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2012年10月09日

【映画】  ツナグ

3連休の最終日、向かいのお爺さんが 早くも冬囲いを始めた日、久し振りに映画を観てきました。
しかし、同じ姿勢で2時間以上の鑑賞は 今の僕には 正直 きつかった。
幸い 端の席だったので 多少は動けましたが、あまりゴソゴソするのは 周囲の迷惑。
アクション物やSF物ならまだしも、今日のような静かな映画では マナーモードの携帯電話が鳴るだけでも気になりましたもん。


さて、『ツナグ』。

20121008-00.jpg




以下、ネタバレがあります。



生者と死者の再会を橋渡しする交渉人、ツナグ。
死者との再会を希望する3人と、そのツナグという仕事を祖母から後継することとなる若者の、4つのエピソードから成ります。

生きている者と死者との係わりを描いた映画は 今までもたくさんありましたが、生きている者が死者にもう一度会いたいと願う状況は様々でも、会いたい相手は 親や子、恋人や親友、犯罪や事故の被害者など、パターンとしては さほど多くはなく、この映画にしても その枠から外れるものではありません。
ただ、どれもありがちなストーリーですが、だからこそ 生と死、悔いなく正直に毎日を生きていくという事に関して 考えさせられます。
思い切り泣かされるような映画ではありませんが、何度か 目頭がじんわりと熱くなりました。


死者が承諾した場合、一晩だけの再会が叶うのですが、たとえ一晩とはいえ、死者が肉体を伴って蘇るという設定には 少々違和感を感じました。
ただ、死者が 生前の元気だった頃のような穏やかな表情、自然な雰囲気でそこにいるからこそ 生者は癒されるのでしょうね。 


出演している役者さん。
松坂桃李も良かったけれど、樹木希林の存在感は圧倒的、凄いです。
樹木希林なら 本当に死者が出来そうな気がしました。


原作には 映画には無い もう1人の依頼人が登場するようですから、今度は原作を読んでみたいと思います。


posted by aozora |23:43 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(1)

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映画「ツナグ」あなたが逢いたい人は誰ですか 【soramove】

「ツナグ」★★★☆ 松坂桃李、樹木希林、佐藤隆太、桐谷美玲、 橋本愛、大野いと、遠藤憲一、別所哲也、 本上まなみ、浅田美代子、八千草薫、仲代達矢出演 平川雄一朗 監督、 129分、2012年10月6日(公開) 2012,日本,東宝 (原題/原作:ツナグ/辻村深月著) 人気ブログランキングへ">>→  ★映画のブログ★どんなブログが人気なのか知りたい← 初登場3位で発進したが 2週目で首位に浮上 最終的には15億辺りまで行きそうな勢い 「映画を見ようと思った時 邦画の優先順位は低いが...

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