コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2013年05月30日

「張り差し」は「負の遺産」

大相撲の話です。

どんなスポーツでも、対戦相手をリスペクトすることは最低限のマナーだと思います。
サッカーでは、ファアルした場合、主審が必ずと言っていいほど、握手させようとしていますね。
これはリスペクトとは違いますがフェアプレー精神ですね。

今朝の道新スポーツで、紹介しておきたいコラムがありました。
<甘口辛口>というコラムです。
このコラムについては、wikipedia にも書かれています。

wikipedia.org/wiki/コラム甘口辛口

コラムのタイトル通り、甘口的なこと辛口なことを多種のスポーツ等に渡って書かれておられます。
今朝は大相撲でのことでした。『今村忠』さんと言う方が執筆されておられます。
内容は、私にとってその通りだと膝を打つほど100%納得できる話でした。

紹介させてもらいます。

 読者から匿名でこんな投書が小欄に寄せられた。「白鵬はきたない。横綱相撲ではない。優勝がかかっていたとはいえ、この大勝負にまさか横に変化することはないと思っていただけに大変憤りを感じている」。横綱白鵬がすくい投げで大関稀勢の里に辛勝した。夏場所14日目の全勝対決の立ち合いについてである
▼事実上の優勝決定戦。7年ぶりの日本出身力士優勝の夢がしぼんだだけに気持ちはよくわかる。しかし、「変化」とは立ち合い相手の体の正面に向かわず、とっさに左右どちらかに跳ぶことをいう。白鵬は立ち合い左で張って、すぐ狙いの左上手を取りにいき必然的に体が開いた
▼白鵬の肩を持つわけではないが、変化とまでは言えない。かといって横綱にふさわしい立ち合いとは決して言えない。稀勢の里の圧力を警戒した奥の手かもしれないが、前に踏み込み受け止めてこその横綱だ。匿名氏のように力と力のぶつかり合いを期待し、失望したファンも多かったろうと1枚のはがきから推察した
▼白鵬は上手狙いだったが、立ち合いで張ったら反対の手で差しにいく「張り差し」がふつうで、常套手段にしていた朝青龍の「負の遺産」がいまや新弟子までマネするほど蔓延している。しょせん相手をひるませる小手先のテクニックで張った方も脇があくリスクもある。横綱が下位力士の横っ面を張るのは見苦しいし、相手への敬意などあったものではない
▼人気回復への兆しは見えても相撲は変質するばかりだ。中には「勝ち方を考えろ」と張り差しや変化を許さない部屋もある。部屋任せにせず協会も力士を集め、立ち合いの正常化とともに張り差しについても話し合ってみてはどうか。

実は私、ツイッターでも何度かつぶやきました、この張り差し。
見苦しい、恥ずかしいなどと。平たく言えば、ビンタでしょ。
私がこれを嫌うのにはトラウマがあるからなのかもしれない。
中学1年の英語の授業中、あることで、その先生からみんなの前でビンタされたんですね。
それ以来、英語が大嫌いになり・・・
ある有名人もやってますね。絶対見たくない。


協会が、動いてくれるといいなあ。


今日はこれから出かける用があるのですが、雨は嫌だなあ。
月形半平太じゃあるまいし。

でも、高校野球全道大会の今日の準々決勝は予定通り始まったようです。
雨天に負けず熱戦を繰り広げてほしいです。
札幌支部予選の高校サッカーも頑張ってください。こちらも準々決勝ですね。

posted by tnfaki |10:00 | 大相撲 | コメント(0) |

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