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1978年生まれ。 コンサドーレ創立年度から応援を始め、1998年よりアウェイコールリーダーとなる。2003年春に札幌へUターン。 またコラムサイト「コンサイズム」では2001年末~2003年末までコラムを掲載。このブログではそのアーカイブと、当時を振り返るアフタートークをお送りします(予定)。

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CONSAISM clasics #10

2008年01月12日

本日も更新、clasics #10です。
そろそろシーズンに入るという時に見に行ったちばぎんカップの話。


天皇杯から生でサッカーを見るということを特にせず、他のいろいろなことで週末を過ごしてきた僕ですが、日曜日に今年初めてのサッカーを見に行きました。見に行ったのは柏サッカー場での「第8回ちばぎんカップ 柏対市原」。
サッカーを見に行くのは今年初めてで、プレシーズンマッチということなので、試合の結果よりも「お互いのチームが意図するサッカーがどこまで見えるか」ということを中心に見てきました。この時期に結果がどうこうという事にはあまり意味がないし、それよりも選手個人の動き、移籍選手のチームへのなじみ具合、戦術の浸透の度合いを見ることが大事なんじゃないかと思っています。そしてこの日はもう一つのテーマがあり、それは「サッカーに慣れる」ということであり、それも意識しながら試合を見ていました。

毎週どこかへサッカーを見に出かけていたオンシーズンから一転して、3ヶ月サッカーを見ていないと自分の目がサッカーの動きについていけなかったりします(札幌在住の皆さんはうらやましい、と思うかもしれませんが)。動きについていけないと、いざシーズンが始まって札幌の応援をしているときに応援のタイミングを失ったり、雰囲気を作っていくことができなくなるので、そういうことがなるべくないようにサッカーを見て、自分の中のスイッチを入れて、感覚を徐々に暖めていく、というのを続けています。
そのなかで自分がオフシーズンの中に経験したものとを照らし合わせながら、自分のサッカーを見る目がどのように変わったのか、ということを客観的にみて「自分はこんな風にサッカーを見るようになったのか」と、新しい発見をする事もあったりします。
そうして試合を見てきて去年の今頃の自分を思い出すときに、社会人になってから明らかにサッカーを見る目が変わってきたな、と思うことがあります。華麗なプレーの連続よりも泥臭くボールを追う姿を、個人技よりもチーム全体で機能するプレッシングの美しさを、サイドをえぐるようなドリブルよりも正確なセンタリングを、いつの間にか好むようになっていました。それはおそらく、本格的に社会の中に入って働いていることと少しは関係があるんじゃないか、と思います。自分があって、関わる社会があって、好きなサッカーがあって、それらは互いに結びつきながらも少しずつ姿を変えて存在し続けるような感覚があります。
 
そんなことを考えながら日曜は試合を見ていたのですが、内容が荒れたものになったのを除けばおおむね面白い試合でしたし(柏の大野の存在感、市原の明確な戦術とウイングバック坂本の突破力が印象的でした)、それに久しぶりに直に触れるサッカーは新鮮な感じがしました。
 
そして何よりも自分の中の気持ちを突き動かしたのが、ゴール裏の声でした。
この日は市原寄りのメインスタンドで見ていたのですが、試合前に互いのゴール裏から聞こえてくる応援の声、歌、一つ一つが競技場の雰囲気となって、サッカーを見ている、という実感をわかせると同時に「札幌の試合が見たい、応援がしたい」という気持が自分の中で一気に盛り上がっていくのを強く感じました。自分の好きなチームのために声を上げ、歌い、跳び、ともに戦うことの幸せ、一体感、そういった高揚感にも似た気持ちがどっと自分の中に押し寄せて、まさにその瞬間に自分の「サッカーのスイッチ」が入った、90分に心を躍らせ、喜び、怒り、時には悲しみ、ボールの動きに興奮し心を躍らせる、あの期待と歓喜に満ちた一年がこれから始まるのだという気持ちが自分の中に満たされていくのを感じたのです。 今年も札幌に心を狂わされる、そう思うと2週間後の開幕が楽しみで仕方なくなってくる、そんなこの頃です。


post by retreat

23:01

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