2007年08月18日

#115 2007年J2第34節 京都2-3札幌

キックオフ時の気温は37℃を越えた。
4日前の京都-草津戦を偵察した時は35℃だが、雲が直射日光を遮っていた。
この日は西日直撃。覚悟はしていたつもりだが暑くて堪らん。
こまめに水分を取り、流れる汗を拭く。

20070818-00.jpg


観ている方以上に選手は辛いはず。
試合前半はピッチの殆どが日なたとなっていたが、思った以上に
札幌の選手達は動けていた。
お互いにリスクを避ける展開ながら、札幌やや優勢。
というか京都は何故か余り攻めてこなかった。後半勝負?

前半38分。セットプレイから札幌先制。
このまま出来るだけ長い時間、この点差を維持できれば。
前半ロスタイム。曽田がパウリーニョを倒してしまいPK献上。
このプレイについては擁護出来まへんわ…
1-1で前半終了。

試合前までは、勝ち点1で上出来だと思っていた。
アウェイゲーム、中4日での試合、暑さ、強敵相手ならやむなし、と。
だが、数日前に発覚した、メインスポンサー石屋製菓の不祥事発覚。
ここぞとばかりに煽り立てるマスコミ。
コンサドーレ存続と結びつけた記事が何本も新聞紙上を賑わす。
この動揺を払拭する為にも、勝ち点3は必須条件になった。
我々サポーターが居る限りコンサドーレ札幌は何度でも立ち上がる。

後半に入る頃には日没を迎え、ピッチは大部分が日陰に隠れた。
京都が一転して攻勢に出た。後半21分。京都2点目。
TVでハイライトを観ると、アンドレ→パウリーニョのヒールパス→走り込んだ徳重シュート。
この一連の流れ、敵ながら見事。ウチのDFが対応し切れていなかった。

やはり京都相手だとキツいか…せめて1点取ってドローで御の字かなぁ。
声は出すものの、どうしても弱気になってしまう。
暑さの為か、手先が痺れる様な感覚。
こういう時だからこそ、逆転して勝って欲しい。
頭をよぎるのは、昨年第4クールの柏戦の逆転勝利。
そして今年の第2クール福岡戦、第3クールヴェルディ戦。

この期に及んで未だに選手を100%信じ切れない自分が恥ずかしい。
こういう心の弱い人間は本来、ゴール裏に居ちゃいけないのかも知れない。
でも、6割5分くらいは信じてたんですけどね(笑)

思いは届いた。
後半31分ダヴィ、同33分石井。
3点目が入った直後、ウルッと来てしまったのは秘密だ
その後、ピンチを何度も凌いで試合終了。

この勝利はただの1勝ではない。
直下のライバルに勝ち点0以上のダメージを与える事が出来た。
苦しい中、皆で掴み取った勝ち点3。
残り試合はまだ残っているが、これは「ほぼ貰った」な。
そう確信しました。

5ヶ月前の開幕戦、西京極で味わった先行き不明の絶望。
同じ場所でそれを乗り越える事が出来た。
1ヶ月続く苦しい連戦日程。最高の滑り出しになりました。







南茨木⇔西向日 (通勤定期を使用)
西向日⇔西京極 ¥180×2=¥360

        小計  ¥360
     今季通算  ¥154,645

posted by ドミノス |13:49 | コメント(2) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:#115 2007年J2第34節 京都2-3札幌

皆さんの声が画面の中から聞こえてましたよ、
猛暑の中応援ありがとうございます。

個人として勝てなくてもいいから暑さの中、怪我のないようにそして帰札してくれればそれでいいのでは、と思っていた自分を恥じました。

選手同様戦いましょう。

posted by 猫のまま| 2007-08-18 21:11

Re:#115 2007年J2第34節 京都2-3札幌

○猫のままさん
TVを通じて声が届いていた様で、良かったです。
平日という事で人数は多くありませんでしたが、その分
いつもより更に声を出して応援しました。
特に、石井の決勝ゴールから試合終了までの10数分間。
ゴール裏の一体感、勝たせたいという想いで一つになっていました。

引き分けでいい、なんて一時思ってしまったのが勿体ない。
この勝利で確信しました。
今年の強さは本物です。
9月のアウェイ徳島戦まで続く、札幌を離れて戦う連戦は
最後の登り坂。
苦しいですが一気に行ってしまいましょう!

posted by ドミノス | 2007-08-18 22:32

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