2011年12月05日
今までと一味違うJ1昇格。
J1昇格決定から2日経ちました。 チームもサポもその余韻にまだ浸ってるって感じでしょうか。 (僕もその1人ですけどね…) 今日は多くの選手が夕方TVに出演してましたが、 ガッツリ余韻に浸ってるって感じがしました。 まぁ来季は今季以上に厳しい戦いが予想されるだけに 今は羽根を休ませておくのもいいでしょう^^。 今季の戦いぶりを振り返ると、今までと大きく違う面がある。 それは外国人選手に頼り切ってないチーム構成。 '97のバルデス・'00年のエメルソン・'07年のダヴィ。 過去のJ1昇格シーズンは決定力があるブラジル人FWがいた。 彼ら以外でも'97年はマラドーナとペレイラ、'00年はビジュとアウミール、 '07年はブルーノクアドロスとチームの根幹に外国人がいました。 しかし今年はGKでホスンは大活躍したけど、フィールド選手の外国人は 大きく期待を裏切った。ジオゴにしても一時はよかったが長続きしなかった。 むしろ新聞記事にもあったように、石崎監督が外国人選手を見限り 若手選手に切り換えてチームが浮上して言った印象があります。 その辺は石崎監督の判断、起用された若手の踏ん張りは見事でした。 ではなぜ石崎監督の判断が結果になって表れたのか? 僕が思うに今年のチームは「老・壮・青」のバランスがよかった。 "老"は中山・砂川・河合・岡山らのベテラン勢。 それぞれが各々の持ち味でチームには不可欠だった。 "壮"は純平・芳賀・近藤・内村らの中堅選手。 先陣切ってチームを引っ張るというわけではないけど、 戦力としては必要不可欠でチームの根幹になった存在だった。 "青"は若手選手。多くの若手選手がいるけど、 櫛引や奈良のような新人・U-18の選手が活躍することによって 古田・横野らがウカウカできない状況をつくり発奮材料になった。 この"バランス"がいい方向に行ったように思います。 来季に関して言えばいろいろ言いたいことはあるけど、 まずは主力の流出を防がないといけません。 昨オフは想定外の主力流出が多く発生し激震が走りました。 今季1年で降格した福岡はチーム得点王だった永里(甲府→現F東京)や 左SBのレギュラーだった中島(現柏)がオフに移籍し、 チームの作り直しを迫られたのも降格の要因の1つになったと見てます。 いくらJ1昇格を決めたとは言え安心は出来ません。 さっきスカパーで「Jリーグアウォーズ」の中継で 今ちゃんのインタビューを観ましたが、今ちゃんが 「J2で最も印象に残った選手は札幌の内村選手」と言っていたように コンサの選手(特に契約切れの選手)は狙われる可能性はあります。 (今ちゃんと内村は代理人が同じってのもあるかもしれないけど…) その辺のケアは三上GMの腕の見せ所だと思います。 個人的には今年のMVPは主力が大量流出しても戦える陣容を揃えた 三上GMだと思ってますので、何とかお願いします! 最後に西村の戦力外が発表されました。 開幕戦と天皇杯しか出場できなければ致し方ないでしょうか。 苦労人でブログを見る限り前向きな雰囲気が見えるので、 次の道でも頑張って欲しいと思います。
posted by 剛蔵 |21:49 | コメント(1) |