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2010年04月19日

【映画】  アリス・イン・ワンダーランド

公開2日目、日曜日の夕方に3Dの字幕版で観てきました。
9割くらいの入り。
3Dメガネは 300円でクリップオンタイプを購入したので、かけている事を気にせずに快適に観賞できました。


ただ、内容は。。。。。。。。





以下、ネタバレあります

キャラクターは 今ひとつ。
悪役の 赤の女王は 「首をはねろ」 が口癖の デカ頭なのだが、ファンタジーらしいキャラクターで 存在感があり、なかなか良かった。
なのに、善玉であるはずの 白の女王。これが酷い。全然 善人に見えない。ゴス系メイクの影響もあるのだろうけど、表情にも裏がありそうで、悪役で出てきても納得してしまいそうなキャラクター。

ジョニー・デップ演じるマッド・ハッターは 大胆な化粧で目立つけど、さほどの存在感は感じない。
チェシャ猫や 時計うさぎなど、他のキャラクターの多くは ルイス・キャロルの原作や ディズニー映画 (なんと1951年製作、60年前だ) などでお馴染みなので、割とすんなり受け入れられるけど、これは目新しいものではない。


ストーリーも 今ひとつ。
全体としては アリスの成長物語なのだろうけど、どれもこれも中途半端で、たいして面白い話ではない。
アリスが堀を渡って城に向かうシーン、白の女王が 縮む薬を作るシーン、アリスがドラゴン(何か名前があったけど、忘れた。)を倒すシーンは、ちょっと唖然。
最後のエピソードも とって付けたようなもので、ちょっと白けた。

印象に残ったのは、死んだ父親がアリスに残した言葉くらいかな。


3D映画は 空飛ぶ家、アバター に続いて 3作目。
中では一番3D映像が活かされていたように思うけど、それでも満足できない。
穴に落ちていくシーンなどは もっと出来るはず。

全体に暗いトーンで、ディズニーアニメのような 明るいファンタジー作品ではない。
これが ティム・バートン作品だと言ってしまえば そうなのかもしれないけれど、せめて 赤の女王に勝った時に 青空が広がるとか、もっとシンプルでメリハリのある演出があっても良かったのではないか と思う。


うちの奥さんや 後の席で観ていた女の子たちは面白いと言っていたけど、僕としては残念な作品。
少なくとも お子様連れで観に行くのには あまりお薦めできないかな。
第9地区か オーケストラを 先に観た方が良かった と思ってしまいました。


posted by aozora |00:39 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0)

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