2010年11月08日
どうしてこう見通しが甘いのだろうか。
こんばんは、ストーブリーグが近づくと活気が増すイヤなブログへようこそ(苦笑)。 さて、まずはこちらの記事を。 おなじみニッカン様です。 札幌は寒いよ~強化費1億円カット とまあ、J1昇格失敗のツケで、毎度のごとく強化費が減額になるという話です。 その中から、 >原因はホーム試合減少にともなう興行収入の予測にずれが生じた点。 >今季予算は、ホーム試合が8試合減少しながらも同収入を前年比 >112%と予想。 という点ですね。 成績が伸びないから客が入らなかった、というのもあるでしょう。 そして、ゴン中山効果をあてにしたのもあるでしょう。 (あれ、予算作成と時期はどうなってんだろ) てか、ホームで8試合試合が減るのに増収見込みって、近年の観客動員数減少から考えたら甘いというか、ちょっと考えられない見通しのような。 本来的には2010年度からすでに強化費を落としておかねばならなかったのだと思います。 さらに。 >クラブ側は >「昇格を目指さないわけではない。現実にその額でも達成したケースもある」 >と、あくまで育成型への方針転換は行わない方針だ。 まだこの人達は五段階計画の3か4にいると信じているのでしょうか。 「補強はしない、だが昇格は目指す」 と、ある意味では、 「やるからには優勝!」 というぐらいの強気の方がまだ生温かい目で見ることができるような(笑)。 とりあえず来季の補強ということで、 ユースですでにリーグ戦にも出ている三上のトップ昇格、 そして今日発表になった、室蘭大谷のDF櫛引の獲得、 と、動いてはいるみたいですね。 ダニルソン売ってもう二人ぐらい高卒とかユースから引き上げればいいと思います。 足りなかったら大伍も売ろう。 とりあえず、このフロントの見通しの甘さがすごく気になる記事でした。
posted by zaitaku |16:31 | コメント(4) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:どうしてこう見通しが甘いのだろうか。
コンサの札幌って、サッカーも経営もどっちもわかってないようには見えますよね。
山形はフロントにも鹿島の人を入れて、フロント面にもテコ入れをした、とかなんとか。
そんな記事も見たことがある気がします(うろ覚えなのでウソかもしれません)。
ちなみに日ハムの社長は元々セレッソの人間で、欧州のクラブ経営なんかを勉強した人で、
コンサでも活躍した梶野さんをGMにして、結果を出した功績があるとか(これもうろ覚え)。
名古屋とか横浜FMにもいいGMがいるようなことを聞いたことがあります。
そういうチームって、ちゃんと若手がバランスよく出てきますよね。
現場で使い方に困るほどw
そういう『全体を見れる人』がいるとまた違う気がしますなぁ。全部うろ覚えでスミマセンw
ま、お金に関しては今年の順位なら減額はやむなしですよね。
順位だけ見れば、来年いきなりJ1昇格ってのはやっぱり非現実的なわけだし、
内容を見ても強くは言えない。
後は少ないお金をどう使うかでしょ。
減ったお金で即戦力にならない若手を買っても、ますます戦力が落ちるのは明らかだし。
使い方まで含めて、きちんとねらいを絞ったピンポイントの補強をして欲しいですね。
元代表候補とか、前期~得点とか言っても、コンサでそれと同レベルの力が出せるかは謎なわけで。
好き勝手やらせても結果が出ないことは今シーズンでわかったわけだしね。
能力を出し切れていない選手を獲得して、ちゃんと発揮できるように役割を振ってあげるのが
金のないチームの生きる道なんでしょうね。
ま、Jに返済不能な多額の負債を抱えながらも、シーズン中に選手獲得しちゃうようなチームもあるわけだし、
そんな恥ずかしい事にならないよう祈ります。
さて、コンサの限られた補強費をピンポイントでつぎ込む先はいったいどこなんでしょう?
posted by C.| 2010-11-08 23:24
Re:どうしてこう見通しが甘いのだろうか。
♪C.さん
コンサのGMってのは2008年の村野さん(しまふく寮の寮監やってた方)が1シーズンだけ務めた、というのしかないようで…。
何でもGM置けば解決するわけじゃないけども、「サッカークラブの経営」に携わって結果を残してきたような人をスカウトする、ってのもまた大事な「補強」ですよね。
とにかくここ数年のコンサは「収入」の部分を誤って見積もっているんですよね(数年に限らないとは思うけど…)。
そして年度途中の急な補強とかで人件費がふくれあがって差し引きしたら赤字…、って黒字にする気がないのか?
とにかく五段階計画の中でも、まずは「黒字経営」をしっかりすることが先決。
これを、成績上げて収益もアップ、とか、人気選手を連れてきて収益アップ、とか見積もってしまうからなぜか達成できない。
企業としてある以上、まずは健全な経営をした上で予算の範囲内でやる。これを守らないと。
>さて、コンサの限られた補強費をピンポイントでつぎ込む先はいったいどこなんでしょう?
うーん、高木と石川の去就にも寄るでしょうかね。
芳賀タイプの守備的MFは欲しいかも。もう芳賀もかなりぼろぼろな気がする…。かといってここをカズと宮澤とかにしたらぼろぼろと…、みたいな。
もちろん彼らが頑張ってくれればいいんですが。
それこそ、「チームの土台」をどうするか、ってまた振り出しに戻っちゃうんですがw
posted by 在宅@管理人| 2010-11-09 21:44
Re:どうしてこう見通しが甘いのだろうか。
ちょっと計算してみました。
単純に、2009年興行収入に試合数比を掛けると
3.55億円×18÷26=2.46億円
予算では、興行収入を4億円と見込んでいるけど、1.5億円ほど削っておけと。
興行費や一般管理費は、すでに最小限に切り詰めてあるはずだから、強化費を削っておくべきだったと。
そうすると、少なくとも選手獲得は控え、レンタル選手も返却しておくべきだったと。(それでも1.5億円には届かないような気がしますが。)
内村、近藤、藤山、高木、中山、石川らのいない2010年コンサが身の丈ですか。うーん、それはそれで、おぞましいことになりそうですね。
やっぱり、「他に削れるものがあるでしょ」が結論ですかねー。
しかし、ダニルソン売却益の半分位をもう使っちまったということなのかな。
難しくてよく分かりません。失礼しました。
posted by TRD| 2010-11-10 09:41
Re:どうしてこう見通しが甘いのだろうか。
再コメ失礼します。
もちろん赤字なのはよろしくないこととして。
今のJリーグ、黒字チームの方が少ないんじゃないでしたっけ?
特にJ2はほとんど全滅だったはず。
目指すべきは緊縮財政による黒字ではなく、スポンサー・観客収入増による黒字。
無い袖を振って周りに迷惑かけるのは最悪だけど、チームが傾かない程度なら赤字OK?w
ま、たとえそうなってもホントに立ちゆかなくなるまでサポーターには明かされないわけで、
そうそうのんきに構えてはいられないけれども、
±0を最低ラインに置くことも無いような気はします。
ま、しばらくデッドライン付近をうろうろしてなんとかチームを立て直すことにはなるんだろうから、
ムリして的はずれな補強して2~3年でクビ、とかいうことさえしてくれなきゃいいですな。
で、重要なのがフロント、という話がしたかったわけですが、
前回出したGM、今のコンサでは三上強化部長に当たるんじゃないすかね。
C大阪の梶野さんも強化部長だし。
要は監督も含めた広い範囲を長い目で強化していく立場の人。
その辺りの視点が監督次第でころっころ変わらないといいなぁというお話でした。
以上、長々と蛇足失礼。
U-18の菅原くんが昇格することを祈る日々です。
posted by C.| 2010-11-10 22:03