2012年05月26日
テレビで見れるのは大体見てますがブログさぼってました
ごぶさたしております。 スカパー!とスカパー!オンデマンドのJリーグパックのやつのおかげで、ほぼ毎試合リーグ戦は見ております。 選手が自信を失っているとかけが人が多くてベストで戦えない、など色々あるとは思いますが、 「個人のスキルの差」 ってのが他の上位チームなんかと比べるとやっぱり差がありますね。 もちろん前田みたいなスキルの高い選手がいますけども。 判断力とかトラップやパスの精度、みたいな基本の差が出ているような。 パスの受け手のトラップが大きくてボールを失う場面、自陣深くで相手に追われて苦し紛れのクリアーがラインを割るとかダイレクトで敵に渡るとか。 J2だとクリアーの半分近くはラインを割る前提で蹴っている気がするんですが、J1だと、とにかくラインを割らずに味方を狙うか、遠く、できればDFの裏まで蹴って相手を下げさせてこちらの時間を作る、みたいな。 今日の広島戦の1失点目の河合のシーンも。 パスの出しどころを探っているうちに二人に囲まれ潰されボールを取られる。 そのまま人数不利でカウンター食らって失点。 もちろんパスを出すのも大事ですが、もらいに行く動作も大事ですよね。 フォローってやつ。 攻撃もスピードがないし、キープに自信がないからなのか、すぐに最終ラインに戻ってやり直しになる。 相手の帰陣が速いこともあるんでしょうけども、攻めあぐねてスローダウンして、結局放り込みしかなくなっている感じ。 前田が怪我で離脱したのに前田がいるときのようなサッカーやってしまうとうまくいかないよね…。 あのJ1で堂々と渡り合えるキープ力があるからこその溜め。 内村も自分が先手で動いているうちはキレがあるんだけど、3手4手と手数がかかっていくうちにどんどんチャンスがなくなっていく。 まあ、この時期でこの勝ち点ならばもう覚悟しなくちゃならないレベルだというのは、みなさんうすうす感じてはいると思います。 口に出す出さないはあるけども。 俺は出しますけど。 こっから残留出来たら「奇跡」だもんなぁ。 他サポさんのツイートで知ったんですが、この節まで来て勝ち点1桁のチームで残留できたのは12チーム(通算)中2チームのみ。 柏レイソルやFC東京のように、チームがばらけず戦力を残したままJ2で一年やり通して再起を図る、ってのがいいシナリオなのかもしれません。 ただ、問題なのはいつもそうだが資金力。選手を残しておけるかどうかの。 前田なんかはクセはあるけど能力の高さは充分発揮しているし、山本なんかも狙われるだろうなぁ。 もしかしたらある程度若手も将来を見越して狙われるかもしれない。 さらには「J1チームへの移籍」なんかがあるとすれば、やっぱり心が揺れるだろう。 J2降格でこの選手規模を維持するのは、いくら若い選手が多いとはいえ厳しいだろうし。ベテラン・中堅の放出は当然出てくるだろうし。 ただ、今季が一つのピークだけれどもユースの選手が着実に育ってレギュラー・ベンチクラスになっているという収穫がある。 もうちょい辛抱すればいいチームに化ける可能性はいつだってある。 クラブの財政力が心許ないけれども、どのように再起を図って今度こそJ1定着出来るようになるのか、フロントには正直そういうパターンも想定しておいてほしい。 奇跡の残留を前提に動いているとろくな目に遭わない、これは間違いない。 過去の借金もフロントの甘さが招いた部分でもあるし。 現場はとにかく残留できるよう1試合1試合戦うしかない。 ではフロントはどうか。 もちろん残留できるようサポートする(補強等)のもそうだが、 リスクマネジメントとして、というか長い目で見て次はどうするか、という指針はちゃんと持っていて欲しい。 10年以上も経ったんだから、そろそろフロントも成長してフロントの基盤をしっかりしてもらわないと。 なんかシーズンオフみたいな記事になってしまった(笑)。
posted by zaitaku |17:43 | コメント(0) | トラックバック(0)