コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2012年02月29日

あと10日。

あと10日で開幕戦です。
週明けのTVで平川氏や健作氏のチェックを拝見しましたけど、
「まだまだ(完成度は高くはない)。」と言った感じでしょうか。
トレーニングマッチで結果が出ていないのは気にしませんが、
選手&首脳陣の手ごたえがどんなものなのかは気になりますね。

しかも報道では高柳が左膝の手術で今季厳しいようで・・・。
メスを入れて膝の骨を見ないと全治に要する期間が判明しないようですが、
層が薄いボランチのポジションなので正直残念です。
本人も「また(手術)か・・・。」という想いでしょうけど、
しっかり治して少しでも早期の回復を祈るしかないです。

いずれにせよ、あと10日。
週末も鳥栖&鹿屋体育大とのトレーニングマッチがあります。
恐らく"鳥栖戦のスタメン=開幕戦のスタメン"と予想されるので、
ここはいい内容と結果が伴えば・・・と思います。

最後に代表戦ですが・・・、
まぁ明日マスコミがどれだけ叩くのか注目してます。
(特にセルジオさん、楽しみにしてます!)
気持ちの問題orコンディションの問題かわかりませんが、
あれだけ動き負けていれば勝つのは難しいでしょうね。
これで最終予選は第2シードになる可能性が出てきましたが、
まぁどこが相手でも安泰な試合はないので、
選手たちがしっかり戦う状態を作ることが大事でしょう。

posted by 剛蔵 |22:04 | コメント(1) |

2012年02月23日

試合をコントロール出来る選手は?

本題には入る前に昨日の練習試合について。
報道を見る限りは厳しい論調が多いですね。
現状を考慮しても大学生相手に辛勝(実質1-1のドロー)では
そうなるのは無理もないかもしれないですね。
個人的にはまず開幕するまでは慌てず見守るスタンス。
チームを信じてキッチリ仕上げてくれるのを信じます。
ただ高柳が膝の検査のため帰札したようで、これは心配です。
怪我に悩まされた選手だけに何もなければいいのですが・・・。

さて今日の本題は五輪代表についてです。
昨日の最終予選・マレーシア戦(アウェイ)は4-0で勝利。
得点数で首位だったシリアがバーレーンに1-2で敗れたため、
次の最終戦(vsバーレーン@国立)で引き分け以上であれば
本戦出場が決定する状況となりました。

昨日の試合を振り返ると4点奪ったのはよかったけど
先制するまで&4-0以降になってからはダメダメで、
もう2~3点取らなければいけない試合だったと思います。
序盤はパスミスが多く、特に最終ラインから中盤へのパスが酷く
全く攻撃にならなかった。次第に相手が下がり気味になり
中盤に圧力がかからなくなってから結局4点取ったけど、
何か物足りないと思った人も多いのではないかと思います。

昨日の試合は扇原&山口のダブルボランチを賞賛する記事が多くあります。
確かに山口の攻守にわたる運動量の多さは特筆モノでしょう。
扇原もいいパスを配給していたけど、これに関しては
相手が下がり気味になったのを考慮すれば出来て当然でしょう。
(ただ彼の替わりに出場した山村は・・・アカンでしょ!?)
昨日相手の守備陣に脅威を与えたのは原口と斎藤です。
SHの2人は終始オフ・ザ・ボールで動き続けていたのが
結果的に得点に繋がったのではないか、と見ています。
原口はいろいろと騒がせましたけど、やっぱいいもん持ってます。

この五輪代表の試合をいつも見て思うことがありまして、
それは「中盤(特にボランチ)が落ち着かないな・・・。」と言うこと。
昨日の原口と斎藤のみならず、東・清武・山田・山崎などの選手は
前線で個の力で仕掛けれる選手ばかりなので、
ボランチの選手がしっかり操れればな、といつも思います。
この代表では山村・扇原・山口がボランチを担っているけど、
パスの精度云々ではなく「試合をコントロールし切れていない。」
という印象がいつも付き纏っているのは僕だけではないと思います。

かと言ってそんなボランチが日本人でいるの?と聞かれれば、
遠藤ぐらいしかいないんですよね・・・。あと強いて挙げれば
小笠原(鹿島)ぐらいで、小野(清水)と中村憲(川崎)は
パスの精度は抜群でも「試合をコントロールする」という点では
2人に劣る印象だし、そもそもここに名前が出た選手は皆30代。

今の五輪世代でいるのか?と聞かれて僕が勝手に推したいのは
柴崎(鹿島)と茨田(柏)を挙げたいです。
柴崎は同郷ってこともあり贔屓目で見ているのもあるけど、
パス精度のみならず「試合をコントロールする」点でも秀でているし、
茨田は昨年柏の試合を何試合か見てこの点も優れていると感じたので、
ぜひとも五輪代表で使ってみるのも・・・と思ってはいるものの、
関塚監督は"継続性"を重視しているので難しいのかな?とも思います。
ただ明日は代表のアイスランド戦があります。
柴崎が選ばれているので、ぜひボランチで使って欲しいです。

posted by 剛蔵 |22:09 | コメント(1) |

2012年02月20日

今季のJ1チームを分析してみる⑥。

さてこのシリーズも最後ですね。広島と鳥栖を分析しましょうか。

・広島(昨季J1・7位)

監督交替と李忠成の移籍がどう影響するか?でしょう。
前任のミハイロビッチ監督は佐藤寿人を1トップでも機能する
戦術を長年掛けて作り出したけど、森保監督はどうか?でしょう。
東京Vから復帰の平繁と大宮から移籍の石原がFWの新戦力だが、
李の同じような得点力を出せるかどうかが鍵でしょう。
DFでは昨年新潟で主力だった千葉が森保さんとともに移籍。
これは戦力になるだろうし、他に大きな戦力変動はない。
"寿人の相棒"がチームの浮沈の鍵になるでしょう。

・鳥栖(昨季J2・2位)

チームとしてはじめて挑むJ1の舞台ですが、
主力に異動がなかったのが大きいですね。
特に多くのチームが触手を伸ばした豊田を
完全移籍で獲得出来たのは本当に大きいです。
補強に関してもまずまずの人材を獲得出来たと思います。
このチームに関しては今季のコンサと同様で、
誰を獲得した云々ではなく、昨年と同じ戦いが出来るかが重要です。
それを前提にプラスアルファがなければ1年でJ2へ・・・、
なんてことになるでしょう(これはコンサも同じ)。
コンサもそうですが、北と南から旋風を巻き起こしたいところです。

・総括

本命→名古屋
対抗→G大阪
ダークホース→柏、FC東京、横浜FM
穴→神戸、C大阪

と見てます。


・J2

これはザックリと。
移籍金制度の変更により移籍が活発化した昨今、
昨オフのコンサがそうだったように今オフも
多くのJ2所属の選手がJ1へ移籍しました。
それによってチームが劇的に変わる可能性が高いので、
J2の予想は本当に難しいかな、と思います。

そんな中で今季有力なのは天皇杯準優勝の京都でしょう。
昨季約半分の第20節で20チーム中18位の状態から
最終的に7位まで上がったチーム力は天皇杯でも実証されました。
森下(→川崎)が抜けたCBだけが心配の材料でしょうか。
徳島で精神的支柱の役割だった倉貫(前徳島)も復帰し、
森下の穴さえ埋めれればJ1に最も近いチームでしょう。

昨季あと一歩で昇格を逃した徳島も有力でしょう。
補強的には戦力になりそうな選手は多く補強しています。
しかし佐藤(→G大阪)、柿谷(→C大阪復帰)、倉貫(→京都)と
昨季チームの中心を担った選手の移籍した穴は大きいものの、
他チームも多くの選手が移籍している点が徳島に有利になると見ます。
それに大分と山形でJ1昇格の経験がある小林監督の存在も大きい。
現状は他チームより一歩有利かな、と見ます。

続くのは千葉と東京Vでしょうか。
千葉は"オーロイ頼みのサッカー"から"オーロイを活かすサッカー"への
転換が出来れば、荒田(前磐田)・田中(前福岡)・藤田(前横浜FC)と
J2で実績のあるFWや深井も健在なので、攻撃力はかなり脅威。
東京Vは河野(→FC東京)の移籍は大きいものの、
攻撃力は昨季とそれほど変わらない様に感じます。
千葉と東京Vの課題は守備。ここを整備出来れば有力です。

甲府・福岡・山形の降格組は微妙か。
3チームとも監督も替わり主力も移籍しているケースが目立つので、
激変する可能性もあるけど、正直読めません・・・。

台風の目になりそうなのは、水戸。
理由は・・・何となくそんな感じがします(何てアバウト!)。
ただJ1経験者の市川(元清水・甲府)を獲得し、
吉原と鈴木も健在。チームにいい影響は出そうに感じます。

あとは昨年台風の目になった栃木&北九州。
特に栃木ではリカルド・ロボ(→柏)が移籍したものの、
戦力としては両チームとも侮れないと思います。

忘れちゃいけないのが横浜FC。
戦力的には昇格圏に来てもおかしくないチーム。
岸野監督は"背水の陣"でどんな戦いを見せるか、でしょう。

J2は毎年予想しないチームが上位に来るので、
今年はどのチームが来るのか、注目です。

posted by 剛蔵 |21:54 | コメント(1) |

2012年02月19日

今季のJ1チームを分析してみる⑤。

本題の前にまずは今日のプレマッチを振り返り。
結果は1-2で逆転負け。まぁ結果は残念でしたが、
合宿生活も1ヶ月を経過し、グアムから帰国後程なく
熊本入りして休み無しで練習。疲れもストレスも溜まっている現状で
個人的には結果は求めません。むしろ課題があって当然。
戦術練習して1週間ぐらいではこんなもんでしょう。
当然チームとして現状に甘えるのは絶対にダメで、
この試合を踏まえて今後の練習でいかに改善するか?でしょう。
全メンバーを試した訳では如何とも言い難い状況ですけど、
既存戦力と新戦力のコンビネーションはまだまだ、でしょうただ前田俊・ノースの新戦力の動きそのものはまずまずと思います。
開幕までの残り3週間でより精度を高めていくと同時に
新加入の選手は長期の合宿生活でストレスが溜まってるはず。
特に言語面で苦労しているノースのストレスは相当と見ます。
明日の休みでしっかり"休養&ガス抜き"をして欲しいです。

さてここからは"今季のJ1チームを分析してみる"シリーズのPart5。
今日はG大阪・C大阪・神戸の関西勢です。

・G大阪(昨季J1・3位)

10年間指揮した西野前監督が退任し、一悶着の末セホーン氏が監督就任。
ロペスHCとどんな連係でこのチームを指揮するのか注目です。
西野前監督時代も多くの選手が移籍して行ったものの、
"遠藤という核がいた&チームとしての攻撃スタイルが確立していた"
こともありユース昇格選手を中心とする若手や補強した選手が
しっかりとチーム戦術に馴染み結果を出してきました。
特に昨季草津から途中加入したラフィーニャや
G大阪加入前の清水では前評判ほどの活躍が出来なかったものの
G大阪加入した年に大フィーバーし得点王&MVPを獲得した
"アラ様"ことアラウージョなどがその典型例だったと思います。
今オフも山口(→千葉)や橋本(→神戸)といった
西野体制で中心を担ったベテランや平井(→新潟レンタル)や
下平(→大宮)といったユース出身の若手が移籍したものの、
現代表の守備の要・今野(前FC東京)や福岡で守備の中心だった
丹羽がレンタルから復帰、丹羽以外のレンタル復帰組や若手の成長以外にも
パウリーニョ(前甲府)やイ・スンヨルなど攻撃の外国人も補強。
上手く絡めば名古屋と匹敵する戦力ではあります。
あとは首脳陣次第と言ったところでしょう。

・C大阪(昨季J1・12位)

このチームも長年指揮したクルピ前監督が退任。
新監督の手腕も気になりますが、新戦力の両ブラジル人、
特にケンペス&ブランキーニョの前評判が非常にいい。
これに清武&キム・ボギョンの日韓代表が絡めば攻撃はJ屈指のもの。
問題は守備陣、特に上本(→仙台)が抜けたCBが鍵でしょうか。
ここは札幌から移籍した山下や昨年は出場できなかったものの
北朝鮮代表経験があるキム・ソンギが代役候補でしょう。
まぁ山下・・・費用対効果が出ればいいんでしょうけど、
そこは知り合いのC大阪サポも不安視しているようなので、
結果で示していくしかないでしょうね。
さて横浜FMのところで注目の若手として斎藤を挙げましたけど、
実はもう1人いまして、それは今季徳島からC大阪に復帰した柿谷です。
魅力ある攻撃的選手を多く輩出したこのチームにあって、
16歳でプロ契約した"天才"が徳島での武者修行を終え
どういうプレーをJ1で魅せてくれるか?個人的には注目してます。
遅刻癖等サッカー以外の面でクルピ前監督の厳しい指摘を受けていたけど、
クルピ氏のみならずその才能は誰しもが認めていますし、
個人的に観て彼のプレーは一味違うモノを感じています。
前述したようにC大阪の攻撃陣の層は厚いですが、
何とか壁を破って貰いたい選手の1人ではあります。

・神戸(昨季J1・9位)

一言で言えば"三木谷マネー炸裂"の今オフ。
Jチームで唯一の個人出資で運営しているチームだけあり、
(楽天はユニフォームスポンサーであり親会社ではありません)
昨季チーム過去最高の9位からの更なる躍進を目指すのと、
クラブライセンス制度導入による債務超過解消のため
オーナーの三木谷氏が「まとめてお金だそう!」って感じでしょうか。
非常にうらやましい限りですねぇ・・・。
何と言っても野沢(前鹿島)の加入が大きい。
攻撃を組み立ててる野沢の加入で昨季その役目も担っていた
大久保がFWに専念出来るし、大久保とはタイプが違うCFの田代も加入し
実績も経験もある脅威的な2トップになる可能性があります。
守備陣を見ても怪我さえ治ればボランチで実績がある橋本(前G大阪)や、
CBとSBが出来る高木和道(前G大阪)、さらに現代表の伊野波まで・・・。
伊野波はCBだけでなくボランチも出来るし(元々はボランチの選手)、
CBは北本&河本の2人が健在で全体的に層が厚くなりました。
監督も和田氏が3年目でチームを把握出来ている状況でもあり、
今季のダークホース的存在になるのは間違いないでしょう。
問題は"チームとして上手く噛み合うか"でしょう。
今季2戦目でこのチームと対戦しますが、噛み合ってないのを祈るばかり・・・。

次回は広島と鳥栖。余裕があればJ2もやってみます(これは未定)。

posted by 剛蔵 |20:24 | コメント(1) |

2012年02月16日

今季のJ1チームを分析してみる④。

"今季のJ1チームを分析してみる"シリーズのPart4。
今日は清水・磐田・名古屋の東海勢です。

・清水(昨季J1・10位)

2010年オフに多くの主力選手が移籍し迎えた昨シーズンは
非常に苦しんだ印象です。まぁあれだけいなくなれば・・・でしょうね。
今オフも太田(→FC東京)とボスナー(→水原三星)が抜けた
守備陣をどう作り直すかがポイントとなりそうです。
あと攻撃陣も少し物足りない印象があります。
34試合で42得点は清水にしては少なく、これを補う選手が誰になるのか?
補強面で即戦力としてすぐに名前が挙がる選手はおらず、
既存の選手の底上げが出来るのか?ゴトビ監督の手腕が問われます。

・磐田(昨季J1・8位)

OBの名波氏が「かつてこれほどメンバーの顔触れが変わったことはない。」
と言うぐらい、今オフは多くのメンバーが移籍しました。
監督もコンササポには"板長"でお馴染みの森下新監督が就任。
この激動をいい方向に変えれるか!?個人的にはすごく注目しています。
特に那須がいなくなったボランチをどうするか?です。
那須はコンサで言う河合と同じような"守備で効果を発揮するボランチ"。
替われる選手といえば神戸から移籍した松岡ぐらいでしょうか。
DFラインは千代反田&チョ・ビョングクというJで経験のあるCBを獲得し
コンビさえ合えばそれ相応に整いそうなので、あとは中盤の底、でしょう。
しかし攻撃陣は前田が残留、金園&山田といった代表を覗う若手もいて
脅威であります。守備特に中盤の守備が鍵になりそうです。

・名古屋(昨季J1・2位)

毎年有力選手を獲得し"オフの主役"だった名古屋ですが、
今オフは大きな動きはなし。主力選手はほぼ残留し、
バックアップ要員の移籍はあったものの、
そこはそれ相応の選手をしっかり補強しカバー。
昨季は勝ち点1差で2位だったものの、勝ち点71は
2位チームとしてはリーグ史上最多の勝ち点であり、
経済状況&選手構成をみて主力引止めが"最大の補強"でしょうか。
ピクシー体制5年目を迎え、チームは円熟期に入った印象です。
選手層も厚く、順調にいけば名古屋が優勝候補筆頭でしょう。
名古屋はここ数年ACLも経験しており、選手構成を見ても
JリーグのみならずACLも獲得できる可能性も秘めていると見ます。


次回は、G大阪・C大阪・神戸の関西勢。

posted by 剛蔵 |22:18 | コメント(0) |

2012年02月14日

今季のJ1チームを分析してみる③。

熊本での2次キャンプが始まりました。
ジュニーニョも無事に来日したようで陣容も整いました。
(フィジカルチェックでの無事も祈ります・・・)
あとは開幕までチームをしっかりと仕上げるのみ、です。

さてここからは"今季のJ1チームを分析してみる"シリーズのPart3。
今日は川崎・横浜FM・新潟。

・川崎(昨季J1・11位)

昨年相馬監督が就任しそれまでの"関塚・高畠"体制で築いた
堅守速攻のサッカーからの転換をしようとしたものの、
大型連敗を喫するなど苦しいシーズンになりました。
中村憲剛をはじめとする主力も高齢化、前体制の象徴と言っていい
ジュニーニョが鹿島に移籍するなどチームは転換期でしょう。
新しく3人のブラジル人選手が加入しましたが、
彼らがどれだけチームの力になれるかが鍵になりそうで、
現段階では未知数の要素が大きいチームと言えそうです。

・横浜FM(昨季J1・5位)

ここはコーチから昇格した樋口監督次第でしょう。
過去に山形・大宮・横浜FCで監督経験のある同氏ですが、
それほどいい結果を出したという印象はありません。
ただ監督には一から選手を育てチームを作り上げて成果を出す人と
優秀なコマを使いこなす人、稀に両方兼ね備えた人がいます。
樋口監督が「優秀なコマを使いこなす人」なら
このチームは確実に優勝候補の一角になるはずです。
渡辺と長谷川がFC東京に移籍したものの、選手層は厚い。
体調が万全なら大黒や新加入のマルキーニョスが
渡辺不在を感じさせない働きが出来る選手でしょう。
個人的には愛媛から復帰する斉藤に注目ですね。
今季コンサ以外で注目する若手選手が2人いるんですけど、
そのうちの1人が斉藤です(もう1人はこのシリーズ内で言います)。
昨年の愛媛vsコンサの開幕戦。この試合で間違いなく目を引いたのは
斉藤の動きのよさでした。その後愛媛でコンスタントに活躍し、
現在は五輪代表に名を連ねています。彼のJ1でのプレーに注目します。
(コンサ戦では大人しくお願いします)

・新潟(昨季J1・14位)

毎年主力選手が流出しながらJ1を維持しているチーム。
コンサも今後は主力流出の危機が大いにあるチームであるので、
ある意味このチームを参考にしなければいけないかな、と。
今オフもチョ・ヨンチョル(→大宮)、千葉(→広島)、
酒井高(→シュツッドガルト)といった選手が移籍しました。
しかしこのチームはその穴埋め、特にいい外国籍選手を獲得するし、
今年は復帰する矢野とG大阪からレンタル移籍の平井が
昨季34試合38得点と決定力不足のチームで効果が出そうな感じです。
周囲を活かせる矢野&点取り屋の平井。タイプが違う2人は
共存できる可能性が高いので、機能すれば恐い存在です。
あとはCB千葉の穴埋めをどうできるか、でしょうか。

次回は清水・磐田・名古屋の東海勢。

posted by 剛蔵 |21:40 | コメント(0) |

2012年02月12日

今季のJ1チームを分析してみる②。

"今季のJ1チームを分析してみる"シリーズのPart2。
今回は大宮・柏・FC東京。

・大宮(昨季J1・13位)

このチームは毎年いい選手を補強している印象なんですけど、
毎年残留争いの常連になっている印象もあります。
今季もチョ・ヨンチョルを新潟から獲得したのをはじめ、、
山形から長谷川、川崎から菊池、G大阪から下平と
各ポジションで即戦力となる選手を獲得しています。
あとはいかに使いこなせるか?ではないでしょうか。
鈴木監督は山形や新潟でいいチームを作っているものの
今ひとつ"上の壁"を破れていない印象が強いです。

・柏(昨季J1優勝)

派手さはないけど補強はほぼ満点でしょうか。
特に那須を磐田から獲得できたのは大きいと思います。
経験もありCBとボランチのどちらでも使える選手なので、
ACLに臨む柏にとってはいい戦力になるはずです。
リカルド・ロボ(前栃木)や藤田(前横浜FM)も
比較的層の薄いFWやSBの戦力として十分な選手で
順調に行けば今季も優勝争いに加われるはずです。
ただ不安なのは「レアンドロの代わりがいない」こと。
レアンドロの存在が大きくなり過ぎた印象があり
彼が不在になった時にチーム力が落ちる危険性がある、
というのが不安要素としてあります。
補強はしたものの控えとの戦力差が大きいチームなので
(コンサのそれよりははるかに小さいですけど・・・)
ACLとの連戦で疲労度も心配されますね。

・FC東京(昨季J2優勝、天皇杯王者)

昨季柏が「J2優勝→翌年J1優勝」という快挙を成し遂げたが、
今季そのFC東京が同じことを成し遂げるのではないか?
と思わせるぐらいの戦力補強に成功した印象があります。
もちろん今野(→G大阪)の移籍は非常に痛いでしょう。
しかし磐田から加賀を獲得し穴埋めできる状況でもあるし、
左SBの太田を清水から獲得できたのも大きく、
彼が左SBで定着できれば昨季左SBを担った椋原を本来の右SBに、
右SBの徳永はCBもできるのでチームとしてオプションが増えます。
攻撃面でも大竹がC大阪から復帰、東京Vから河野という
2人のテクニシャンが戦力となるだけでなく、
FC東京にいないパワーFWの渡辺(前横浜FM)を獲得したのも大きい。
加えて昨季怪我で出場できなかった平山も今季は戻る。
ルーカス&ロベルトセザーといった攻撃陣も残っており、
柏と違い層の厚さという点でも十分すぎる陣容。
あとはポポヴィッチ監督がどう扱うか?でしょうか。
監督だけが不安要素な感じがします。


次回は川崎・横浜FM・新潟。

posted by 剛蔵 |22:59 | コメント(1) |

2012年02月11日

今季のJ1チームを分析してみる①。

Jリーグ開幕まで1ヶ月をきりました。
僕も勝手ながら他のJ1チームを分析してみたいと思います。

今日は仙台・鹿島・浦和の3チーム。

・仙台(昨季J1・4位)

昨年CBとして28試合に出場したチョ・ビョングクが
磐田に移籍したものの、C大阪から上本を補強。
実績的には大きなマイナスはないと見ていいでしょう。
昨季J1最小失点(34試合25失点)だった昨季の戦い方を
継続しようという意図が感じられますが、課題は得点力。
昨年過去最高の4位という結果に終わったものの
34試合で39得点というのが大きな課題であり、
新しい外国籍選手がこの課題を克服できるかがポイントでしょう。

・鹿島(昨季J1・6位、ナビスコ杯王者)

何と言っても野沢(→神戸)の移籍が大きいでしょう。
長年鹿島の攻撃を作ってきた選手で、
昨年も全試合に出ており彼の移籍は相当痛いと見ています。
それと昨年は伊野波の移籍・岩政の負傷でCBにも苦しみ、
青木や中田浩二といったボランチの選手がその代りになるなど、
CBの層にも苦しみました。野沢の件も含めてですが、
補強を見る限り例年に比べ層の薄さが気になるところです。
ジョルジーニョ監督の就任、決定力があるFWのジュニーニョの加入で
どんなサッカーになるのか!?野沢の穴埋め同様見ものです。

・浦和(昨季15位)

面子を見る限り「何でこの順位?」と言いたくなるチーム。
今季は阿部がレスターから復帰、槙野をケルンからレンタルで獲得、
ポポを神戸から獲得したものの、個人的には今季も苦しむと見てます。
紆余曲折を経てペトロビッチ氏が監督に就任。
彼のサッカーは広島時代がそうだったように「完成まで時間がかかる」
と言われているものの、元々能力の高い選手が揃っているし、
柏木・槙野という彼の下でプレーした選手もいてここはスムーズにいくはず。
ただ根本的な問題が解決されていない。
名波浩氏が今季の浦和を評して「佐藤寿人がいない」と言っていたが、
浦和の最大の問題点は昨季34試合36得点の"決定力"。
柏木・原口・山田・梅崎ら個の力で仕掛けれる選手がいるものの
得点力のあるストライカー(=寿人のような選手)がいないわけで、
補強でもポポはそういうタイプではなく課題はそのままと見ています。


次回は大宮・柏・FC東京。

posted by 剛蔵 |00:29 | コメント(1) |

2012年02月08日

まずはグアムキャンプ終了。

今日でグアムでのギャンプ日程は終了のようですね。
大きな怪我人の情報がなく(・・・ないですよね!?)、
日程を無事に消化したのは何よりだと思います。
ひとまず、お疲れ様でした!

仁川との練習試合はPKによる失点で0-1だったようで。
まぁこの時期の練習試合で大事なのは
何と言っても"課題のあぶり出し"です。
特に新加入の選手との連係面に関しては
課題が出ないほうがおかしいわけで、
帰国して次は熊本での2次キャンプになりますが、
そこでより実戦的な練習をすることでもっと課題が出ます。
それをいかに早く克服していくかが熊本での大きなテーマでしょう。

まずは帰国して時差&寒暖差(これはきついな・・・)を解消し、
より万全な状態で熊本キャンプに臨みましょう。

posted by 剛蔵 |22:33 | コメント(1) |

2012年02月04日

グアムは順調!?

グアムキャンプももう折り返しですね~。
報道を見る限りでは大きな怪我人はいないようで、
今のところは順調なのかな!?と見ています。
グアムキャンプ終盤には当初の予定になかった
対外試合(vs仁川)もあるみたいですね。
今季は人数も多いから紅白戦で様子を見ると思ったのですが、
対外試合をするってことは選手たちの体調は悪くないんでしょう。
グアムキャンプ終盤で疲れもあるでしょうけど、
現状できるプレーをしっかりとアピールして欲しいです。

さて2/1に今季日程が発表されました。
リーグ戦はドームで10、厚別で7試合。
ナビスコ杯予選はドームで2、厚別で1試合組まれました。
浦和・G大阪・横浜FMといった集客が見込めるチームが
軒並みドームでの開催になったように見受けられます。
(鹿島が厚別なのが残念なぐらい、でしょうか?)

ただ今季は札幌以外の函館や室蘭で試合がないんですね。
報道にもあるようにクラブライセンス制度導入で
函館や室蘭のスタジアムは基準を満たしていないので
非常に残念ですけど、事情が事情なのでHFCも断腸の思いのはず。
毎年世話になっている場所なので別のファンサービスを期待したい。

残念といえば桜子さんがドールズを卒業されるようで・・・。
ジュニア時代から12年ですか~。ホントお疲れ様でした。
いつの日かまた兄妹ともコンサに関わってほしいものです。

posted by 剛蔵 |21:44 | コメント(1) |