コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2010年10月17日

今季の集大成を、"何ができるようになった"か…観せてほしい!

VS 甲府(第30節)1-1

間があいて(第29節はお休み)の厚別でのホームゲーム。
時間があって、"準備"がいつもよりはできたであろう状況だったが…。

以下、覚書。

フォーメーションと配置。

     内村

岡本   高木   三上

      芳賀 上里        

西嶋 石川 吉弘 藤山

     高原

事前に情報を得ないで観ることにしているのだが…驚いた。
古田、宮澤が故障とのこと。ベンチも1枚分空いていた…。
ここへきて、さらに怪我人か…と。

状況はキツイのだが、試合そのものは"好ゲーム"だったと言ってよい。
甲府は、前半、堅さというか、狙い通りに組み立てられない歯がゆさというか…そんな感じのサッカーだったように感じた。
厚別のピッチ状態の影響もあったのかもしれないが、"昇格争い"のプレッシャーとも受け取れた。
コンサの判断もよかったと思う。
甲府の3トップに"気持ち負け"して、下がってしまうのでは…とも思ったのだが、そんなこともなく。
ボールホルダーにわりとしっかり当りにいっていたし、ハーフナー選手にも仕事をさせなかった。
もっとも、甲府はビルドアップがうまくいかなかったようで、藤田選手が引いてしまっていた。
結果、わりとセカンドボールをコンサが拾えていたように感じた。

そんな中で…甲府先制。さすが昇格争いをしているチームという感じ。
失点後、押し込まれるか?…と思ってしまったが、そんなこともなく。
"気持ちが受け身にならないサッカー"を、終始観られたと思っている。
同点弾は、後半4分ぐらい(?)に、左サイド(甲府の右サイド)を崩しての素晴らしいゴール。
三上のJリーグ初ゴールが誕生。素直に拍手を送れるゴールだった。

試合は、両チームともに勝ち点3にこだわった意志が感じられたが、ドローで終了。

甲府に"堅さ"があったものの、今節のコンサが観せてくれたサッカーは、来季につなげられるものだと思う。
前回の記事にも書いたが、現段階で石崎監督が挑戦している"できること増やし"が、ポゼッションしてのパスサッカーだと思っている。
ポゼッションは、ほぼ五分五分だったと思うし、三上のゴールはパスによって崩してのもの。
今後期待したいのは…90分間の中で状況に合わせて、適切にサッカーを選んで闘えることである。

勝ち点3についても…期待してよいだろうか。
Awayの富山戦後、Homeで草津(厚別)、千葉(札幌ドーム)と続く。
内容がよくなっている以上、富山、草津相手にまずは結果を。
その上で、千葉戦では、今季の集大成を観せてもらいたい。

追伸…
気掛かりだったのは…上里。
存在感をもっと出せていいと率直に感じた。
戦術上、"消える"仕事をしていたようにも思えないし、攻撃を(判断の悪さ)から止めてしまったような場面も観られた。
苦悩しながらプレイしているのかもしれないが、上里らしいプレイも出して欲しい。
パスサッカーで、基本崩していきたいのはわかるが、一辺倒ではいけない。
上里のミドルは、本人にとってもチームにとっても、大切にしなければならない"武器"と思うのだが…。

posted by はげお |20:06 | "観方"覚書 | コメント(2) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:今季の集大成を、"何ができるようになった"か…観せてほしい!

 私も昨日のサッカーは来年に繋がるものだったと思います。

 これからも明確にポゼッションサッカーをするんだという意志が示された試合とでもいいましょうかそんな感じを受けました。

 そしてはげおさんが言われるように90分で状況に合わせて戦える力がついてくれればよいのですが。

 ただ、そこが一番難しいんでしょうね。

 確かに成績は今は悪いのですが、この意志を明確に示してチームが成長してくれれば、間違いなくJ1で戦えるチームに変貌してくれると思っています。

 成績が悪いのでいろいろと周辺は騒がしいのですが、チームの向く方向はぶれないでほしいですね。

posted by 孔明| 2010-10-17 20:51

Re:今季の集大成を、"何ができるようになった"か…観せてほしい!

★孔明さんへ

コメントありがとうございます!

>90分で状況に合わせて戦える力がついてくれればよいのですが。
>ただ、そこが一番難しいんでしょうね。

"私的観方"が的を射ていると仮定しての話ですが…
石崎監督の"できること増やし"は今後、その方向での成熟に向かっていかなければならないと思っています。

ベースはポゼッションしてのパスサッカー。
これができないと、結局、ドン引きサッカーに通用しない。その上で、カウンターの驚異にさらされ続ける。
ですが、かといってカウンターができなくてよいということにはならない。
ポゼッションを志向しても、相手があることなので、ポゼッションで優位に立たれることも、90分の中では必ずある。
そんな時の"引き出し"がチームに備わっていて、それを"適切に使える"ことが重要で=チームの成熟だと思っています。

①4枚×2の守備ブロックで守備ができる。その上で、それなりのカウンターを発動できる。
②前から当たって、ハーフカウンター的なサッカーができる。
③ポゼッションしてパスで崩すサッカーができる。

①②はそれなりに"引き出し"にできていると思うのです。
③はまだまだ追究していく余地が大きく残っていますが、及第点に至れる可能性は十分に感じた。

+αとして個の特性を活かすこと(上里問題が顕著ですかね…)や、セットプレイなどオプション的なことも、ストロングポイントを創るポイントとして残っていると思いますが…。

ただ"引き出し"があっても、"引き出す時"を間違えては意味がないですから、そこの成熟+ポゼッションサッカーの煮詰めが、当面の課題となっていって欲しいな…と思っています(ただし…あくまで私的観方がズレていなければの話なんですが)。

posted by はげお| 2010-10-19 21:09

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