コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2021年09月09日

仕事人ナイトセレッソ戦で感じたコンサの現在地

やや肌寒かったが各々防寒具、防寒着を用意
ベテランサポも親子連れもいるメインスタンド
2歳くらいの子を見ると遠い目になりましたな
回る回るよサポーター世代は回る
後ろでも3歳くらいの子が、父母と楽しそうにサッカーを楽しんでいた
厚別のキッチンカーは過去一番と言っていい充実した内容
クラブ関係者の皆さんとキッチンカーの皆さんの心意気の賜物だ
試合前にソースカツ丼、試合後にナンドッグを2種類、合計3店で買い物
厚めしがあって、コンサドールズを見て、もう充分な訳さ

余裕をかましていられるのは、残留に必要な勝点にほぼ到達しているから
昨日の負けで今シーズン初の3連敗だから、今までの貯金で凌いでいる
8位から12位に下がったとはいえ、元々が10位かそこらのクラブのサイズだ

サッカーそのものを論じるならば、スタメンにもサブにも問題はない
起用法にも特に問題はない、今シーズンに限ってはだが
ただ、来季契約への振るい落としはかかっていると読む、特にサブ組

戦術そのものにも問題はない
残留がほぼ確実なので変に守りにシフトすることもない
ただ、課題があるとすれば残り試合で修正してほしい部分がある
浦和戦、東京戦と8月のドームで見せた攻撃の厚さ、リズム、バリエーションの復活だ

具体的に指名するならば金子
いいものを持っているが、全く発揮できていない
9番を背負っているだけに、厳しい目で見てしまうのは申し訳ないが
一人で打開できるように見えるだけで、一人では得点まで持っていけない
同じくルーカスフェルナンデス
彼も一人ではゴール手前でどん詰まってしまう
したがって、2人を活かすようにあと1人2人のサポートが必要となる

決定機というのは既にパターン化している
シーズン終盤だから観る方の期待値も固定概念もある程度固まっている
昨夜で言うと、駒井→ジェイ、ルーカス→ジェイだ
2点取ってもおかしくない内容だった
つまりミシャとしては及第点に近い

問題は、2点取り損なったら別のオプションがあるんですか、という話
ところがアタッカーのタイプがバラバラでトップ下やボランチが組み立てに苦心している節がある
ジェイ、ドド、トゥチッチ
これだけタイプがバラバラだと攻め方も苦労するだろう
例えば、ハイボールなのかグラウンダーのパスなのか
観ている方のストレスはそこにある
答えがわからないのだ
最適解などそもそも誰にも解らないが、昨夜に限ってはジェイの頭しか頼れなかった

菅野〜ボランチ〜サイドライン〜真ん中が叩いて、短く繋いで、横か後ろに下げつつ
相手を引き出しながら、ボールの出し先を探す
ここから後がどうもチグハグだ
荒野や高嶺が一番苦労している部分かもしれない
ボールを受け奪うまでは一級品だ、荒野も高嶺も
だけれども、そのあと一呼吸を置いて周りを見ていない
見ていないから相手にパスを出してしまう
せめて味方と相手の中間スペースに出してくれたら、攻撃のリズムが生まれるのに
この点ではコンスタントに駒井がボールを繋いでいる
ミシャが駒井を重用するのは、ボール廻しが安定しているからだ
ポゼッションサッカーの基本を守れないと、札幌のスタイルは維持できない

春先から書いているが、オールコートマツーマンなどという戦術は、札幌は取っていない
あくまでも1対1の局面では負けないでくれというノーマルな戦術だ
むしろ1対2、2対3を仕掛けないと、「個の強いチーム」には簡単にやられてしまう
球際を〜、とか精神論ではカバーできないから練習でカバーするしかないのではないか
守備が貧弱に見えるのはそのせいだ
それでも菅野様のおかげで大敗は間逃れている、これは実情だ

ボランチ担当が多すぎるのかもしれない
前にもハンドル、後ろにもハンドル
肝心のアクセルがない
アクセルがないどころか、金子がブレーキになっている(期待の裏返し)

まあ、ダラダラ書いてもしょうがないからまとめると
名古屋とかガンバとかセレッソのように、選手の個々の技術力総合力が強いクラブに苦戦中
コンサのアタッカー陣が不安定なまま、つまりアンデルソンロペスの穴が埋まらないまま
勝点的には残留第一であることに変わりなし、今季は4クラブ落ちるので落ちなきゃOK
守備に関しては、受けのスタイルで無い以上、攻撃の組立、起点を最優先する守りとなる
つまり、1点取られたら2点、2点取られたら3点取るサッカーに変わりはなく、戦術にブレはない

とは言いつつも、全出の理由でアタッカー陣が不安定のままでは、先制点を取られると厳しい
さらに2点先に取られると、守備はどうなんだ論が浮上して、赤黒サポ界がブレ始める
イマココ
だけども、降格ギリッギリで超守備的カウンターを目指すよりはマシかと
その前にミシャが戦術変更を選ばずに降格への道を辿ったかもしれない
そうやって考えたら、アンデルソンロペスの貯金があって良かったよ
得失点差の推移を見れば誰も否定できない
やっぱりロペスマタドールの穴がデカイのだ

最初に金子に言及したが、小柏、青木と優秀なアタッカーはまだまだいる
さらに高嶺には、小野伸二からのエッセンスに加えて、駒井のボールの散らしなんかも
学んで実践してほしい
今の選手で出来るだけ勝点を奪うこと
最後の順位が、あんた達の市場評価を決める
中小クラブで順位が上ということは、監督・選手の質が高いということなのだから

posted by odo5312 |09:16 | データファイル2021 | コメント(2) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:仕事人ナイトセレッソ戦で感じたコンサの現在地

ほぼ同意します。少ない予算で若手を育成しながらのミシャの采配に感謝です。チームとして、個々の選手のレベルも数年前から見れば、確実に上昇しています。今は、辛抱の時期かな? 近々成果が出てくることを期待しています。ブレずに最後まで戦術の熟成を追い続けて欲しいと思っています。

posted by お玉| 2021-09-09 11:32

Re:仕事人ナイトセレッソ戦で感じたコンサの現在地

お玉さん
コメントありがとうございます。サポの意見も千差万別だと承知しています。なぜ今、自分が思う現在地を明らかにしたのかというと、厚別で隣の人がずーーっとボランチに対して愚痴っていて不快だったからです。推しが怪我で欠場だったらしく機嫌が悪そうで、あろう事か駒井をボロクソに言っていたんですね。あー、ミシャサッカーがわかっていないんだな、可哀想にと(笑)

posted by odo| 2021-09-10 20:30

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