コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2009年10月18日

野村劇場

今プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)が盛り上がってますね。
しかし残念な事に、昨年日本一のライオンズはまさかの4位…。
個人的には非常に悔しい想いです。

やはりBクラス転落の最大の要因はリリーフ投手陣。
特にクローザーのグラマンの故障離脱はあまりにも痛かった。
元々中継ぎ投手陣に不安があったものの、不動のクローザーの離脱は
想定外でしょう。オフに中継ぎ陣の補強もあまりしてなかった上に
既存の中継ぎ陣の成長が全くなく、彼の穴埋めが出来なかった。
最多勝(涌井)、本塁打&打点王(中村)、最多安打&最高出塁率(中島)
という個人タイトルを取った面子を抱えながらもこのチーム成績は
現代野球ではリリーフ投手の重要性も改めて思い知らされた感じです。

一方で見事にパ・リーグを制した日本ハム。
元々ディフェンスがいいチームが、あれだけ打ったら強いです。
9番打者が打率3割打つような打線は、手ごわいですね。
ただライオンズとの差は、ズバリ"クローザーの差"のみ(断言)。
投手陣は過去数年に比べると不安定だったと思います。
ダルビッシュ以外の先発が規定投球回を投げていない状況下で
投手陣が1年間持ったのは、武田久が完璧な内容を維持できたから。
彼がいなかったら、ダル以外の先発や中継ぎ陣が崩れ、
ライオンズと同じ状況もあったと思います。
それほど今年の武田久は素晴らしかったです(彼がリーグMVPでしょう)。
2位の楽天は福盛が復帰してから浮上してきたし、
3位のソフトバンクも交流戦でSBM(摂津・ファルケンボーグ・馬原)が
確立してからAクラスを維持しました。ライオンズとこの3チームの差は
リリーフ投手陣の差、と言い切ってもいいと思います。

さて今セ・パともにCSの真っ最中ですが、まさに"野村劇場"ですね。
地元仙台だけでなく地上波のメディアを味方につけてる感じじゃないですか?
正直ソフトバンクに同情的になりました。一悶着あったとは言え、
あんなに全国ネットのメディアで報道されるとねぇ…。
注目度は完全に楽天だし、プラスアルファの力が後押ししてるので、
次に戦う日本ハムは正直大変だと思います。
ダルビッシュが投げれない状況では1勝のアドバンテージは
ないものと個人的には思いますけど、札幌ドームで戦うのは救い。
多くのハム党が球場を埋めれば、楽天の勢いは止めれるでしょう。
剛蔵は選手よりも過剰に目立ちすぎる監督が嫌いなので、
この対戦"だけ"は日本ハムに勝って欲しいな、とは思います。

posted by 剛蔵 |19:21 | コメント(0) |

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