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2015年01月09日

『秋月記』 葉室 麟

年末年始に読んだ 東野圭吾の「麒麟の翼」 「赤い指」 「新参者」 「夜明けの街で」 の感想をアップしようと思ったら、SPAMと判定されて アップできませんでした。
4冊とも 殺人事件を扱ったミステリーですから、殺人や 死と言った単語が引っかかったのでしょうね。
チャップリンの映画、「独裁者」の感想に続いて 2度目です。


その代わりと言ってはなんですが、「秋月記」。
舞台となる秋月藩は実在した藩で、現在の福岡県朝倉市に藩庁が置かれていました。主人公、間小四郎(アイダ コシロウ)や 儒学者 原古処(ハラ コショ)、女流漢詩人 原猷(ハラ ミチ)、日本で初めて種痘を行った医者 緒方春朔(オガタ シュンサク)、秋月葛の 高木久助も実在の人物で、作中の大きなエピソードである織部崩れを含め、基本的に史実に基づいて書かれています。
とは言え、立場が変われば 見方や評価も変わりますし、架空と思われる人物も登場する訳で、どこまでが事実で どこからが創作なのかが判らないのが 歴史小説な訳ですが・・・。

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posted by aozora |22:24 | 本の話 | コメント(0) | トラックバック(0)