2006年06月08日

理想と現実の・・・草津戦に思う

平日の前橋の試合なんて2度と行く機会ないだろうと、午後から会社休んで行って来ました。4月からかれこれ2ヶ月近く勝ち星から遠ざかり、目下10位、下の3チームはここ数年の間にJ2に加盟したクラブばかりになっています。

3年計画の3年目、今年の目標は昇格圏内、最低でも3位が求められているのですが、現実はこの状態です。最下位草津との対戦にあたって、この試合はひとつのキーになると思っていました。


17時半ぐらいに群馬県立敷島公園陸上競技場に到着。となりのサッカー・ラグビー場は2度来たことがありますが、陸上競技場は初めて。メインスタンドMゾーンアウェイ側は陸上トラック併設の割には見易い。コンサの応援は既に100人ほど入場済み。



19:04、コンサドーレのキックオフで試合が始まりました。


前半は見ていてかなり退屈な展開。札幌の選手からは、気迫のようなものが感じられない。どう見ても淡々とプレーしているように見える。開始早々、千葉が削られて足を傷め、12分で池内を投入。それでも何度かあったチャンスはことごとく枠外へのシュートで終わる。ロスタイムはなく、あっけなく終了。前半が終わった時点で私が感じたのは「やる気あんのか、オイ!」でした。前半、枠内シュートは皆無と記憶しています。

後半、相変わらずマッタリとしたペースで始まるが、次第にザスパ草津が攻める時間が多くなる。前半はサイドを破られても、その後の精度が悪かったが、後半は調子が上がる。特に中盤で中井・チカといった選手が持つと、効果的にディフェンスが出来ない。とっくに点を取られてもおかしくない展開だったが、林の好セーブもあって辛うじて抑えていた。林は好セーブもあったが、DFとの連携があわず、不必要な飛び出しもあり、思わず「林の飛び出しに注意」と口に出した。

でも結局は相変わらずのセットプレーで失点。コンサドーレのコーナーキックでは得点の匂いが感じられないのに、相手のコーナーキックでは失点の匂いが毎回感じられる。

その後、西谷投入で上手くボールが回るようになり、前半とは見違えるような試合内容に。立て続けに2点とって、明るい未来へ導く光が見えたと思ったのだが、O・Gで自滅。O・Gは仕方がないにしても、そこへ繋がるドタバタ的守備はもはやなんとも言い難い。

引き分けのまま試合終了。

さて、この試合を観ての感想は、率直に言って「今年の昇格は無理」です。こんな試合をするチームが昇格しちゃイカンし、昇格できるほどJ2は甘くないです。昨日の試合が仮に2001年のように「残留」が目標なら、アウェーで勝ち点1を得たいい試合と評価できますが、「昇格」が目標なら見方も変わり、勝ち点2を失った試合です。

このところ監督の評価は「練習の成果が上がっている」「やるべきことは出来ている」とポジティブなものですが、その言葉の裏が見えるような気がします。昨日の選手を見ていると「言われた通りにやっている」あるいは「言われたことはやっている」という感じを受けます。与えられた事だけをやっていればいい会社勤めの新人では彼らは無いはずです。勝つためには、言われた事のひとつ先を自分で考えて実行する必要があります。会社勤めでも5年目10年目となれば自分で判断することが求められます。

監督交代論もありますが、今の状態を見ると、監督代えたところで選手が変らなければ同じでしょう。

とにかく、サポーターを辞める訳ではないですが、今年はもうダメだと思いながら今後はチームを見ていきます。願わくば、予想が裏切られることを!

posted by tristar |13:10 | コンサドーレ周辺 | コメント(0) | トラックバック(0)

スポンサーリンク

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.consadole.net/tristar/tb_ping/49
コメントする