2015年06月22日
西嶋弘之(北九州)、札幌ドーム凱旋
コンササポ目線と西嶋ヒロくんファン目線で冷静に分析すると、北九州の守備戦術が素晴らしく、コンサドーレはコンパクトにまとまった北九州のラインを突破したり、こじあける事ができなかった。柱谷幸一監督から見れば「してやったり」ではなかったか。 西嶋弘之(北九州)、札幌ドーム凱旋 特筆すべきは北九州の「ラインの高さ」。ラインの上げ下げというより、勇気を出してがばっと4バックが上がっていた。ハーフウェーラインより前に全員居た時間帯さえあった。大胆といえば大胆な戦術だ。しかしコンサの攻め方が原則タテよりヨコを重視するので、そこを見破られたとも言える。センターバック・西嶋の的確な状況判断が光った。一方コンサも都倉と内村がラインを押し上げようとして孤軍奮闘していたが、ジリジリ下げさせる事はあってもゴール前のマンマークに屈した格好。故にこの戦いはドローが妥当だと思った。今後、他のチームが北九州の戦術を真似て札幌対策をしてきたら、かなりまずい事になりそうだ。 コンサに2点目を取るチカラがまだ足りない事、1-0で逃げ切る術が備わっていない事。まだまだ発展途上なのだと思った。北九州はこの路線を貫けば相当強いチームに変貌するだろう。北九州にサッカー専用スタジアムが出来る頃には立場が逆転しているかもしれない。コンサドーレも20周年の後の10年を考えた専用スタジアムも含めた長期の経営計画を練る必要がある。 CKを中央で待ち構える西嶋弘之(北九州)(動画) 西嶋弘之(北九州)、古巣コンサドーレゴール裏へ試合後挨拶(動画) 見事な戦いぶりだった、よく怪我を克服したな、そんな拍手だったように思う。ブーイングは敵として認めている証。過去の移籍に関しては(解雇にせよ、自分の意思にせよ)その時々のチーム事情、クラブの財政状況、GMの考え方にもよる。 こうしてJリーガーを続けていて、いろんな監督に使われている事、これはコンサの若手の見本とも言っていいだろう。選手とその人生にとって大事なのはコンサを終えた後のキャリアなのだから。
ギラヴァンツ北九州 試合結果詳細 http://www.giravanz.jp/game/report/2015/match19.html ↑ ↑ ↑ コンサもさぁ、こういう感じでまとめておこうや! 今日の90分の全体の流れを見ると、点が入る、入らないは別として、いつも自分たちが狙っているサッカーのスタイルと、自分たちのペースというのは90分間通してやれたかなと思います(柱谷幸一監督) この札幌ドームもそうですが、コンサドーレというチームは自分にとって特別なクラブだと思います。全く試合に出場できない状況の中拾ってもらって、7シーズン在籍させてもらってここまで成長させてくれたクラブなので、改めて感謝の気持ちを持って今日の試合に挑んだし、今出来る自分の全力のプレーを皆さんに見てもらうことによって恩返しできるかなという気持ちでプレーしました。勝ちたかったですけど、全力は出せたかなと思います。(西嶋選手)
posted by odo5312 |10:09 | Hiroyuki NISHIJIMA | コメント(0) | トラックバック(0)
スポンサーリンク
スポンサーリンク