2014年01月23日
「コンサ!コンサ!コンサ!」(1月23日)より
今日は第3木曜日です。道新朝刊<札幌圏>に、スポーツライター斉藤宏則さんが書かれている 「コンサ!コンサ!コンサ!」の紹介です。 今回は、11回目として前田選手です。次回が最終回なのかもしれません。 最終回は主将の河合を取り上げてくださることを希望します。 ただ、このコラムは2013年度限定とは書いてなったような気がするので、3月の第3週は新年度ですが 連載継続してくださるかもしれません。 その時にはぜひ、<札幌圏>ではなく、道内どこでも読める紙面でのコラムにしていただければ幸いです。 過去10回、取り上げてた選手たちは、 3月の第1回目は財前監督さん 4月の第2回目は内村選手 5月の第3回目は岡本選手 6月の第4回目は上里選手 7月の第5回目は上原選手 8月の第6回目は日高選手 9月の第7回目は奈良選手 10月の第8回目は荒野選手 11月の第9回目は杉山選手 12月の第10回目は砂川選手 斉藤さんの文中での説明とそれに対する前田選手のコメントを、いくつか拾って紹介します。 斉藤さんの説明文については、省くだけでなく短縮したりもしています。 斉藤さんの説明書きは●で書きます。 ★今日の見出しです <華麗な突破 客が湧く> 小見出し <プレー雄弁><監督が熱望><今季へ熱意> ●斉藤さんが前田を語る一言は”Jリーグ屈指のテクニシャン” ●こわもての男性が実はすごく優しかったり、きゃしゃな女性が実は空手の有段者だったり。例を挙げれば キリがないが、周囲の人を引き付ける要素の一つだ。前田俊介という選手にもそれは当てはまる。 ●そうした人柄が、ひとたびグラウンドに入るとどうだろう。 2013年8月21日、札幌厚別公園競技場で行われた愛媛FC戦。前田はドリブル突破を連発した上、 先制点を奪う大活躍を見せた。試合は札幌が相手を0点に抑え、3得点で快勝。ところが、ド派手な活躍を みせた前田は試合後のヒーローインタビューでは一転し、「はい。勝ててよかったです」というコメントに 終始した。その姿にスタンドは大きく沸いた。 ●前田のキャラクターはもはや多くのファンに知られるところ。淡々とした口調が圧倒的なテクニックを さらに引き立てる。プレースタイルだけで雄弁に自らの存在を語る。 ●コンサドーレには完全移籍で12年のシーズンから加入した。チームが4季ぶりにJ1復帰を果たしたこの年、 前田の獲得は当時の石崎信弘監督(現モンテディオ山形監督)が熱望したものだった。 ●前田のキープ力はJリーグ全体を見渡しても突出している。それは、小学生の時に在籍した高田FC (現在はディアブロッサ高田FC)で育まれた。高田FCはパス禁止のチームだった。相手からボールを 奪ったら、とにかくドリブルで突き進む。得点するには、まずボールを奪われてはいけない。 前田「自分はどう動けばいいのか、いつも考えながらサッカーをやっていましたね」 ●10年にFC東京のコーチとして前田を指導した経験がある奥原崇監督(FC東京U-15深川監督)は テクニックを間近で見て衝撃を受けたという。 奥原監督「運動量や守備など総合力を上げれば、代表で主力を張れる才能はある。でも個性的なところが 俊介の魅力でもある。一皮むければ、あのスタイルのままでも、さらに上を目指せる」 ●前田は昨季、「一皮むけつつある」印象を私に与えてくれた。例年に比べて体がシャープになり、プレーに 速さが生まれた。さらに夏には、パフォーマンスが劇的に高まった。エース内村は 内村「前田にボールを渡せば、2、3人は絶対に抜いてくれる頼もしさがあった」 ●プレーオフを逃した昨季の最終戦後、前田は悔しがった。 前田「目標を達成できなかったら何も意味がない」 ●口調こそ、いつも通り淡々としたものだったが、その言葉からは次なる14シーズンに向け、並々ならぬ 熱意を感じ取れた。 ●前田は今季、さらなる活躍で北の大地に歓喜を呼び込んでくれるはずだ。「冗舌なまでの」鮮やかなボール テクニックは一見の価値がある。ぜひともスタジアムで、前田という男のギャップを目のあたりにしてほしい。 以上です。
posted by tnfaki |11:42 | コンサドーレ | コメント(0) |
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