コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2008年10月06日

いっそ、J1など目指さなくて良いのではないか?

前エントリーでは、ひょっとしたら拍子抜けしてしまった方がいるかもしれません。「アイツがあの試合の後にあんなに穏やかな反応をするとは」と。

もちろん、怒ってます(笑)。

安易な責任論を戒めるべきという意見を耳にしました。厳しい戦いになることは最初から分かっていたわけで、私も今シーズンについて誰が悪いとか言うつもりはありません。

しかしながら、既に土俵際に追い詰められているこの状況、さらに舞台がJ1にしろJ2にしろチームを来シーズン(前にも言ったが3月には開幕である)に繋げていく上で非常に重要なこの時期に、危機感が全く感じられないと言われても仕方無いような試合をしたことに対して誰も責任が無いなんてことになるのか。

チームによっては、暴動が起こって当たり前であろう。
※ それがウチでは起こらないから、ある意味誇らしいのだが。

これまでも成績不振の年には必ず言われていることではあるが、サポの優しさに現場が甘えているのではないかと思う。しかしながら、それじゃあサポが先鋭化すれば良いのかという単純な話ではないし、何よりチームの愛し方は各々の自由である。軽々に「お前らこうしろ」と言える話ではない。少なくとも私はそう思う。

しかしながら、選手がこのチームの温かいサポの存在に甘えず、上手にパワーに変えられるようにしなければならないと思う。そのためには、特に将来ある選手に対して心の育成というのは徹底していく必要があるし、同時にこのチームのサポーターは特異であり、その温かさが自身に「麻薬」として作用することもあり、ある意味首都圏チームの血気盛んなサポーター以上に危険な存在であることを、若いうちにしっかり認識してもらわねばならない。

ユースの全寮化などという構想もあるようだが、私に言わせれば向こう10年間外国人の獲得を我慢してでも資金を手当てしてもらいたいほどだ。10年で足りなければ100年でも良い。

それはともかく。

先に述べたこの重要な時期にこんな戦いしかできないチームでは、J1では無論J2でも上位はおぼつかないだろう。会社としては「1年で復帰」などとまた言うだろうし、それは仕方無いのだろうが、これが無駄な足掻きだということは既に歴史が証明している。この後の天皇杯の動向も見なければならないが、このまま来年を迎えるようでは来年1年での復帰は絶望的であり、ということはそのために獲得する外人の費用等は灰燼に帰することになる。もちろん3年先5年先を見据えて獲得するなら話も変わってくるが。

仮に間違って1年で復帰したとしても、今年と同じことを繰り返すのでは意味が無い。

私は、当分は無理にJ1を志向しない方が色々と楽なのではないかと考えている。

理由の第一は、今一度J1で戦おうというのなら選手の精神・技術両面で、チーム全体として能力を底上げする必要があるということ。今の状況は昨シーズンに特定の選手に負荷がかかり過ぎたツケ(と、補強の失敗)であると私は思っている。レギュラーとサブが拮抗すれば、緊張感ある練習が日々行われるだろうし、それが怪我等のリスク分散にも繋がるであろう。しかしながら、チームそのものの体質の問題もあるしこれは1年そこそこで何とかなる問題とは思えない。

第二に、サッカーも戦争の一種であり、しょせん戦争は物量(経済)が大きくものを言うということ。ついさっきまで精神の問題に触れていながらあんまりな言い方だと自分でも思いますが、今の北海道と他地域を比べれば、精神論でどうにかなるレベルではないでしょうね。だったら、ハナっから圧倒的に不利な土俵にわざわざ上がる必要は無い。

さらに第三として、秋春制の問題。協会長がやる気満々なのだから、いかに現実的に障害が多いにせよ、予断を許さない状況である。こんな時に上にいて、レギュレーションの不利を一身に受けては、たまったものではない。方向性が見えてくるまではじっと我慢をした方が賢いと思う。

消極論どころか、「超 消極論」と、我ながら思います。

しかしながら、ウチのようなチームが今後首都圏チームとまともに渡り合っていこうと本気で思うのなら、勝負にならない今の戦力よりも十年後百年後のチームのために資源を投入すべきである。すなわちチーム力の漸進的底上げ、若い選手への機会提供。

もう一つ大事なことは、この北海道の地位を向上させること。先ほども言ったように、戦争は物量。

いつかまた改めて書きたいと思っていますが、日本列島の中で北海道を考える限り、北海道にカネは回ってこないでしょう。日本列島の中で北海道は最果ての地に過ぎませんから。

要するに内地をあてにせず、北海道は北海道。北海道に住む北海道民だけで何とかする。発想を変えない限り、「カネが無いから仕方が無い」の宿命からは逃れられないでしょう。

日本列島の中の北海道で見るのではなく、北海道を中心に地図を見れば、東京行くより外国に行く方が近いことが分かるし、要はここに住む私達にどれだけやる気があるのかということだと思います。

ここに住む人間が本気になるのなら、J1定着、そして優勝など、難なくできると思う。

ただ、それがいつになるかは分かりません!

posted by Gekitei |20:49 | コンサドーレ及びHFC | コメント(0) |

2008年10月06日

現地組の皆々様、ご苦労様でした

えー、おそらく数年前の私なら罵詈雑言の嵐を吹かせると思います(笑)。
今だから言えますが、02年シーズンだったか、某インフォ掲示板をお騒がせしたこともある管理人ではあります。

あの頃からは少しは成長したと私は思っていますが、それはさておき。

昨日の試合につきましては、とにかく残念という一言に尽きます。私の仲間も現地に駆けつけていた筈でありまして、ちょっと今は、かける言葉が見当たりません。ただ、こちらもそうですし関東でもそうだと思いますが、昼夜の気温差が大きくなっていますから、昨日のことで体調を崩されてはいないかと、心配をいたしております。

止まない嵐はありません。気を強くもっていきましょう。
20081006-00.JPG
H20.10 某所より日本海を望む


もちろん、色々と思う所はありますが、それはエントリーを改めて。


posted by Gekitei |19:40 | コンサドーレ及びHFC | コメント(0) |