2023年01月03日
ミシャ式とは
新年明けましておめでとうございます 一発目の関東サポーターSの不定期コラム ミシャ式を一言で表現すれば「不安定」 サッカーなんて、バスケや野球と違って、一点差を逆転することが難しいスポーツなんだから、定石を考えたら、ガチガチに守って偶然1点先制したらより守備を強化して、相手が迂闊に出てきたらもう1点加点して逃げ切るのが王道なスポーツなのである。 ただ、試合運びとしては安定性は確かにあるのだけど、こんなのをのべつ幕なしにこれをやられたら、例え勝ち続けたとしても、余程のコアファンでもない限り見ている方が飽きてしまうのは、間違いない。 2点差をつけられてアッドタイムに4-3で逆転勝利なんて、見方を変えれば3点とられた守備が崩壊しているチームだし、実際「いいキーパーにおんぶに抱っこして守る」積りでいる(その証拠に、菅野大谷がいないとき破滅的負け方をしている。得失点差−10はそのせいである)のだろうね。定石から考えたら、後ろめの選手が上がりまくるのだから、ちょっとしたことで攻撃も守備も空回りして破滅するのだろう。 ただし、ハマれば、相手の守備に不安定な綻びを生じさせ、昨シーズン最終盤に強豪4チームから勝ち点10をもぎとる真似ができるわけだが、そこのところは相手のあるところだし、ゲームが始まってみないとなんともいえない所が大きい。従って、勝ち負け度外視で毎試合毎試合見逃せない戦い方になってはいる。 ペトロヴィッチ監督は「ワクワクするサッカーをしたい」と常々発言しているが、ワクワクの正体は勝ち続けることではなく「勝っても負けてもハラハラして血圧が高くなりますよ」っていうニュアンスが正しいのではなかろうか(杉浦通訳がどこまで本当のところ開示しているか、よくわからないけど)。そしてそこのところの原因は、しているサッカーが「不安定」を志向していることにある。
posted by ホテルニュー越谷 |21:33 | 関東サポーターSの不定期コラム | トラックバック(0)
スポンサーリンク
スポンサーリンク