コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2022年12月02日

監督コメント&選手コメント(谷口・三笘・田中・遠藤・守田・権田)全文 

★「レポート」

    タイトル 「日本が強豪スペインに劇的逆転勝利!2大会連続のベスト16進出!」

貼ります。

https://www.jleague.jp/match/japan/2022/120103/live/#recap



★監督コメント

世界最高峰の、実力あるスペインとの戦いで非常にむずかしく厳しい戦いになるということは試合前から予想していましたが、まさに、難しい試合展開の中で選手たちが1失点したあとも、まずは我慢強く、粘り強く戦って自分たちの流れに持って行こうということ、非常に難しい戦いの中で選手たちがやったなと思います。

そして前半頑張って、粘り強く我慢強く戦った中で繋げてくれた選手たちがいたからこそ後半良い形で攻撃に移っていくことができたかなと思います。まずは選手たちがコスタリカ戦から気持ちを切り替えて最善の準備をする、そして試合で準備したことをこの試合でチーム一丸になってタフに粘り強く戦い抜くこと、勝つ確率を上げることをやってくれた。そして、現地にいるサポーターの皆さん、国民の皆さんが応援してくれたからこその勝利だと思います。国民のみなさんに勝利を届けられて嬉しく思います。


ーー2得点目はボールがラインを越えているかと思ったが、FIFAから説明はあったか?

ゴールについては我々は勝利するために戦っていたので、目標としていたことが形になったと思っています。ラインを割ったか割らないかについては現代サッカーのテクノロジーの中で、本当に割っていたのであればゴールキックになっていたと思いますし、レフェリーのジャッジをリスペクトして全て任せた上でゴールが決まったということは、間違いなくゴールだと思っています。


ーー日本代表がスペイン、ドイツに勝ったということでアジアのコミュニティ全体が誇りに思うが、ハーフタイムで何を話した?

まずはアジア全体にとっても日本のサッカーにとってもドイツ、そしてスペインという世界最高峰のトップグループにいる国に勝てたことは大きな自信に繋がる、嬉しいと思います。まだまだ、もちろん学ばなければいけないと思いますが、アジアのサッカーが世界で勝っていける、日本のサッカーが世界の舞台で勝っていける、アジアのサッカーに関わる方々、日本のサッカーファミリーと喜びを分かち合えればと思います。

ハーフタイムにかけた言葉は、まず前半0−0、0−1のところは我慢して進めようと言っていたので、よく我慢したと伝えました。ハードワークしてくれた選手から二人交代して後半より攻撃に転じていくということ、もう失点はしないように、後半よりゴールを狙っていくことを選手たちには話しました。前半も良い守備から良い攻撃にということ話していて、粘り強く最後ゴールに繋げようということを伝えました。
 

★選手コメント

●谷口

いつチャンスが来てもいいような準備はしてましたし、今日も初めてピッチに立たせてもらいましたけど、もちろん緊張したし、でも比較的落ち着いてゲームに入ることができたので。そして、やっぱりスペイン戦で勝点3を取って突破するっていうタスクをしっかり達成することができたので、とにかくすごいうれしいです。


ーー1点目は連携が悪くてクロスを上げさせて失点してしまったが?

こういう相手でもとにかくゼロの時間を長くするっていうのは、試合前から皆で共通意識をもちながら試合に入りましたけど、ああいう形で先に失点してしまって、でも0-1でもしっかり我慢しながら他会場の試合の状況も含めて、とにかく我慢強く戦うってのは試合前からみんなで合わせていたことなので、最少失点に抑えながら、とにかくチャンスを伺うっていうのは今日もできたかなと思います。


ーー後半の指示は?

とにかくもう1回仕切り直して、我慢強くやりながらもチャンスはあるぞっていうのはロッカーで話してましたし、あとはメンバーが多少変わって(三笘)薫が入ったり、(堂安)律が入ったりというところで、律は時間を作れますし、薫もウイングバッグでしたけど、できるだけ高い位置で仕事させたいというところで、結構高い位置からはめに行かせたりとか、ちょっとずつ変えながら後半に入れて、そこでしっかり相手を惑わすことができて、逆転まで持っていけたので、人の特徴を生かしながら、チームとして選手たちを生かすことができたと思います。


ーー堂安選手の得点が入っていける感じになった?

もちろん。やっぱり律のシュートが入って、僕らの空気もそうだし、会場全体の空気をそうだし、ドイツ戦を彷彿とさせるような、空気が変わったなっていうのはすごく感じたので、これはいけるぞって。


●三笘

失点しないことが大事でしたけど、前半も仕掛けるところがあればチャンスはあるなと感じましたし、もうあそこは勢いで、うまく僕が掛けたところでみんなも来て、律のスーパーゴールなんで、彼の素晴らしいクオリティによるものだと思います。


ーー2点目はギリギリ足をのばしたところから生まれたが?

1ミリかかっていればいいなと思いましたし、入った後はちょっと足が長くて良かったと思いました。


ーーVARの判定を待っている間の心境は?

 願ってましたし、僕の感覚では中にあるなと感じたんで、あそこでああいう風にバウンドするのもなんか運があると思いますし、(田中)碧が得点を決めたというのもなんかあるのかなと思っています。


ーー勝利のみを考えて?

そうですね、そのままステイすればいい話なので。


ーー田中 碧選手が決めたが?

なぜああいうところにいるのかわからないですけど、彼の走力と、守備でがんばっていましたし、見えないところでがんばっているところが1つ点につながったのはご褒美だと思います。


ーー1人でも仕掛ける姿勢を見せていたが?

フェラン トーレスにくるところは全部狙ってましたし、取れなくても素早くチェックすることで相手も嫌がるなとかは感じてたんで、そこはやり続けようというところと、取ったらカウンターがきくっていうのは分かってましたし、コンディションも悪くなかったので、行くところは行って、少しでも押し上げようと思ってました。


●田中

ーーゴールシーンを振り返ると?

 (伊東)純也くんからもらって、(堂安)律に出した時に、律から折り返しでワンチャンあるかなと思ってたんですけど、律も間に上げるだろうなと思ったのと、その後、(前田)大然がいたので、なんとか(ボールが)残るんじゃないかと思って信じてたんです。それで、(三笘)薫がうまく残してくれたんで。あそこまで入れることは、信じてやり続けた部分もあったので、それは良かったかなと思います。


ーー気持ちで押し込んだ?

いや、気持ちじゃないですね。別に、ずっとやってきたんで、あそこに入っていくのは。なので、うまく結果を残せたのは良かったかなと思います。


ーー判定が出るまで長く感じた?

 正直、(外に)出てるかなと思ったんですけど、あとはもうしょうがないので、入ってよかったと思います。


ーー三笘選手のアシストについては?

それもすごく嬉しかったですし、僕も怪我人が出て、色々あってチャンスをもらってる部分もあるんで、傍から見れば、それはしょうがないなと思いますけど、自分が出ている以上、結果を残して、自分でポジションを勝ち取りたい部分もありますし、今、この状況ですごくうまくなれるかとそうでもないんで、目に見える結果を残すのが一番手っ取り早いのかなと思うので、それが残せてよかった。良くない時からも、自分がここで点を取るってずっと信じてやってきたんで、それをずっとイメージしてやってきましたし、それを現実にすることができて、少しは自分がやってきたことが報われたのかなと思います。


ーー五輪で敗れた相手を倒したことは?

それは率直にうれしいです、内容はどうあれ。僕も内容のことはわかってますし、持たせてますけど、じゃあ自分たちがやりたいサッカーをやっているかって言うと、そうじゃないのは分かってますけど、ただその中でもこのワールドカップを勝つという中で最善策が現時点の形の可能性が高いだろうし、このきついなかで勝ち抜いたのは紛れもなく、僕らの力だと思うので、それは少しは自信を持っていいところであるのかなと思うし、別に僕だけじゃなく、いろんな選手が出ても、力がある選手が多いのは本当にこのチームの良さだなと思います。


●遠藤

ーーけがの状態は?

 説明が難しいですけど、とりあえず靱帯(じんたい)は問題なくて、そんなに大きなけがではないですが、今回はまだ完璧に直ってないですけど、次はほぼほぼ100%に近い状態でいけるんじゃないかと思っています。


ーー守備で締めたが?

 正直、出ようと思えばもしかしたら出られたかもしれないんですけど、やっぱり100の状態で出られないのは良くないって思っていたので。他にもいい選手はいますし、1点リードをくれれば俺が締めるぐらいの気持ちで、実際それを達成できたのでよかったです。


ーー前半は1点リードされてハーフタイムを迎えた時は?

 意外と落ち着いてましたけど。もちろん点を取りに行かなきゃいけないっていうのは分かってたし、ドイツの結果を見ながらベンチはやってましたが、前半は0-2にせずに折り返すのはとにかくベンチで望んでいたところで、交代選手を含めてしっかりパワーを出すというのはゲームプランでもあったんで、それをうまく実行できました。


ーー3日間全体練習に合流していなかった?

 何もしてなかったですね。いや本当、自分でもびっくりするくらい、よく直ったので。リバウンドはこれから見てみてですけど、多分大丈夫です。


ーードイツとスペインに勝って1位通過したことは?

なぜコスタリカに勝てなかったのかというのは、たぶん、みんなに言われると思うし、世界を見ても、たぶん、日本がこのグループを1位で突破するって誰も思ってなくって、世界を驚かせたと思うし、まずこのグループリーグを突破をするっていうのは日本としては、いい意味でサプライズを起こそうというのはチームとしてみんな思っていて、そこはもう、一人一人の意識というか、そこはもう何というか、みんなの思いが本当に詰まったドイツ戦とスペイン戦だったと思います。


●守田

前半、早い時間帯で先制されたので。前半は苦しい展開でしたが、後半にシフトチェンジして、人に強く行くことを意識してやったら、相手も圧力を感じてミスが増えたりとかいい戦いができて、得点にもつながった。ドイツ戦で先に失点してから逆転勝ちするという前例があったので、前半は追加点を取られないことを意識しましたし、すごくトータル的によかったです。


ーーハーフタイムの雰囲気は?

もちろん、早い時間帯で点を取られたことはプラン通りではないですし、ただそこでじれずに2点目を取られなかったことはチームとしてプラスに捉えるべきだし、それが後半に来たと思うんで、そこは前向きに捉えていいと思います。


ーー中盤守備のタスクが多かったが?

 勝ちましたけど、僕の個人のプレーは正直良くなかったなと思いまし、フルで出場した程度で、僕がボールをロストする回数も多くて、前にもっと運べたと思いますし、個人的にはある意味、悔しいです。


ーー前半の印象は?

 5−4−1で低く守ってカウンターというのは前半の最初からイメージはあったんですけど、どうしても僕たちの守備の仕方だったりというのを、相手は見てプレーを選べるような選手ばっかりやったので、どうしても1人浮いてしまったところを簡単に使われるようなことが多くて、相手の方がパワーのかけどころとしてボールを失った後にすぐ守備にいけていたので。


●権田

前後半、ずっともたれていたので、ほぼ90分間、あの点を取った5分くらい以外はほぼほぼ相手に支配されながらのゲームだったので、スペインはあれをやることが一番勝つ可能性を上げられる、当然ボールを持っていたら失点することはないので、それが彼らのやり方ですし、あの展開はある程度想定した中で、本当にみんながコミュニケーションを取りながら、ハードワークしながら、サイドで数的同数をしっかり作っておくというのをみんながずっと、 90分間やっていたので、スペインもあれだけしっかり締められていたら、攻めづらいと思うし、そこは良かったのかなと思いつつ、まあ次はまた違う相手なので、しっかりそこに向けて準備しないといけないかなと思います。


以上です。

posted by ベル |11:54 | サッカー | コメント(0) |

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