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2012年12月16日

「夢をみる」という「夢」を見せてくれたノルブリッツ

過去の記事をみたら3年ぶりの投稿となるそうです。

その最後の記事ではとにかく、北海道内でライバルが必要だという記事を書いたんですが。
今回ノルブリッツは、「JFL昇格」という夢を見せてくれました。

1978年より北海道勢が参加する地域リーグ決勝大会において
北海道勢は今まで「たった1度」しかGLを突破できませんでした。
その1回は、1996年。
なんという巡り合せか。東芝の北海道移転=コンサドーレの発足年でもあります。

その後の北海道勢の成績は散々たるもので、GL最下位がお決まりコースでした。
そのため、Jリーグを目指すチームが全国各地で誕生し、地域決勝の認知度が上がる中、地決での北海道勢と対戦は「ボーナスステージ」といわれるようになっていました。

今年は、GLの組み合わせに恵まれた状況ではありましたが。
それでも相変わらず北海道勢ノルブリッツをGL最下位予想する人が多かったです。

そんな中、北海道勢2度目の地決・決勝L進出を見事に成し遂げてくれました。
これには、北海道勢のいつもの成績を知るものとして、非常にうれしかったです。
そして地決・決勝L、ここに来ることも「夢」でしかなかった北海道勢にとってまさに夢舞台でしたが。
ノルブリッツは守備を徹底し何とか3位にこぎつけました。

そしてJFL入れ替え戦。
第1戦に勝利したことで、JFL昇格という夢が現実に見れたので。
その期待でいっぱいでした。
しかし、結果PKの末昇格ならず。
「昇格ならず」というより「敗退」「滑落」という心境でした。

せっかく山を登ってきて、いつ滑り落ちてもおかしく中で懸命に夢の近くまで登ってきたのに。
それがまた、山の入り口からやり直しとなるとは。

入れ替え戦というと、下部リーグの方が勢いがあって失うものがなく気持ちが楽だという話がありますが。
ここまで昇格できないのでショックだということがあるんですね。

しかし夢は見れた。夢を見れるということも正直諦めてました。
「JFL昇格」の前に「地決・決勝L」が夢でしたから。

しかし、この「滑落」をするまでに切り開いた道なき道は道になったのか。
この道が今後に生かせるか。水の泡と消えるのか。
また「ボーナスステージ」に戻らないか心配です。

なんとかしてあの時夢を見られたから今があるということになってほしいものです。
十勝フェアスカイ・札大GPも具体的な距離が見えたことでしょう。
この「夢を見る」という「夢」
がかなった効果をノルブリだけでなく他も生かしてほしいです。

posted by mut18 |19:23 | JFL&地域リーグ | コメント(1) | トラックバック(0)