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2006年12月31日

#79 2006年ふりかえり~コンサ編

ようやく長いシーズンが終わりました。
今年は「サポーターとしての自分を試され続けた一年」
「理想と現実とのギャップとに苦しんだ一年」だったと思います。

2006年開幕前。
他チームからの補強を行い、キャンプの仕上がりも上々と報道されました。
自然と期待は高まりました。
いよいよ今年こそJ1昇格への道を歩むのだ、と。

しかしホーム開幕水戸戦、アウェイ愛媛戦辺りで早くも疑問が生じました。
その後4月徳島戦から続いた泥沼の不勝地獄。
大勝する事も有れば、TV画面から目を背けざるを得ないバカ試合もやらかす。
本当に強いのか?このチームは一体なのか?
柳下監督が指導し続けた3年間は一体何だったのか?
何か変だぞ…?

勝てなかった6月辺り。個人的にも軽く人間不信に陥ってたのもあってか
一時期、これまでに無いほどコンサから気持ちが離れた事もありました。

パッと見の美しさや直感的に感じた中身に意気投合して惚れ込んだものの、
近付いていくと、それまで目立たなかったアラや欠点が見えて来て、
次第に、理想と現実とのギャップに苛立つ様になった。
今思えば、自分の勝手に抱いていた理想を押し付けて舞い上がっていただけ。
相手にそれを求めていたのだが充分に得られず、呆れ果てて心が離れていく。
…例えるならマァこんな所でしょうか。
あくまでもフィクション、例え話ですよ?こんな失恋体験なんかしてませんよ?

そもそも何で自分がコンサドーレ札幌を応援しているのだろう。
道外出身で、北海道には何の関わりもないのに。
ただ北海道を旅行したのがキッカケで好きになって…
そんな自分が札幌のゴール裏に居てもいいのだろうか?
…この辺の疑問は未だに解決せずに小さくくすぶったままです。
(コッチのエントリーにもその辺は書いてます)

その辺はまぁ上手く何とか誤魔化してw今に至ってます。
8月には約1年ぶりのホームゲーム観戦へも行きました。
数年前の全盛期に比べて人数は減っているのは仕方がないが、
やはり「ホーム」が生み出す力ってのは有るんだなぁ、改めて思いました。

今年のリーグ戦はJ2の上3つとJ1の下3つが早々と固まってしまったので
観ている分には詰まらなかった。
夏~秋口の辺りは、何の為に応援しているのかを見失ってしまいました。
このまま永遠にJ2中位で終わってしまうのか?
悲観的になっていた所、最後の最後に素晴らしい贈り物を貰いました。

11月、ジェフ千葉戦から始まった天皇杯の快進撃。
千葉戦と準決勝・ガンバ大阪戦は残念ながら観られませんでしたが
新潟戦と甲府戦は現地で観戦出来ました。
全国から次々と集結するサポ仲間。
押されまくる苦しい試合の中で必死に声を出し、唄い、叫ぶ。
勝利を願い、選手達を信じて一つになって応援出来た。
一つのゴールに感情をむき出しにして喜び、涙を流す。

信じる事、一つになる事。
最後の最後に原点へ回帰する事が出来ました。

来年は監督が変わります。恐らく戦術も変わるでしょう。
チームの実像を見失うことなく、見続けていきたいと思ってます。

よいお年を。

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posted by ドミノス |18:46 | コメント(2) |

2006年12月30日

#78 第86回天皇杯準決勝 G大阪2-1札幌

今日ようやくビデオを見終わりました。昨日は仕事だったもので。
職場では目立たない範囲でコンサグッズを身につけ、
休み時間をハーフタイムに合わせて取りました(笑)
PCでネット速報をコッソリ立ち上げ、かじり付いてました。
せめて心だけでもスタジアムに居るつもりで…

速報の文章を読んだ限りでは、試合展開を次のように想像してました。
終始押されまくっていながらも惜敗。勝てない試合じゃなかった、と。
改めて録画を観て感想。
勝てない試合じゃなかったというのには変わり有りません。
ただ、思ったより両チームの差は大きく開いていなかった。

もちろん、差それ自体は有りました。
当たり前だがガンバ大阪は強い、上手いわ。
いつも見慣れているJ2リーグだと通るはずのないパスが通る。
繋がるはずのないクロスが上がる、奪えるはずの相手ボールがキープされる。
これまで対戦してきたチームの中でも一番強い。

ゴール前での決定機の数は、それ程変わらなかったと思います。
それを決めきれるか、外してしまうか。
ホンのチョットした事がJ1とJ2の差だと思わされました。
ただ、埋められない差ではない。
いつの日か必ず、J1の舞台で再び戦いたい。

だから「よくやった」とか「ここまで頑張った」なんて表現はしたくない。
この試合、勝てたはず。もっと出来るはず。
来年からのJ2リーグを、昇格目指して1から又頑張ろう。

「勝って当たり前」「タイトルを取るのが義務」「足らないポジションは余所から強奪」の
今住んでいる所にあるビッグクラブではなくて
勝つ事もあれば年に何度かバカ試合もやってしまう、お金も無いし有名選手も居ない、
まだまだ下手な選手達だけど、最後まで走り切りJ1チーム相手に堂々闘った
コンサドーレ札幌のサポーターで本当に良かった。

あなた達を応援していてよかった。

posted by ドミノス |21:51 | コメント(2) |

2006年12月28日

#77 ガンバ大阪戦プレビュー~究極の闘い~

いよいよ明日は天皇杯準決勝・ガンバ大阪戦。
地元のチームが対戦相手という事もあって非常~に観たかったのですが
日が悪すぎる。仕事納めなので断腸の思いで欠席です(涙)。

相当の強敵です。そう簡単には勝たせてくれないでしょう。
押さえるべきキープレーヤーは次の3人、とみました。
遠藤、二川、マグノ・アウベス。
勿論、その他にも強者揃いですが…

ただ一つ救いと言えるのが播戸欠場。
代役としてマグノと2トップを組むのは、やはり前田になりそうです。
これは助かった。靱帯断裂の影響からかスピードは感じられず。
かといって足下のテクニックが有る訳でもない。
少しくらいハンデ貰わんとね!

DFラインは宮本、シジクレイ、山口。
場合によってはキング加地が最終ラインに入って4バック。
シジクレイと言えば「残念、そこはシジクレイだ」のイメージが強いですが
自分が観る限りでは、空中戦は強いが足下はファンタジー。
時々、DFラインから謎のドリブルを開始したりします。
ハッキリ言って曽田さんと大して変わりません。
むしろ、人間に過ぎないシジクレイなぞ絶対ネ申の前では無力。

実際のプレイでも、メンタル上でも、引いたら負けです。
玉砕上等くらいの気持ちでぶつかっていって攻めきる事。
そうすれば、きっと勝機は見えるはず。

明日は職場から念を送ります。

posted by ドミノス |23:12 | コメント(0) |

2006年12月23日

#76 第86回天皇杯準々決勝 甲府0-2札幌

確かに俺達ゃ今季J2で6位だ。技術は無い。
だが、失うものも何も無い。
此処まで勝ち進んできた勢いが有る。
そして、ようやく手に入れた一体感が有る。

今日の試合もミスはポロポロ有った。
点を取られていてもおかしくないし、もっと点を取れていた筈。
が、最終的に勝ったのは、俺達・札幌だ。

今日の応援は、チーム初・未到のベスト4進出への手助けになったかなぁと自負出来る。
陸・海・空。あらゆる手段で全国から、想像を遥かに超えた人達が集結した。
ホームゲームの人数でアウェイの応援。
最高の組み合わせだ。

この先、何処まで行けるかは分からん。
勝ち残った他3チームはいづれも強豪、そう簡単には勝てないだろう。
だが、サッカーはやってみんと分からんもの。
可能性は僅かかも知れないが、信じてみようかな。
元旦、国立。

最後に。
試合前にスタメンのFWを聞いて思わず「エーッ!?」と言ってしまった。

中山元気選手、本当に済みませんでした!


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posted by ドミノス |22:10 | コメント(3) |

2006年12月22日

#75 甲府戦プレビュー~一戦一勝

いよいよ明日は天皇杯準々決勝・甲府戦です。

ヴァンフォーレ甲府と言えば昨年のアレ…
ロスタイム3点を思い出す人が多いことでしょう。
残念ながら(?)その時は現地に居なかったので、
個人的には余りピンと来ないんですが。

コレに勝てば準決勝、その先には元旦・国立での決勝戦。
其処を目指すのは勿論ですが、余り先の事は考え過ぎず、
取り敢えず、目の前の試合を一つずつ勝ち進んでいければ、と。

甲府に勝って準決勝へコマを進めても、自分にとって恐らくこの試合が
年内最後の生観戦になりそうです。
29日は仕事納め、年末年始直前で忙しいのです…さすがに休むのは無理かも。
マリノスが勝ち上がってきたらスッパリ諦めます。ガンバだったら…うーむ、悩む…

さあ出発です。

posted by ドミノス |20:21 | コメント(0) |

2006年12月09日

#74 第86回天皇杯5回戦 札幌2-2新潟 PK8-7

三年余りの間、ずっと待ち望んできた。
札幌が新潟に勝利するのを。
その瞬間を現地で共有出来て、心から嬉しかった。

今だからこそ書けるが、本当はもっと楽に勝てる予定だったのになぁ(笑)
前半は新潟のプレスに苦しめられ、90分で2失点したが、
いづれも崩されて取られた点じゃないし(2点目は…以下略)
新潟の攻撃には全然恐さを感じませんでした。
返すがえすも、相川のバーぶち当てシュートと優也のジサクジエン劇場さえなければ…(笑)
もし負けてたら戦犯だぞw

自分ところのチームでPK戦を生で観るのは初めてでした。
メンタル勝負のPK戦、ウチの選手で大丈夫!?と一瞬思いましたが
とにかく選手達を信じる事にしました。
蹴る瞬間は、シュートが入るビジョンを頭の中に描き、
ただひたすらに「大丈夫。絶対入る。」と呟き自己暗示をかけていました。
そうでもしてないと観ているだけでプレッシャーに押し潰されそうでした。

そして新潟8本目のPKを止めた瞬間。
自分の中で何かが弾けました。
サッカーの試合を観て泣いたのはこれで二度目です。
今でも思い返すだけで涙腺が緩みます。
泣いてたのは自分だけじゃなくて周りの人みんなでしたYO


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posted by ドミノス |22:40 | コメント(4) |

2006年12月08日

#73 フクアリへ行こう

いよいよ明日は天皇杯5回戦。
フクダ電子アリーナでアルビレックス新潟を迎え撃ちます。

対戦相手の新潟と言えば、3年前の夏の夜。ビッグスワンでの出来事。
今、深く静かにその時の事を思い返して静かに闘志を燃やしています。

明日は、自分達の応援で必ず新潟に勝ちます。勝たせます。
第4クール柏戦のような、シビれる試合を又観たい!

余談ながら、試合のチケット余り売れてないみたいですね。
日刊全国版の記事によると当日観衆は2000人前後との予想。
また、↑文中にも有りますがジェフ千葉の選手達とのサイン会&写真撮影会が
有るらしいですよ(笑)
ジェフ千葉チームスケジュール12月9日の所に「天皇杯観戦(フクアリ)」って入ってるw

冗談はさておき、フクアリはとても観やすいスタジアムと聞きます。
スタジアムグルメも充実しているらしいので楽しみです。
今晩発の深夜バスで東京へ向かい、朝は絶食して臨みます。
まずは、タッパー持って「喜作」のソーセージ盛り…って…
年内の営業は終了ですって。
4年ぶりのナンカレーに期待です。

では明日、フクアリでお会いしましょう。
必ず勝って、仙台へ、その先へ…と夢を繋げましょう!

posted by ドミノス |21:22 | コメント(0) |

2006年12月02日

#72 2006年J2第52節 札幌0-2鳥栖

やっぱり、最後の最後までウチらしい…
又も、素晴らしい試合の次に糞試合という代償を支払ってしまいました。

前半15分辺りまでは、両チームが互いに攻め合う目まぐるしい展開でしたが
1点先制されてからは、札幌は戦う事を止めてしまいました。
後半に2点目を取られてジ・エンド。完全に手詰まり。
攻撃に転じても、人数をかけた鳥栖守備陣に突っ込んで行って終了。
試合の展開がノロい!!
後半25分以降は早送りで観てしまいました

この1年で、鳥栖には苦手意識を植え付けられてしまいましたねぇ。
2004年には横浜FC,05年は山形。そして水戸、四国2チーム(アウェイ限定)。
全くもって勝てる気が全然しない。
本気でJ1昇格を考えているのなら、苦手チームなんて作っちゃいかんのに。

スカパー中継では珍しく、試合後のセレモニーまで放送されていました。
社長、林選手に続いて柳下監督の挨拶がありました。
監督の3年間に渡る指導には感謝していますが、自分は今年限りの退任で正解だと思います。
各紙報道では来季監督候補は数名挙がってます。
守備面の構築をしてくれるなら大宮の三浦監督が良いかなぁ…。

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posted by ドミノス |22:34 | コメント(3) |