コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2011年05月19日

鳥取戦~批判の我慢は良くない

久々にじっくりと観戦してきました。試合自体、勝ったのは良いのですがお世辞にも満足な内容とは言えず、何かすっきりしないまま帰途についた、といった所でしょうか。

監督批判を戒めるようなことを仰る方もいるようですが、そういう意見に対しては正直言って疑問があります。

私は就任当初のハナっから石崎体制について「批判はしないが期待もしない」というスタンスだったこともあるものですから、多様な意見があって良いと思うのですよ。就任当初は賛同したけど手のひら返そうってな事でも良いと思います。但し、単なる浮気ではなく合理的な理由に基づくのであれば、ですが。

私は前任の三浦さんのサッカーが、J1で結果が出なかったとはいえ、このチームの戦い方として間違っていたわけではないと今でも考えています。だからもしも新体制が攻撃重視への転換を打ち出すとすれば、自分は反対の立場だなと思っていました。

その結果云々はどうでも良いのですが、昨年最終戦後にも抜け殻みたいな誠意の無い挨拶をしている監督(いくら契約問題が絡むとはいえ、だ)に対して、それでも監督批判をしてはいけないのか、と。

スタジアムで石崎辞めろと声高に叫ぶ人がもし仮にいたとして、或いはブログで書いている人がいたとして、それがそんなに悪だとは私には思えません。

別に監督のことに限った話ではなくて。

スタジアムってのは日々のストレスを発散させて、「さぁ明日からまた頑張ろう」と、そういう気持ちにさせる場であるべきと私は思っているんです。

だから、極論を言えばスタジアムの主役である選手に不満があるなら、或いはその役者を動かしている監督に不満があるなら、暴力行為はいけませんが罵声くらいは当然なんですよ。

それすら許されないんだとしたら、発散しようと思ってた不信不満を家に持って帰るしかない。こんなことが2度3度と続いたら、誰だってコンサドーレのホームゲームに行く気力が失せますよ。

青空さんが言っていましたが断幕が少なくなった。コアサポの間でさえ、さすがに「もう疲れた」って人が出てる証なんじゃないでしょうか。

長く厳しい冬を耐える北海道民の我慢強さは我々の誇りであろうと思いますが、時には、ちょっとだけ、いや必要ならもっと、我慢のスイッチを切ってみるのも、長く応援していくためには大事なのではないかなと思います。

posted by Gekitei |21:38 | コンサドーレ及びHFC | コメント(4) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:鳥取戦~批判の我慢は良くない

結局どんな試合をしても、
なんやかんや文句を言わないとスッキリしない人が多いんですね、まあこれも極論だけどもさ。

そうやって罵声浴びせてる人の姿を見て、
スタジアム来たくなくなる人も
中にはいらっしゃるのもお忘れなく。

posted by いか納豆| 2011-05-19 23:51

Re:鳥取戦~批判の我慢は良くない

もちろん忘れちゃいませんよ(笑)。
ついでにもう一つ極論を言えば、罵声を浴びせている人の姿を見て来なくなる方がいるというリスクと、誰も何も言わなければ、選手もクラブ役職員も現状で十分だと勘違いし、その結果表面上は問題無いのに動員数だけが負のスパイラルに陥るリスクを比べて、私は後者のリスクがより深刻であると判断しているということです。

じゃあ他の競技が紳士のスポーツかといったら、そんな筈ないんだし。

>結局どんな試合をしても、
なんやかんや文句を言わないとスッキリしない人が多いんですね。
当たり前じゃないですか。そうでなければこのオフィシャルブログ自体、試合日以外は開店休業になりますよ。

posted by Gekitei| 2011-05-20 00:17

Re:鳥取戦~批判の我慢は良くない

 批判のやり方って難しいです。
 僕としては試合後の印象とアフターインプレッションとで
 感情の吐き捨てと客観視とを多少なりとも分けるようにはしていますが・・・。

 で、石崎コンサですが、去年昇格を目指して勝負を懸けたのに見事に失敗したことで誰かがケジメをつけにゃならんのに、何にも変わらずに3年目を続けていることが許せないというサポーターは少なからずいると思ってます。

>スタジアムってのは日々のストレスを発散させて、「さぁ明日からまた頑張ろう」と、
>そういう気持ちにさせる場であるべきと私は思っているんです。

>コアサポの間でさえ、さすがに「もう疲れた」って人が出てる証なんじゃないでしょうか。

 去年は特にそうだったんですが、浮上のきっかけを掴みかけた時に限ってやらかす。それがあまりにも繰り返されたのでスタジアムに足を運んでもストレス発散どころか却ってストレスをため込んでしまうハメになり、我慢強いサポでもさすがに嫌気がさしてきた。「いい加減にしてくれ!」っていうのが現状じゃないでしょうか。

 去年の大量離脱から強化部はかなり挽回してきたし、戦力としてはプラマイゼロに近いくらいにまでは戻してきたかなと思ってるんですが、いかんせん経営がヘボ。僕としては経営状態が良好なら粘り強く見る価値はあると思ってますが、丼勘定の経営がそれを許さない。成績に対する結果責任は(よほど昇格に近い順位につけない限りは)否が応でも問われるでしょうが、経営に関してあまりにもなあなあすぎ。

 どんな監督を連れてこようが今の経営が続く限りは上には行けないだろう、監督・選手・サポーター・CVSスタッフなどの努力を(主にお金を扱う)経営陣が台無しにしてるように思えてなりません。

 いつにも増して(滝汗)長文失礼しました。

普段スタジアムに行けない身でもこれくらいのことが想像つくんですから相当ヤバい。

posted by フラッ太| 2011-05-20 16:05

Re:鳥取戦~批判の我慢は良くない

フラッ太さんへ。
いつも的確なコメントありがとうございます。

批判は難しい、仰る通りですね。最近もどことは言いませんがそういうやりとりがありました。ただ、向上心無く頑迷にも嫌なものは嫌だの一点張りでただ皮肉を垂れ流して終わりというのは、カッコ悪いどころか迷惑でさえあると思っているので、少しでも前向きな文章にしようと心がけてはいますが。

本文の中身が濃いのでコメントはあっさり終わろうかと思いますが(笑)、経営の未熟さは見逃すわけにいきませんね。ここが何とかならないのであれば、インフォさんの掲示板にもたまに書かれますが、いったんチームを解体しての出直しということも一考せざるを得ないのかなとも思ってしまいます。仙台山形福岡でさえJ1にいるのですから、中枢に能力と熱意があるなら、J1優勝はともかく何年か続けてJ1で戦うことくらい、札幌にできない訳がないのですよ。

ただ、機会あるごとに声を上げていかなければ変われるものも変わりませんから、お互いこれからも問題意識を共有していきましょう。

posted by Gekitei| 2011-05-21 12:02

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