コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2009年06月22日

攻撃重視はそぐわない、と私は思っている

自分は、戦術とかフォーメーションとかの事はよく分からない。3-5-2よりは4-4-2の方が良いと思っていて、前やってた「サカつく」でも自分は4-4-2を採用しているけども、それは単に後ろが3人よりも4人の方が堅く守れるんじゃないかという至極単純な発想でしかない。5-3-2や5-4-1の方がもっと守備が厚くなるだろうけど、それじゃあさすがに点を取るのが難しいから、じゃあ4-4-2で、という感じ。

そんなレベルのヒトなんで、細かいことをグダグダ言うつもりはありません。

しかし、コンサドーレにも、チームとしてどういう戦い方をしていくのか、監督が代わっても不変の「チームとしての大方針」があっても良いのではないかと思う。

私は、札幌の場合は攻撃よりも先ず守備をしっかりやるチームであるべきと思っている。

あくまで私の独断と偏見であり、統計データ等は全く無いんだけど、コンサの場合、サポーターは「面白い試合」よりも「勝つ試合」を求める傾向が強いと思う(勿論、そうではない方もいるでしょう)。極端に言えば、90分のうち89分50秒までがボロボロの内容でも、セットプレー1回を決めて1-0で勝てばそれでOKというような雰囲気がある(と私は思っている)。

まぁ、それを言ったら、勝ったのにブーイングの起こるチームなんてそうそう無いだろうけど(欧州のトップチームならともかく日本の場合はね)。

とにかく、それであれば、まずは失点をしない事ではないかと思う。最低でも0-0であれば「負けではない」わけだから。

もう一つ、私が攻撃<守備と考えている理由は、丁度今の梅雨から夏本番にかけての気候。札幌が札幌にある限り、この時期の不利は人の力ではどうすることもできない。それにシーズン当初は地元の練習場が使えず放浪の身となる不利だってある。そもそもどこのアウェーに行くにしても飛行機必須というだけでも大変なハンデだ。

つまり、余計な体力を使う事を試合前から計算しなければいけない。だったら、こちらから積極的に仕掛けていく戦い方は札幌にそぐわないと私は思っている。たとえどんなに「つまらないサッカー」と罵声を浴びようが、できる限り無駄に走らない、場面を考えて必要な時だけ必死に走って必死に戦う。こういうスタイルで良いと思う。

昨年は結果が出なかったけど、その前に就任1年目でJ1に上がったんだし、三浦さんのやり方が間違っていたとは、私には思えない。

ただ、石崎監督を解任すべきとは思いません。何といっても1年も経っていないわけですし、一般的にサッカー界では途中解任は当たり前なのかもしれませんが、少なくともウチに限っては監督解任の荒療治は効果的な方法ではないと思います。良くも悪くもウチの場合は「戦う集団」ではなく「仲良しグループ」ですから。ショックを与えられて奮起するようなチームならば、もっとこの成績に対する緊張感の伝わる練習風景となるはず。だったら、この際割り切って1年じっくりと取り組むべき。その上で、シーズン終わった時に監督とフロントが徹底的に話し合えば良い。いずれにしろ今のやり方には修正を加えないと来年も厳しいでしょう。石崎さんは経験豊富な方ですから、その辺の柔軟性もあると信じたいところです。

その一方で、「人」ありきでチーム戦術を後付けするのではなく、チームの事情に合わせた戦術を自分らで考え、それにできる限り適合した「人」を連れてくるのが、球団の仕事であろうと思います。チームができてもう13年。どういうやり方が自分達に合っているのか、監督にお任せではなく自分達で考えられるだけの経験はもう十分積んでいる筈だと私は思います。


またつまらぬ事を書いてしまった。

posted by Gekitei |21:27 | コンサドーレ及びHFC | コメント(3) |