2012年02月12日
今季のJ1チームを分析してみる②。
"今季のJ1チームを分析してみる"シリーズのPart2。 今回は大宮・柏・FC東京。 ・大宮(昨季J1・13位) このチームは毎年いい選手を補強している印象なんですけど、 毎年残留争いの常連になっている印象もあります。 今季もチョ・ヨンチョルを新潟から獲得したのをはじめ、、 山形から長谷川、川崎から菊池、G大阪から下平と 各ポジションで即戦力となる選手を獲得しています。 あとはいかに使いこなせるか?ではないでしょうか。 鈴木監督は山形や新潟でいいチームを作っているものの 今ひとつ"上の壁"を破れていない印象が強いです。 ・柏(昨季J1優勝) 派手さはないけど補強はほぼ満点でしょうか。 特に那須を磐田から獲得できたのは大きいと思います。 経験もありCBとボランチのどちらでも使える選手なので、 ACLに臨む柏にとってはいい戦力になるはずです。 リカルド・ロボ(前栃木)や藤田(前横浜FM)も 比較的層の薄いFWやSBの戦力として十分な選手で 順調に行けば今季も優勝争いに加われるはずです。 ただ不安なのは「レアンドロの代わりがいない」こと。 レアンドロの存在が大きくなり過ぎた印象があり 彼が不在になった時にチーム力が落ちる危険性がある、 というのが不安要素としてあります。 補強はしたものの控えとの戦力差が大きいチームなので (コンサのそれよりははるかに小さいですけど・・・) ACLとの連戦で疲労度も心配されますね。 ・FC東京(昨季J2優勝、天皇杯王者) 昨季柏が「J2優勝→翌年J1優勝」という快挙を成し遂げたが、 今季そのFC東京が同じことを成し遂げるのではないか? と思わせるぐらいの戦力補強に成功した印象があります。 もちろん今野(→G大阪)の移籍は非常に痛いでしょう。 しかし磐田から加賀を獲得し穴埋めできる状況でもあるし、 左SBの太田を清水から獲得できたのも大きく、 彼が左SBで定着できれば昨季左SBを担った椋原を本来の右SBに、 右SBの徳永はCBもできるのでチームとしてオプションが増えます。 攻撃面でも大竹がC大阪から復帰、東京Vから河野という 2人のテクニシャンが戦力となるだけでなく、 FC東京にいないパワーFWの渡辺(前横浜FM)を獲得したのも大きい。 加えて昨季怪我で出場できなかった平山も今季は戻る。 ルーカス&ロベルトセザーといった攻撃陣も残っており、 柏と違い層の厚さという点でも十分すぎる陣容。 あとはポポヴィッチ監督がどう扱うか?でしょうか。 監督だけが不安要素な感じがします。 次回は川崎・横浜FM・新潟。
posted by 剛蔵 |22:59 | コメント(1) |
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この記事に対するコメント一覧
Re:今季のJ1チームを分析してみる②。
大宮は毎年残留争いをしているのが不思議な印象です。昨年はホームで弱くてアウェイで滅法強いなどなにかつかみ所のないようなチームのような印象があります。
FC東京はうらやましい補強ですね。河野などJ2でもうまい選手を補強して相変わらず層が厚い布陣ですね。
posted by 孔明| 2012-02-12 23:52