スポンサーリンク

2007年12月03日

【第52節】たった一つのこと約束したんだ

11月11日の鳥栖戦からコンサドーレに昇格確定のチャンスが生まれ、勝てば決まる京都戦をゲーム終盤PKで引き分けに持ち込まれ、お休みで他力だった51節は、これまた京都が終了直前に勝ちを手にしてお預けになりました。
結果的に、最終節を迎える段階で、1~3位が未確定。コンサドーレは東京ヴェルディ1969に得失点差で1位を明け渡しました。

さて、上記を北緯64度アイスランドの首都レイキャビクで知ったのですが、水曜日にレイキャビクをあとに、ニューヨークで1泊。そこから成田経由で試合前日に北の大地へ入りました。

で、試合開始直前、横断幕がゴール裏に用意されたのを見て、「なんだよ人文字ないのかよ」と叫んだのですが、ビックフラッグの下から文字が下半分出てきたときには、すいません泣いてました。

オンリーワン
試合は序盤、札幌は動きが堅く、水戸に攻め込まれ続ける状態。前半11分、コーナーキックから塩沢に頭で合わされ、失点します。このヘッドは体勢を崩しながら何とか合わせたもので、高木がまったく触れないところへ飛んでおり、コンサドーレとしては不運でした。 ところがこの不運がコンサドーレに風を呼びます。前線からゴールキーパーまで目が覚めたかのように躍動し、攻めに転じます。水戸の攻撃は散発的になり、コンサドーレが何度もゴール前まで攻めあがります。前半終了間際、愛媛戦で開花した秘密兵器・西がゴール右からヘッドで中央へ送り、それを砂川が胸でトラップ、そのボールを“めんこいダビぃ”が回転しながらゴール上のネットに突き刺すシュートで同点。 コンサドーレは引き分けでも昇格が決まるのですが、後半も引いて守るなんてことはなく、後半15分、運動量の落ちた砂川に代えて岡本を投入します。未だ若い岡本は、守備にやや難がありますから、これは明らかに攻めの交代。その10分後、西嶋が接触プレーでもないところで足を押さえて倒れこみ、池内と交代。愛媛戦でも大塚が同じように負傷しましたが、もう選手も満身創痍です。 そんななか、勝ち越しはこれまた若手の岡本が起点になります。相手DFとGKの間に「ほれ、走れー」とばかりに浮き球を送ります。これに馬脚を現した(文字通りに)めんこいダビぃが追いつき、背負っていたDFを振り落として、これまたゴール上部のネットに突き刺します。なんであんな難しいコースにシュート打てるヒトがPK外すのかはよく解りません(あ、ウマいからか)。 そのまま、いつもの堅い守りで昇格決定。数分後、多分数十秒間だけでしたが、電光掲示板に“CHAMPION”というサインが表示されました。現場では「やったー優勝だぁ」と叫んだのですが、そのあとに表示された東京Vの試合結果と表示する順序を間違えたのかも知れません。いずれにせよまた泣きました。そのあとのことはよく覚えていません。


続きを読む...

posted by tristar |21:00 | コンサドーレ周辺 | コメント(0) | トラックバック(0)