コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2011年02月12日

続・心配な数字

コンサ札幌、赤字1億円超 10年決算
(http://www.hokkaido-np.co.jp/news/consadole/272714.html矢萩社長は、10年の当初予算で約23万人と見積もった入場者が約19万3千人にとどまったことや、約4億9千万円と計上した広告料収入が約4億4千万円にとどまるとの見通しを示し、「収入の大幅な見込み違い」を赤字の要因として挙げた。 


動員に関しては、

・1試合平均 1万2,700人
↑ 室蘭&函館、さらに厚別を入れてこの数字はさすがにキツイっしょ…

・ホームゲームが8試合減ったので、昨年比で1試合当たり2-3割多く集客増を見込む予算を組まざるを得ないらしい

と予測していたので、チーム成績がああなった以上想定内だといえる。
(2010年03月26日 心配な数字)

http://www.consadole.net/odo5312/article/2839


大口スポンサーだったニトリのスポンサー料削減に伴う広告料収入の減少を読み切れなかった

この件に関しては、いまだに袖スポンサーが見つかっていないので、フロントの甘さだと言わざるを得ない。
マイナス5,000万はそのまま袖スポンサーのお値段。
お値段以上でも以下でもないニトリの撤退分(苦笑)



で、昨夜から懸念していることを箇条書きにしておく。

・昨年末の選手の大量流出でも感じたのだが、債務超過による選手のモチベーションへの影響

・具体的に書けば、3年連続赤字による「債務超過」はJ1昇格の条件を満たしていない

・つまり、このままの経営状態が続けば選手達がいくら頑張って3位以内に入っても、J1昇格が認められない可能性がある

・この不安を早いうちに解消し、説明を果たす義務がフロントにはある

・選手の移籍金(西&藤田)が思ったほど大きな額じゃなかったとも聞いている

・そうなるとダニルソンももはや含み資産とは言えないかもしれない。Jリーグでなく国外へ高い移籍金で移籍させる方向で考えるしかない

・選手の移籍金は流動的な部分が多く予算には組みこめない

・やはり入場収入とスポンサー料の2本立てでしっかりやっていくしかないだろう

・となると、開幕から勝ち続け昇格争いから脱落しないようにするしかない

・しかし選手の「昇格モチベーション」への影響が懸念される(以下ループ…)

・マスコミの注目点もレラカムイ同様「クラブ存続」「運営会社の危機」に焦点が移っていく気がしている


そこで、発想の転換。

北海道への返済を猶予してもらう代わりに、袖に「北海道章」のワッペンを付けるというのはどうか。

20110212-00.gif
北海道や札幌市、大口スポンサーは一度は減資に応じている。減資&増資の大技は一度きりでもう使えないと言われている。 J1昇格を果たした2008年。児玉社長の時に、株主一律80%減資。一株額面5万円⇒1万円になり、1万円で増資を募り債務超過を解消している。 あとは借金の棒引きしかない。これは倒産企業のやり口でもある。 「公共財としてのクラブ運営」の是非、「持株会&石水氏&石屋製菓で過半数の株」の是非も問われてくるだろう。 袖スポンサーが決まらなければ、胸スポンサーの金額を増やすようお願いするのも一手だ。宮の沢の練習場代込みの金額なんて言ってられない状況だ。 「昇格要件」を満たす事はそれくらい重要なことだ。その前に昇格争いできるのかという点を突っ込まれそうだが。 北海道フットボールクラブの経営危機は、クラブをどうやって存続させるかという問題に移行するだろう。レラカムイが他人事じゃなくなっている。


posted by odo |07:07 | HFC/(株)コンサドーレの経営 | コメント(0) | トラックバック(0)

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