2007年12月13日

PlayじゃないBack2007

先日、試合で振り返る2007年はやりましたので、試合ではない外側(アウトサイド)で振り返る2007年です。

時計の針を一年戻すと、「新潟にも勝っちゃたよ。次は甲府?、そりゃロスタイム3失点の借りを返すぞ!」になりますので、11ヶ月ほどにしておきます。

2007年体制を迎えた段階で、3年間続いたヤンツー監督から、みうみう体制へと移行します。この新監督就任が公になった段階で、「おいおい三浦って4バックだよな。大丈夫か?」という反応がサポーターから出ました。やはりあの2002年はトラウマとして残っており、我々は「コンサ=4バックはダメ」という思い込みが出来上がるくらい、2002年はショックが大きかったということでしょう。

加えて、新戦力となる外国人のうち、同じJ2のセレッソ大阪からブルーノ・クワドロスを獲得しました。セレッソは徳重をおなじJ2の京都へ放出(“はなてん”ではない、中古だけど)、「セレッソ狂ったか」と他チームにまで心配されていましたが、結果は皆さんの承知のとおり。
問題は、ブラジルから呼び寄せた“ダヴィ”“カウエ”という2人で、“ダヴィ”はブラジル人らしからぬ変顔。もっともロナウジーニョも変顔ですが、ダヴィは丸いし、立体的だし、サッカーボールに顔書きましたって感じで、オイオイでした。カウエは顔はまともなものの、名前がどーも“COWCOW”という大阪で中途半端に売れて、東京進出したら沈みっぱなし、という吉本芸人を連想していけません。ま、とにかく、4バックの出来るブルーノを頂きました。大阪はん、おーきに。

で、迎えた開幕戦は京都に惨敗。2002年よりはマシだな、とりあえず。って感じの不安なスタート。ところがその後は勝ちが先行し、4月の東京ヴェルディ戦は3点とって3点取られて1点とって勝つ、というなんだかよく判らない、つまりはコンサの試合では見たことがない試合をやってのけます。
この頃、注目は昇格候補とめされたものの絶不調に陥っていた東京の某J2チームの監督でした。5月の国立での最下位水戸戦ではなぜか他サポが水戸側に多数集結し、水戸が勝っちゃいます(札幌は草津にひっそり負けます)。
で、辞める辞めない、切る切らないで大騒ぎの間に大阪の監督があっさり交代し、首の皮一枚で東京の方は繋がります。クチの悪いサポは「監督切ったらチーム強くなる」とか言っていましたが、「首切ったってどうせコーチ昇格だろ。コーチはあの人だから(以下自粛)」と言っていたのは我々も心のゆとりがあった証左です。

夏に向けて貯金貯金といっていたら、あっさり夏を乗り越え、「行くんじゃね?これ行くんじゃね?」と思っていたら9月に大ブレーキ。もともと選手層も薄いですし、勝てなくなったときに思い切って入れ替えることがし難いのですが、それより三浦サッカーというのは9月の勝率が低い、というかほとんど期待できない。某誌に載った3番と4番の対談でもありましたが、実は8月より7月9月の方がキツイらしく、これは来季以降覚えておきましょう。

おまけに9月にはメインスポンサーの不祥事まで発覚し、サポ一同、天を仰いだことです。とは言うものの、地元はいざ知らず、本州では大阪の某料亭さんの方がいろいろネタを小出しにしてくれたこともあって、「白い恋人が買えない」なんてニュースは全然ありません。大阪はん、毎度。

幸い、メインスポンサーがどっかに買収されることもなく(同じ洋菓子メーカーでありましたからね)、胸に入った商品名も「日本を撤退した外資系通信企業の名前を秋まで付けつづける」というお間抜けなチームの二の舞にはならずに、最終戦で東京のチームを大阪のチームが引き分けに持ち込み、J2ながら「サッカーで優勝したよ」でシーズンを終えました。やっぱり、大阪はん、毎度。


というわけで、来年対戦するもうひとつの大阪はん、よろしゅう頼んまっせ!

posted by tristar |12:59 | コンサドーレ周辺 | コメント(0) | トラックバック(0)

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