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2008年03月30日

【08ナビスコ#2】ほんわか室蘭今季初勝利

2008.03.23 13:00@室蘭市入江運動公園陸上競技場
コンサドーレ札幌2-1川崎フロンターレ (0-1/2-0)
'03寺田(川) '74鄭(札) '85西嶋(札)

アウェーのナビスコ柏戦から中2日で向かえた室蘭でのホーム川崎F戦。ジュニーニョ、鄭大世、我那覇にフッキを加えた今年の川崎は、どこかがおかしく初戦東京ヴェルディに引き分けた(この試合は現地観戦していたが、確かにおかしかった)あと、アウェーで神戸に大敗、ナビスコ初戦も千葉にホームで敗戦と未だ勝てない。

対するコンサドーレもGK高木が戻って来たものの、未だ戻ってきていない怪我人がいる状況で、この日はルーキー柴田をCBで起用してきた。FWには来日して初起用のノナトを先発起用。
天気は室蘭らしい冷たい風もなくポカポカ陽気、柏の葉の方が寒かったぐらい。

さて、試合が始まるとたまたまアウェー側のバックスタンドに居たこともあるが、コンサの守備においてゴール前空中戦で異常に高い選手が見える。曽田は居ないのだからこれは柴田で、これはまさしくハイタワーだ。ただ、未だしっかり守備が固まらないうちにCKから失点してまったのは誤算だが。
一方、攻撃の方はノナトがスタンドから見ても「どこにいるのか」状態。居たと思ったらダヴぃと重なっている始末で、いやはやどうも・・・。

川崎が先制したことで引き気味(オイオイ未だ75分以上あるぞ守れるのか、と思った)で、札幌もゴール前まで攻めることができるのだが、そこから先は厚い壁に阻まれる(といって良いミドルシュートがあるわけでもない)。前半終了間際、我那覇が故障して鄭大世を引きずり出した。

後半開始時にほとんど機能していなかったノナトに代えて、西投入。西はクライトンの位置に入り、クライトンが前線へ。円陣が終わってキックオフまでの間、クライトンが西のところへ行き、長々と話し込んでいたのが非常に印象に残る。
あくまでも想像だが、クライトンは西に「ボールを持ったらオレにパスしろ」みたいな事を言ったのではないだろうか。というのも、試合が始まって西がボールを持つとクライトンが下がって貰いに来るシーンが何度かあり、また西の方も「クライトンを探す」という結果、副次的に藤田や砂川(岡本)の居場所が判り、そこへのパス生まれる、という西らしい動きができる様になった。

71分、川崎Fが大橋を下げて久木野投入。これは、「え?関塚それでいいのかよ?」と思いましたよ。だってこの試合、最初から札幌は大橋をまったくケアできてなかった(CBは前のふたりのケアで手一杯、ボランチはサイドのケアとCBとの連携で手一杯)。結果としてこの交代は試合の重要なキーだったといまも思っている。

札幌も藤田に代えて鄭容臺投入。その直後のクライトンのFKがクリアされたのを鄭がミドルシュートを放ち、これが決まって札幌追いつく。こうなると札幌ペースで、84分にコーナーキックから西嶋がアタマで合わせて逆転に成功する。残り時間、川崎Fの必死の猛攻を受けるが、凌ぎきって今季初勝利。
ノナトと柴田という初出場の選手のテストマッチが、今季初勝利という結果で終わった。
柴田は高さ、フィールドワークとも及第点で今後が楽しみな存在である。

試合後に称えあう選手達


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posted by tristar |15:00 | コンサドーレ周辺 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年03月27日

【08ナビスコ#1】柏の葉は雨に濡れて

2008.03.20 16:00@柏の葉公園総合競技場
柏レイソル1-1コンサドーレ札幌 (0-0/1-1)
'56菅沼(柏) '72砂川(札)

いまさらながらナビスコ第1節柏戦@柏の葉観戦記です。というのも、この試合を観た後、北海道へ飛んで、そのまま第2節を観て帰ってきたので、この試合から書き始めないことには第2節が書けない。

話はバスから始まる。

雨の中に早く行っても席は指定席だし、ということで時間調整をして柏駅前からバスに乗りました。近くのレイソルサポの会話(男が専ら話し続け、女はひたすら聞かされる、というよくある構図)。
「札幌はどんな選手がいるかよく判んないけど、アルセウはウチに居たときから、よく言い争いみたいなことしていて、フランサが間に入っていたど、それくらい判らなかったのかな。」
---『はいスイマセン。調査不足です』←ボクの心の中です。
「三浦は超守備的だから、引かれて守られるとウチは点が取れないからなぁ。大宮のときも苦戦してたし。」
---『こっちは石崎ノブリン監督というだけで、勝てないと思うのだけど』
「とりあえず砂川観たい。砂川先発で使って欲しいよな。」
---『さっき来たメールによればサブ。ゴメンね』

スタジアムに着いて、とにかく寒いので「もつ煮」を買ったら知り合い発見。席番見たら隣。初日に札幌で3枚買った人の隣が錦糸町で4日目に買った私ってローソンさん芸が細かすぎ(笑)。てか、売れてないってことか・・・。


前置きが長くなりました。


一向に止まない雨の中、キックオフ。この日の札幌はツートップがダビぃと元気で、クライトンは本来のポジションであるボランチ起用。両サイドは西と岡本。若い二人を西谷・藤田に代えて、DFに曽田が入るとベストメンバーということになるのだろう。前半は守備の意識が高く、両チームともチャンスは作るもののフィニッシュせず。若干、レイソルが有利に見えたのだが、これは多分風上とホームの利で、それほど大きな差があるわけではない。
メインスタンドの上の方から見ていて気になったのは、やはり両サイドの西・岡本。このふたりは若いこともあって、攻守の判断に苦しんでいる様子が見える。特に西はボールを持ったときに、縦へ行くのか中へ入るのか、パスなのかドリブルなのか、ボールを貰ってから「どうしよう」という感じに見える。で相手にあっという間に寄せられてバックパスか奪われるか、になってしまう。岡本は西よりは若干、判断が早く、相手が寄せられる前に鬼のようなスルーパスを出したりするのだが、毎回必ずではないので前のふたりがタイミング取り難い。


失点は後半10分過ぎ。柏から出たロングボールを菅沼と平岡が追いかけ、佐藤優也もペナルティエリアのギリギリまで出てきたところで、風に戻されて失速。GKが取ると思った平岡と手が使えなくて判断が一瞬遅れた佐藤の間に落ち、それを菅沼がループ気味にシュートを打って決まられる。佐藤と平岡がお互いどう声を出していたかは不明ですが、今年の新潟-FC東京の開幕戦で今野が決めたのと同じようなゴールで、これは諦めなかった菅沼が偉い、というゴール。風上なのが逆に不利になってしまった。


点を取られた後は柏のペースになってしまい、三浦監督は後半25分過ぎに西→砂川。その直後、サイドの高い位置でボールを受けた砂川が、すぐ相手DFと1対1の勝負に出て抜き、そのまま教科書どおり対角線上のゴール隅にシュートを打って同点。やっぱり左サイドは西よりは砂川という気がしました。いや、別に西がダメというのではなく、去年の愛媛戦でもそうでしたが、途中交代で課題を絞って出せばいい動きをすると思います。先発だとゲームが始まってから自分で課題を見つけて、プレイしなければいけない。その部分に未だ若さが出ている気がします。

同点になったことでレイソルも本気を出さざるをえなくなり、直後に李忠成投入。しかしこの後の試合展開はグダグダのJ2モード(つまり中盤がない)で、そのまま試合終了。柏としては怪我人続出で本来のベストメンバーでないところに、前半早々DFが怪我をして古賀正紘を投入するもこれまた怪我でハーフタイムで交代と、選手交代をディフェンシブに使うしかなかったのが、最終的に勝てなかった誤算に繋がったのだろう。札幌のサプライズは岡本→石井の交代で、石井が準備を始めたときはてっきり元気交代と思ったら、交代は岡本で、石井がそのまま岡本の位置に入ったのはビックリした。

試合終了のホイッスルが鳴ると、千歳行きの最終便に乗るべく速攻でスタジアムを後にしたので、選手が挨拶に来たときのゴール裏の様子は見ていません。

50' こうやって見ると惜しい


posted by tristar |23:35 | コンサドーレ周辺 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年03月17日

京都vs大宮

今節はホームに行けなかったので、西京極で京都vs大宮を観ました。他所のチームの話なので、写真はなし。

試合展開を簡単に説明すると、前半に吉原宏太のゴールで先制する。このゴールはGKと1対2の局面で阿波踊り藤本からのパスを受けたのだが、オフサイド臭いパスでした。副審が藤本の突破に追い付いていませんでした。

後半開始早々、ゴール前の混戦から柳沢の足元に“急にボールが来た”のをとりあえずゴールの方向へ転がしたら、コロコロコロという感じで入って京都が追いつく。
試合を決めたのは、後半の半ば過ぎ、大宮のゴール前からのクリアを渡邊大剛がミドルレンジから豪快に振り抜いたボールがゴール左上隅に吸い込まれたシュート。このシュート自体はある意味「事故」に近いものだが、後半に入ってからは京都がゲームを支配していたことから生まれたチャンスだった。

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posted by tristar |12:55 | フットボール周辺 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年03月08日

【08J1#01】ほろ苦いJ1開幕

2008.03.08 16:00@県立カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズ4-0コンサドーレ札幌 (0-0/4-0)
'50新井場(鹿) '64新井場(鹿) '70マルキーニョス(鹿) '89佐々木(鹿)

待ちに待った2008シーズン開幕。初戦のカシマは2002年、降格が決まったスタジアム。あの時ボクはここにいなかった。つまり今年がはじめてのカシマスタジアムとなる。

カシマスタジアム
                        =横縞大応援団= 鹿島アントラーズは前週のゼロックス・スーパーカップ広島戦で、岩政と大岩の2人のDFが退場し、この日は出場停止。代わりに出てくるのが、伊野波と中後なのだから、札幌からすればうらやましい選手層ではある。 結論から言えば、2度もPKのチャンスをものに出来なかった相手に負けるのは悔しい。ただ、前半は曽田がいない状況で守備陣は機能していたし、後半途中からFWとして入ったクライトンはキープ力で他のコンサドーレの選手を超える能力を示した。 少なくとも、2002年の開幕戦、広島ビックアーチで味わったほどの絶望感は感じなかった。 まぁ、J2優勝とはいっても、強化費最低クラスのチームで昨季優勝チームと勝負するのは、容易いことではないということだろう(勝てる可能性がゼロとは思っていない)。


posted by tristar |22:03 | コンサドーレ周辺 | コメント(0) | トラックバック(0)