイムにゴールネット 揺するよ
この試合に大切なのは 勝って帰ることだけと
あなたはおしえてくれる・・・・


美しい曽田雄志 かぎりない曽田雄志
この胸のときめきをあなたに
私に死がおとずれて 星になる日が来ても
あなたと離れはしない

アッー!アッー! アアアアッー! ・・・・・


続きを読む...

posted by アラブの松崎しげる |22:37 | 観戦記 | コメント(5) | トラックバック(0)

2006年06月18日

君死に給う事勿れ:第22節ベガルタ仙台戦

君死にたもうことなかれ あゝサポヲタアよ君を泣く 
君死にたもふことなかれ 北に生まれし君なれば 
親のなさけはまさりしも 親はマフラアにぎらせて 
死ぬまでバモれとをしえしや 仙スタでバモって死ねよとて 
二十九までをそだてしや
--「君死にたまふこと勿れ」
(仙台泉中央包囲軍の中に在るサポーターを歎きて)



・・・・・・・勝てるなら死んでもいいんだよ!!

(尚、本稿は原典の意図するところを否定するものではありません)

とにかく気持ちが入ったゲームだった。サポーターも選手も。
飛車角抜きと言ってもいい仙台相手に、
非常に危険なシチュエーションが目白押し。
シュート数ではなく、決定機という表現で言えば、
数はどっこいどっこいor向こうのが多かったんじゃないだろうか?
結果は出たけど課題はいまだに山積みと言える気がする。

でも、勝った。
札幌が二点取って、仙台に一点も取らせず勝った。
それが結果。
結果オーライという訳じゃない。勝ちたい気持ち、勝とうとする気持ちが
相手の決定機(主に前半に数本あった相手FKに対するノーマーク他)を
悉く弾き飛ばしたんだと信じている。
・・・・そうに違いない。そうに決まった!

次は横浜FC戦。
まぐれで首位を脅かしているだけじゃねーの?と舐めてしまう向きもあるが、
何気に強烈なキャプテンシーで若い選手を引き締めているいいチームだ。
まぐれで首位になれる程、
「世界一のクソ地獄、13チーム4回総当りのJリーグディヴィジョン2」は甘く無い。

つまり相手は自分達より強い。・・・だが、勝つ!
上記を肝に銘じて、水曜の三ツ沢に臨んで行きたい。いや、行く。行こう!

横浜戦の翌日も仕事だが、美味い酒を飲もうじゃないか!


posted by アラブの旅人 |22:34 | 観戦記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年06月11日

運も実力の内:第21節徳島ヴォルティス戦

徳島戦の感想
・先制点はオウンゴール(しかも相手を2人介する超幸運)
・逆転された二点は両方とも言い訳できないゴール(同じDFが2回マークを外した)
・同点に追いついたのは賛否あるであろうPK判定とやり直し判定。
・3点目はすばらしい。
・4点目もすばらしい。
・とにかく勝つのはいい事だ。
・勝ったらやっぱり祝勝会。銀河高原ビールは美味しいな。
・新宿駅の終電は案外早く、0時30分ぐらいで大体終わる。
・漫画喫茶は便利だね。

プレスが利かないのは相変わらずで、
正直言って去年や今年前半はなんだったのかと思う。
労を厭わない素早い第一歩が札幌の強み(というかそれ以外でのストロングポイントが無い)なのに
ここ最近の試合は「やれるならやってみたまえよ。我等札幌がお相手しませう」
みたいな分不相応な驕りみたいなものが見て取れるぐらい緩慢。
土曜の試合だって、結局は相手がアレだったから試合になったようなもんで。


弱気はいけないので、良かった点を探す。
・砂川の裏を狙う動きがとても良い。やっぱ砂川は使われるタイプ。
・西谷がゴールを狙うと本当に楽しい。
・千葉は右ストッパーだと結構安定。左は本職じゃないんだな。
・フッキはPK蹴るのやめて下さい。
・西嶋が溶け込んでいたが、去年の徳島戦みたいにもっとガツガツ行ってくれ。
・川崎はDFがザルだが、数的優位とかだと中々良いことをする。
(つまり勝っている時しか使えない・・・?)

仙台相手にもラッキーが続けばいいんだけども、
ラッキーに頼らない、ガツガツ一歩を踏み出す(ついでに相手の足も踏む)サッカーを
なんとか仙台で見せて欲しい。見せやがれ。
ここから一つ一つ勝っていけばいいのだ。
どんな結果が待っているにしろ、一試合一試合を大事に、丁寧に勝つ。
これを繰り返せなければ、今年のこれからにも、来年にも、つながりはしない。


追伸
祝勝会で「世界の山ちゃん西武新宿二号店」に行ったのであるが、
札幌店では黒ラベルだったビールが、東京地区ではモルツだった。
札幌在住の皆さんは、もっとサッポロビールが飲める喜びを知るべきである。
(とは言え銀河高原ビールが飲めるので、それほど苦痛ではなかったが)

posted by アラブの旅人 |19:12 | 観戦記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年06月08日

いい事ばかりはありゃしない:第20節ザスパ草津戦

いい事ばかりはありゃしない
鳴門じゃ徳島につかまった
タイムアップが来ないのと 柏が逆転かけてきた
勝ちが見たくて ゴール裏でバモるだけ

3連勝ぐらいで笑ってりゃ 引き分け逆転 泣きっ面
かわいそうに西が丘でも 勝てないし
厚別で勝つような柄じゃない
勝ちが欲しくて ゴール裏でバモるだけ

昔に比べりゃボールも持てるし
ちょっとは強そうに見えるのさ
だけど忘れた頃にヘマをして
水戸にやられて 苦笑い
勝ちが見たくて ゴール裏でバモるだけ

聖地厚別の映像でバモバモ
4失点あたりでゲロ吐いて
すっかり頭も剃り上げちまった
涙ぐんでもはじまらねぇ
勝ちが欲しくて ゴール裏でバモるだけ



3戦連続2失点で前橋に着いた
背中丸めて帰り道
何も変わっちゃいない事に気がついて
坂の途中で立ち止まる

勝ちが見たくて ゴール裏で バモるだけ




去年の清野が居ればね と
なんだか 弱気に なってきた

勝ちが欲しくて ゴール裏で バモるだけ

posted by アラブの旅人 |01:01 | 観戦記 | コメント(2) | トラックバック(0)

2006年06月06日

同点詐欺2nd:第19節モンテディオ山形戦

不満は山ほどあった。
柏戦で見たもんって何だったんだ?って悔しくなった。
ネガな事をツラツラと書き連ねようと何度も思ったし、
試合の後「世界の山ちゃん」で飲んだ時なんか、
サッポロビールを拒否して、銀河高原ビールばかり飲んでやった。
(こ、これは不良だぜ!でも美味い!マジで。)

でも、でも、こんな熱いもん見せられたらよぉ、
男の子ってもんはビンビン来るだろう!?

ああ解った。解ったよ。
こんなちょっとした凹みで批判的というか、かなりネガティブになってた俺。
・・・馬鹿だったぜ。

そう。勝負がかった年でこんなグダグダを平気でやる。
ギリギリに追い詰められるまでは何もしない。出来ない。
本当に手遅れになりかけて、初めて命の炎を燃やす事が出来る。

それが、それが、そんな多重留年学生みたいな駄目さ加減が札幌!

ああそうだ。そんなに言うならついて行こうじゃねぇか!
ゲージは3本溜まった。あとはウメハラもビックリの大逆転かませばそれでいい。
やるぞ!うおおおおお!!!!!!!

posted by アラブの旅人 |23:49 | 観戦記 | コメント(2) | トラックバック(1)

前へ