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2010年11月17日

暗黒龍の長文(今日の国会中継にて)

 
 

夜勤明けでテレビを見る。

今日は国会中継があるのでそれを見る。



「いつもは、自民党が質問する

大臣が質問に明確に答えない

または、健忘症の方がしゃしゃり出て。

質問内容から離れた話を長々として時間稼ぎをする。

自民党もう一度追求する

民主党が大きなヤジを飛ばして質問を妨害する。

大臣とぼける

健忘症の方がまたしゃしゃり出る。

そんな感じのことをやっています。

先日は、大臣の一人が、二つの答弁があれば国会は乗り切れると

後援会のパーティーで発言して、

思いっきり衆議院の委員会質疑が、大紛糾しました。

その大臣はうわべだけのお詫びをして、

何とかその場を収めようとしていました。

参議院の委員会質疑でどのようになるかが見ものです。」


閑話休題

話を元に戻しますか・・・・。

「そんななか今日の午後の委員会質疑で面白いことが・・・・。

たちあがれ日本のかたで中山さんという方が質問に立たれました。

この方は、自民党にいたときは、拉致の担当大臣をしていた方です

中山さんが質問を始めてその場の空気が変わります。

中山さんは、決して大きな声での質問ではありません

しかも議員の数で質問時間が決まるために

たちあがれ日本の質問時間は統一会派の新党改革の時間を

合わせてもわずかしかありません。(約10分間)

それでも中山さんは、ゆっくりと話します。

それでいてゆっくりと話すのに

静かな声というべきでしょうか、

はっきりと要点を分かるように話します。

今の政権を静かに戒めるような口調です。

自民党の質問の時のようなヤジは全く飛びません

逆に質問時間がなくなると心配する声が聞こえますが、

そんな言葉自体が、中山さんの質問の前には色あせてしまいます。

いつもの国会より静かだと言っていいでしょう。

いつもは質問内容をはぐらかし時間稼ぎする人間が、

時間稼ぎを封じられたように簡潔に答えました。

質問に対してはぐらかすことができないような

きちんとした質問だったのです。

しかもそれなりの言質を取ってしまったのです。

中山さんはこの先の日本を憂いて

質問を終えました。」


そのあと質問に立ったとある党首が質問を始めましたが、

中山さんの質疑の後では

これほど日本の国会議員一人ひとりの

政治家としてのレベルの違いがまざまざと見えてしまいました。


国会中継が一種のバラエティーのように見ていた自分にとっても

うまく言えませんが、

中山さんに諭されたように思えました。


また明日。

posted by 龍 士文 |17:16 | 一文 | コメント(0) | トラックバック(0)