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2009年10月12日

コンサドーレに不足しているもの。それはライバル!

コンサドーレ札幌に一番必要なのはライバルです。

まず、全国のJクラブそれぞれのライバルをまとめたので、↓を見て下さい。
http://www.consadole.net/mut18/article/102

このようにほとんどのJクラブにはライバルとされるクラブがあります。

コンサドーレに必要なのはやはりライバルではないでしょうか?
全国のJクラブは、ライバルに対し戦力だけでなく・収入の面でもライバルになるため
フロントに緊張感が生まれています。
さらに地元としての魅力だけでは同じ地元の他クラブに負けるため+クラブ独自の魅力
を作り出そうとしています。

そのようなライバルは、コンサにはありません。

福岡と札幌は全体的に似ているところがあるといつも思うのですが
来年、同じ県内の北九州がJFLに昇格するかもしれませんし
福岡から電車で最速40分でいける鳥栖という存在もあります。
ライバルに関してはやはり福岡のほうが恵まれていますね。

北海道自体、他県に親しみがあまりないのが特徴ではないでしょうか?
前に、どこの都道府県に親しみを感じるか都道府県別データを見ましたが
近隣を選ぶ他の都府県と違い、北海道は、「東京」でした。
沖縄にも同じ傾向がありますが、これは周りを海で囲まれているというのが
あるかもしれませんね。

野球のプロがあるのでそれがライバルだという話にもなると思いますが
やはりサッカーでのライバルがあると劇的に変わると思います。
神奈川も野球とサッカーがありますが。やはりサッカーでのライバルだからこその
熾烈な競争というのがよくみえます。


将来、札幌に3つ、北海道全体で5~6ぐらいのクラブがあってもいいと思います。
もちろん全部がプロになる必要はなく、今のJを目指すクラブのような活動をするクラブが
多くあればいいと思います。
Jクラブとしては3つぐらいでしょうか。
他は、JFLに2つぐらい。

良くロンドンにはプロチームがたくさんあるという話を聞いたことがあると思いますが
実はマドリードにも近郊(といっても札幌と江別ぐらいの距離)含め、1部と2部に
4つのクラブがあります。
1部には3つあり、Rマド・Aマド・ヘタフェです。ちなみにすべてサッカー専用です。
海外では、北海道と同規模の面積や人口経済力でも複数あるのは珍しくありません。

現在全国各地で、地域に根差しJを目指すクラブが誕生しおり
その分布図を見ても近隣にライバルがいます。
例えば、今はこれというライバルはいない広島も
近隣にJ2岡山の他、JFLに鳥取。地域リーグで山口と島根では
Jリーグを目指すクラブもあり、
将来は関東のような近隣中国地方でのライバルクラブには
事欠かないであろうことが予想されます。

これについては、コンサドーレでどうにかできる問題でもありませんし
北海道サッカー協会や北海道で考えていくべくことです。
ノルブリッツや札大GP(今年の地域リーグ・北海道ブロック1位)には
是非とも期待したいところです。
しかし、北海道に1つで満足しているところもあるので、北海道の地方都市に
いかに魅力を伝えるかが重要かもしれません。

フットサルのエスポラーダ北海道には、いまさらではありますが
札幌ではなく旭川・函館・釧路のような都市を、ホームにすればよかったと思います
そうすれば、札幌以外で「日常のスポーツ観戦」の面白さを知るいい機会になったと思いますので。

コンサの尻に火をつけるといいますか、より一層の緊迫感を与える意味でもライバルは必要ですし
コンサドーレ以外にJFLクラブひいてはJクラブができることこそが、
北海道のサッカー文化を発展させる起爆剤にもなるでしょう。

posted by mut18 |19:06 | コンサドーレ札幌 | コメント(2) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:コンサドーレに不足しているもの。それはライバル!

僕もそう思います。道サッカー界全体がレベルアップし、コンサドーレに限らずサッカーそのものに関わる人の総数が増え、裾野を広く充実させていくことによって互いに切磋琢磨していかないとコンサの未来もないと思っております。
ただし道協会もそのあたりのことはとっくに理解しておりまして、2005年の段階でアクションプランを策定し、2006年から2015年までの10年間で順次目標に到達すべく「2015プロジェクト」を推進しています。HFAのページに詳細がPDFでアップされておりますのでご覧ください。結構読みごたえありますよ。
大きく7つのミッションがあり、なかなかに大風呂敷かなとも思える項目もあるのですけれど、現実に「フットサル全国リーグ加盟チームの創設」はエスポラーダによって今期既に達成され、11月にはクンちゃんこと宗像訓子さんが選手登録されているASC adoomaが「Lリーグ加盟」へと挑みます。同時期に地域リーグ決勝大会もありますので「JFLへの加盟」も果たせるかもしれませんね。
ま、最も困難なミッションは「2015年までにコンサドーレがJ1で(しかも2回!)優勝」ってことでしょうけれど(苦笑)。
個熊的には函館あたりで本気でJ入りを狙うクラブが現れたりすると面白いかなと思いますけれど。

posted by ひぐま@三角山 | 2009-10-12 20:32

Re:コンサドーレに不足しているもの。それはライバル!

>ひぐま@三角山さん
北海道サッカー協会のその計画は詳細までは知りませんが、以前から聞いたことはあります。
しかし、北海道からどこかがJFLに上がるというのは現実的に遠い先であろうと思います。
なぜならば、いまや全国中でJリーグ入りを本気で目指すチームがあり、
その競争の中では、ただでさえ厳しいと思いますし、
地域リーグ・北海道ブロックはやはり、全国で一番レベルの低いという感は否定できません。

ここは、本気でJを目指すクラブが現れないとJFLにすら入れないと思います。
しかし、現状どこの都市も興味はない感じですよね。
函館はスタジアムは十分なんで、動きだせば難しくはないと思うんですけどね。
ですがやはり札幌市内にもう1つあればコンサドーレは劇的に変わると思います。

Fリーグやなでしこの流れはいいと思いますが。
やはり男子サッカーに、風が吹いてくれないかなと思います。

北海道は、土地が広いのでそれを生かして
例えば、北海道各地区毎に、サッカー施設がたくさんある、「サッカータウン」を作り、
そこですべての人(補欠・控え0)が参加できるリーグ戦を毎週末行って、
そのサッカータウンの街おこし・活性化を実現させ
同時にサッカーの普及の実現というようなことができると思うんですがね。
ピッチは土や人工芝であったり、ゴールを簡易設置用とか持ち帰れるのにすれば
費用はそんなにかからないと思うんですけどね。
そういうのは考えていないんでしょうかね。

なんかこう、「北海道だからこそできる、強化・普及・育成」がたくさんあるような気がしますけどね。

posted by mut18@管理人 | 2009-10-12 22:20

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