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2014年10月15日

『インヘリタンス 果てなき旅』  ドラゴンライダー BOOK4

今日は 昨日とは打って変わって ポカポカと暖かったですね。
やはり陽射しがあると違います。
小春日和、インディアンサマーでした。


さて、好きな人は好きな 長編ファンタジー。

長編ファンタジーといえば
「ナルニア国物語」 (C.S.ルイス 1950~1956)
「指輪物語」 (The Lord of the Rings、J.R.Rトールキン 1954~1955)
「ゲド戦記」 (U.K.ル・グウィン 1968~2001)
「ハリー・ポッター・シリーズ」 (J.K.ローリング 1997~2007)
などは 映画化もされて かなり有名ですし、
「スター・ウォーズ・サーガ」 (映画シリーズ以外の小説が多数)
「西遊記」 (丘長春? 呉承恩? 16世紀)
なども含めて良いと思います。
国内でも 
「十二国記」 (小野不由美 1991~未完)
など 多数ありますし、世界中にたくさん面白い作品がありますよね。

ドラゴンライダーシリーズも そうした長編ファンタジーのひとつで、
BOOK1は 「エラゴン 遺志を継ぐ者」
BOOK2は 「エルデスト 宿命の赤き翼 上下」
BOOK3は 「ブリジンガー 炎に誓う絆 上下」
そしてBOOK4が この「インヘリタンス 果てなき旅 上下」です。

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舞台はアラゲイジア国、敵は邪悪な王、ガルバトリックス率いる強大な帝国軍、国の平和を取り戻すために 人間、エルフ族、ドワーフ族、アーガル族などの連合軍であるヴァーデン軍が立ち向かうという展開で、大まかなストーリーとしては 本当によくあるパターン、王道のファンタジーです。

主人公のエラゴンも 宿敵ガルバトリックスも ドラゴンと共に戦うドラゴンライダーで、共にフォースならぬ 魔法を使いますし、エラゴンはスターウォーズでいうところのライトサイド、ガルバトリックスはダークサイド、暗黒面に落ちたドラゴンライダーですね。

面白いですよ。
さすがに全巻通すと厚い本が7冊なので 冗長に感じる部分はありますし、BOOK4も 上巻は多少そういう面がありますが、下巻は一気です。
BOOK11からBOOK3までに張り巡らされた伏線が BOOK4で上手く納まり、それぞれの人間関係や それぞれの想いが 切なくも深い余韻を残します。
単純なメデタシメデタシの大団円では終わらないところが良いです。

BOOK1が発売されたのは 2003年で、僕が古本屋で手に取ったのは 2005年頃だったかな。
なかなか続編が古本屋に出回らず諦めていたところに、昨年 BOOK2、BOOK3と立て続けに入手。
となると早く完結編のBOOK4(2012/11刊)を読みたくなるのは人情で、古本を待ちきれずに 新刊で購入してしまいました。
税別 1900円×上下巻は 痛かったけれど、面白かったから満足です。
BOOK1は 以前に古本屋で処分してしまったので、全巻揃いで保存しておく為に またどこか見つけて来ないといけないな、と思っています。


(10/16 追記) 
主な登場人物を スター・ウィーズの登場人物と対比させてみると、

ルーク・スカイウォーカー              エラゴン
レイア・オーガナ                  アーリア
ハン・ソロ                     ローラン
チューバッカ                    オリク

オビ・ワン・ケノービ                ブロム
ヨーダ                       オロミス

アナキン・スカイウォーカー/ダース・ベイダー    マータグ 
ダース・シディアス/パルパティーン         ガルバトリックス

という感じでしょうか?

posted by aozora |21:15 | 本の話 | コメント(0) | トラックバック(0)

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