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2006年07月31日

浦和、バイエルン・ミュンヘンを破る

浦 1-0 BM

後半43分 岡野→黒部


まあ、親善試合だし。

リーグ戦再開されたばっかりで、こういう試合できる
ビッグクラブは余裕だねえ。

素直に妬んでおきますわい。

posted by FT |20:54 | サッカーから見えること | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年07月30日

気になってしまったこと(試合中)

後半の試合再開。
すでに湘南のメンバーはとっとっとと全員駆け足でピッチに集合している。
遅れて入ってくる札幌の選手達。
だが、どうもおかしい。

すでにアナウンスも入って「ピッチに戻ってきました」と
言っているのに、その時点で出てきてるのは2人くらい、まだ
ピッチにも着いていない。
そしてそのあとも全然選手が姿を現さない。先に出てきたのが誰か
はよくわからなかったのだが、二人で試合する気かと思ったほどに
後続の選手が出てこない。

やっと出てきたものの、残りのメンバーは全員バラバラ。
駆け足どころか、トボトボと出てくる。

どうにもこうにも気になった。
これが2点ビハインドをホームでくらい、サポを失望させないよう、
自分の活躍をアピールすべく、これから覇気をもって後半を戦おう
という選手に見えなかったのだ。

その予感は、言うまでもなく後半の試合展開で明らかになった
わけだが。

ハーフタイムでとんでもなく揉めたのか、と邪推せずには
いられなかった。そんなことを想像してもせんのないことなの
だが、有機的なポゼッションサッカーを標榜するチームで、
選手間に亀裂が入っては目も当てられないからなあ。
一枚岩でこれからをやっていけるのか、という根本に疑念を
抱かせるようなことですのでね。

ところで、乱入して選手にくってかかったサポの件は、
もちろん教科書的にはマズイ行動だし、フーリガン的な振る舞い
を安易に真似されては困りものだから、非難の対象になるのは
当然だろうが、オイラ個人としては、あれくらいしなくては
サポの憤懣が伝わらないんじゃないかという気持ちもある。
正直、ゴル裏にいても、サポのやり場のない憤懣と鬱積が選手に
チームにダイレクトにわかってくれているのか、という隔靴掻痒な
焦燥感があるのだ。
実際にボディコンタクトがあってはマズイが、あのピッチ上の選手と
観客席との間に目に見えない壁があって、接点を感じにくくなって
しまっている。
そこをブレイクスルーして我々の憤りを直接伝導してくれた
事に関しては、賛否あろうがオイラは是と思った。

正直、これはオイラの被害妄想であろうと半分自覚している
のだが、前にも似たことを書いたとおり、札幌に所属していながら
選手自身がその札幌というチームをJ2の13チームの「One of Them」
としか思っていないんだろうな、ということが絶望的にのしかかる。

これは極論で、本音ではそんなつもりはないのだが、
ホームで全勝すれば、たとえアウェイで全敗し、勝率5割で
リーグ中位でしかなくっても、おそらくチームとしての満足度は
5割以上になるんだよね(新潟みたいに)
それが、地域密着のチームに課せられた使命であるはず。
アウェイで勝ったって収入はなく、会社も潤わず、ひいては
地元の活性化にも繋がらない。
ホームで勝ってこそ、会社も地域も活力があがり、地元への
貢献になるわけだ。

別の言い方をすれば、ホームではそれだけの結果を残す責任と
それを果たす闘志がアウェイ以上に求められてしかるべきなのだ。

今の札幌の選手は、厳しい言い方になるが、
自分の意志ではない田舎に出向させられて、その土地への愛着もなく
ただただ日々の仕事をこなすだけの無気力社員みたいなもんだ。
社畜と嘲られつつも自分の仕事に愛着を持って必死でより高いレベル
の成果を上げようとするサラリーマンの方がマシかもよ。

あの、サポが飛び出したときに、何かパフォーマンスでもいいから
何らかのアピールをしようと身体を張ろうとする選手がいても
よかったんじゃないか。
乱入サポが足を止めるほどに、真摯にチームのためにがんばると
訴えようとする姿を見せられなかったものかなあ、とそこも残念だ。

posted by FT |23:39 | 060729vs湘南in厚別 | コメント(2) | トラックバック(1)

2006年07月29日

気になってしまったこと(試合開始前)

早朝の仕事をブッチしたのがかえって幸いしたのか、
予定よりも30分早く厚別に着いた。
おかげで、ずっとムリだと諦めていたしまふくごはんを
初めてゲット。美味しくいただきました。
(ただし、オイラは恥ずかしいことにトンデモナイ偏食で、
ナス科の植物と小豆が一切食えない…ので、モッタイナイお化けに
お詫びです)

いつもの強風にこわごわと弁当を食い、
いつものようにiPodでディスターブドのストーンコールドの
テーマ曲を聴いて、ガラスの割れる音に背筋ゾクゾクさせて
試合開始を待つオイラでした。

試合については、ビデオも見直してないし、あんまり見直そう
とも思わんし、あんまり何とも言い難い。
野々村氏が「札幌の攻撃サッカーではこういう展開も仕方ない」
的なことを言ってましたが、本心なのかな?
5対7で負け、とか点の取り合いになるなら、なるほど札幌も
攻撃的サッカーの諸刃の剣だ、とも言えるだろうけど、
単なる基本的技量の欠如&精神的脆弱さからくる一方的崩壊
にしか見えなかったが。

というわけで、B自由席で少し気になったこと。

ま、オイラは以前から言っているようにB自由席は
ベテランの見巧者の大向こうさんも、初心者のガイジンさん
や中高生も一緒に舞台を見る「一幕見席」でもあるのだから
棲み分けとか排除とか言うことには猛然と反駁して物議を醸したし
その基本である「好きに応援すればいいんでないの」はそんなに
変わっちゃいない。

ただね、ひとつ気になったのね。
1時過ぎにドールズが踊り出して、バックスタンドでも踊り出して
オイラは必ず手拍子をすることに決めているので、いつものように
手拍子始めたワケね。
そしたら、USの中央の太鼓担当の人がどんどん、どんどんと
鳴らすのよ。?っと思って、気にしないようにするんだけど、
何せ太鼓はリズム楽器だから、音感悪いオイラは手拍子が狂うこと
この上なかったのよ。
まあそれだけならオイラの音痴を自嘲すれば良いだけなんだけど。

どう見ても、試し打ちというか、全然周りを考えてないのね。
ドールズが踊っていることも、バックスタンドで踊っている人
がいることも、そして手拍子しているオイラのような人間が
いることも。
眼中にない?それとも敢えてやってる?ドールズが気にくわない?

同じ札幌を盛り上げるために、サポの自由意志としてと
HFCの営業の一環としてと、立場は違えど目的は一緒。
ならば互いに協調して1+1=2ではなく、3にも4にもして
いったほうが良いんじゃないだろうかなあ。
少なくとも、邪魔者扱いしているとしか思えないような
振る舞いは、それこそ慎むべきではないのかなあ、と思い、
試合前の気分が少なからず阻害されたことは告白しておく。

あと、もう少し臨機応変さを考えて応援歌をチョイス&チェンジ
していくべきではないのかなあ、と以前言ったことが今日も
感じられたので、それもついでに。

posted by FT |21:35 | 060729vs湘南in厚別 | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年07月28日

Andaman On Demand

声は途絶え 逃げろよクアラルンプールへ
遙か上へ 隠せよ君をモスクへ
声は聞こえ 急げよクアラルンプールへ


すんません、たまたまです、また平沢進ワールドに
浸ってます(汗)
オイラのiPodにはP-MODEL時代の曲からほぼ8割は
平沢進の曲が入っているのです(汗)


Andaman On Demand
彼の地まで、今すぐに すぐに届けよ
Andaman On Demand
遙かから、今すぐに すぐに応えよ


明日は朝イチにカタギ仕事の残滓が残っているが、
10時にはバッくれてやる(笑)
厚別には1時には行けるはずだ。
草津戦に仕事で行けなかったので、柏戦以来だ。
あの時の良い感じで、席に着きたいね。
まずは5000ゴールを出鼻に入れてもらい、
雰囲気よく試合を進めてもらおう。
やっぱりいきなり相手に記念ゴール決められちゃ、
そのあとの気合いが入らなくなっちゃうからね。
でも、入れても油断せず、入れられても腐らず、
最後は勝ち試合がなによりも御大切。

道新さんは?だったが、日刊さんはフッキ戻れそうと
言ってますな。味スタで疲弊した選手もいるだろうが、
フッキに芳賀と休めた選手も元気な状態で復活して
チームのパフォーマンスを上げてほしいね。

さあて、明日の用意をするか。
また赤黒ツートンのベネチアンマスカラを頭に載っけてる
のがいたら、そっとしておいて心でお笑いください(汗)

posted by FT |21:04 | 060729vs湘南in厚別 | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年07月27日

スカパー!さまさま

テンパってしまいまして失礼してしまいましたが、
equipさんおつかれさまです。
あの大塚ゴールを正面からご覧だったのでしょうか、羨ましい。
正式にリンクさせていただきました。ありがとうございます。

はっしいさん、コメントありがとうございます。
何が嬉しいって、金満クラブが資金力にモノを言わせて
補強したはいいけど、やっぱり負ける、というのが(笑)
ま、うちも過去それで痛い目に遭いましたからね。
今のJ1下位ならビッグネームがいても倒せそうな
そんな気にさせてくれます(笑)

W杯の総括もせず、責任者はオシムの陰でのうのうと時間稼ぎをして
涼しい顔で元の鞘に収まってしまい、選手もヘナチョコプレイの
懺悔もせずにほとぼりが冷めてJ1再開にちゃっかり乗っかって、
いいのかいこれで気分な水曜日。
札幌の過酷な勝利を見たあとで、ダイジェストながらJ1の試合
をチラ見すると、何だかみんなえらくショボク見えるのは錯覚だと思うが。

開催期間の話題が散見され、いろいろ意見もありそうだが、
今回のJ1再開のしょぼさ感を思うと、秋冬開催の方が良いんじゃ、
と思ってしまった(汗)
雪国はどうする、という切実な問題はあるが、とにかく、
あのヘナチョコぶりをリセットもかけられずにそのままJリーグ
再開しちゃったら、さっぱり盛り上がらないじゃないか(笑)

聞いたところでは、ロシアリーグも冬の問題があって日本と同じ
時期にリーグ戦をやっていたが、ヨーロッパに合わせるらしい。
何でも、7、8月のリーグ戦中盤で、西欧のチームにガンガン
選手が引き抜かれちゃって、後半戦がショボクなってしまうのだ
そうだ(笑)
日本もそういう悩みを抱えるくらいならいいんだがねえ(汗)

はよJ1に昇格して、上位に食い込んで、
札幌の選手が日本代表に選ばれて、リーグ戦が困っちゃうよなあ、
ってなふうにオイラも悩みたいもんだ(笑)

ところで、日本「代表」って言い方、今さらふと気がついたが
どうよ。
ブラジルの「セレゾン」って「セレクション」と同根の言葉
だよね。「選抜」の方が良いんじゃないのかなあ。
何だか「代表」っていうと、気取ったプライドを感じるのは
気のせいか。そして「代表」になっただけで安心しちゃった
選手のメンタリティも感じちゃうのも気のせいか。

なんだかとりとめなくてすんません。
タイトルとも全く関係なくなっちゃったな。
実はずっと昨日の録画を再生しっぱなしなのよ(汗)

posted by FT |21:00 | サッカーから見えること | コメント(3) | トラックバック(1)

2006年07月26日

暑い中おつかれさん

選手もサポも暑い夜に必死に頑張ってごくろうさん。
スカパ観戦もおわりました。

こういう試合で勝っちゃうのが、ほんと不思議なチームだなあ。
まあ、個人のスキルは明らかに向こうが上なんだが、そして
何度も苦しい思いをさせられ、ヤバイ状況に何度も追いやられ
たんだが、文字通り「しのいだ」ね。

例によって終了間際はサンドバック状態になるのがかんべんして
ほしいが、じれたのは東京Vの方が先立った、ということか。

モチベーション的にも、天地人の一体も向こうが上回ったが、
それを多重苦の中しのぎきった札幌の選手達を、今夜は
みんなで誉めましょう。

しかし、こんな死闘で、土曜日にスタミナ残ってるかな。
まあそんな心配をする余裕なんかなく勝ちを目指したわけだが。
厚別ではオイラも何とか参上し、疲れた選手を応援で後押し
することにしよう。

ひさびさにクラシック一缶空け(笑)

posted by FT |20:57 | 060726vs東京Vin味スタ | コメント(1) | トラックバック(0)

2006年07月26日

王様の耳は…

タイトルを書いて、いろいろクドクド言いたいことをまとめようと
思ったが、際限が無くなったので中断。

王様の道化を気取って、皮肉と当てこすりの反作用で
煽ろうと企んでテキストを考えたが、暑さに弱いオイラの
脳がついてこなかった。

てなわけで、夜を待つのみ。
もっとも、今日のような向かい風の試合に勝てるような
チームなら、鳥栖戦であんな負け方はしないだろうな、と
思ったりもする。ああいう試合をすれば、鳥栖戦以上の
悲惨な結果で、厚別の報復を果たしたと東京Vのサポの
溜飲を下げるのみだろう。

多少の毒が抵抗力になって、病状の好転になることを祈る。

posted by FT |13:13 | 060726vs東京Vin味スタ | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年07月23日

バーンアウト2

コメントにコメントで返答しようとするんだけど
その順番がどうしてもおかしくなるんで、やむを得ず
エントリを立てる。何が悪いんだろう??

<equipさん

磐田の中山のように、札幌に骨を埋めるつもり、
ミスター札幌になりたい、というような意志はおそらく
今の選手で誰一人持っていないでしょうし、むしろ
持っていたらそれこそ向上心がない証拠でしょう。
今の札幌は、そういう球団です。

それを克服するには歴史の積み上げが必要ですが、
堪え性のない札幌人の気質を思えば育成主体チームに
甘んじる覚悟は持てないでしょうし、現実に資金が
底をつく事態の切迫を考えると、早いところJ1へ
という焦りに追いかけられるばかりです。

まったく、札幌の方向性はどう考えればいいのか、
サポとして頭が痛いところです。

昇格組ですが、J1未経験の甲府よりも経験組が
低迷しているという事実が何よりも雄弁でしょうね。
ただ、福岡は九州に比較の対象になるJ2、JFL、
地域リーグのチームがごろごろあって、そことの
比較や切磋琢磨が自然とモチベーションになるでしょう。
チーム存続の危機をかつて迎えた鳥栖が、なんで今や
J2屈指の技術やモチベーションを持っているか、も
その辺と関連があるのでは。
(鳥栖と同じような状況に陥ったら、札幌なんか即座に
チーム消滅していたんじゃないかと思いますから…)

その意味では、仙台は力業だなあ、と思います。
どこまで持続できるのか、ハタから見ててハラハラ
しますが…(汗)

posted by FT |11:47 | コンサドーレ札幌 | コメント(5) | トラックバック(0)

2006年07月23日

バーンアウト

というわけで、朝になりましたよ。

札幌の選手がスポイルされる、その原因の答えだが、
模範解答的には「夢が持てない」ということかな。
身も蓋もない答え方をすれば、「金がない」につきるが(笑)

人間というのは、目の前にハッキリ目標となるものが
あれば、モチベーションが上がり、火事場のナントカ的に
本来以上の力が出ることがある。
それが「今まで成し遂げていないこと」であればなおさらだ。

今の札幌以外のJ2のチームには、ほぼ全部にそういう目標が
設定できている。
降格組3チームは、「一年で復帰する」という切実な目標。
3チームともJ2経験がないから、復帰を目指す、ということ
も初めてのこと。自信と不安が交錯し、それでもJ1の矜恃と
まだ残っている資金力で何とか這い上がろう、と切実だ。

他の従来のJ2チームには、優勝もしくは昇格、という具体的な
目標がある。たとえそれが現在は下位であっても、未経験の栄光が
近くに存在することは確か。草津や徳島であっても、その実力の
ほどはさんざん味わってきたわれわれ札幌サポ(自虐)
彼らがJ2優勝や昇格を具体的な目標として、今年はムリでも
未来に明確な「夢」として抱いていけているはず。

翻って、札幌はどうか。
実は札幌には、この「夢」がない。
昇格も降格も、優勝も、全て経験済みのことだ。
「新しくチームが目指すこと」「今まで経験したことがないこと」
が、J2においては何もないのだ。

これは、意外とけっこう厳しいのではないか。

J1への昇格も経験し、その中で札幌がどれほどのレベルのチームか
すでに見えてしまっている。今の甲府のように、あまり変わらない
チームでどこまでやれるか、というフレッシュなチャレンジ精神も
札幌には持てないだろう。

そういうチームにいる選手に「夢」は持てるか?
もっと生臭い話を言えば、この札幌というチームで活躍する
ことによる「見返り」を期待できるのか、ということだ。

サッカー選手として高く認められるか。
もっと上のステージで活躍するための土台としてふさわしい
場所にいるか。
自分の実力に見合った高給を期待できるか。
代表監督などの目に触れ、選出される可能性を抱けるか。

選手の心理の中に、しかし、こういう意識はないか。

「札幌で頑張ったって、サッカー界全体として注目もされないし
スポンサーもしょぼいから収入も期待できない。昇格や優勝したって
過去の繰り返しに過ぎないから、あまりおいしい思いもできない。
これじゃモチベーション下がるよなあ」

というわけで、結局は金持ちで首都圏に近いチームの
充実度にはほど遠い、しかも眼前のささやかな目標すら設定できない
チーム状況が、無意識に選手のやる気を阻害している、と見る。

首都圏から遠くて注目もされず、移動に負担がかかってパフォーマンス
にマイナスな札幌に、有能な選手が、それでもいてもかまわない、と
思えるようにするには、それに見合った厚遇(練習環境、試合環境、
そして年俸)をするしかない。それが出来なければ、こんな条件で
しか選手としてやっていけない食いつめもののたまり場になるばかりだ。
同じ食いつめものでも、ハングリー精神を発揮するには、当然
「目に見える目標」のあるチーム、お偉いさんの目にとまりやすい
首都圏チームから選択肢を選ぶことになるから、札幌はどっちの意味でも
どん底の下位だ。

結論としては、北海道の景気が劇的に良くなり、大口スポンサーが
代表格の選手を雇用してもいい、くらいの資金を(それも首都圏チーム
よりも割増で)用意してくれないと、札幌というチームが上に這い上がる
可能性は低いわけだ。

で、これは以前のエントリにも書いた
「地域密着のチームに、しかし選手はストレンジャーである
ことの矛盾」に繋がるわけだが、これはまた別の話。
そして、業腹だがそういうチームであることを自覚した上で
オイラたちは応援せねばならないわけやね。

posted by FT |08:48 | コンサドーレ札幌 | コメント(1) | トラックバック(1)

2006年07月22日

プロサッカー選手をスポイルする方法

7/12の夜の厚別の、まるで優勝でも決まったかのような
歓喜と興奮が、たかが十日でお通夜のような状況に。
山もあれば谷もある有為変転の世界ではあるが、これは
あまりにも不確実性の時代にもほどがあろうというものだ。

あの十日前の柏戦を直に見たサポであるなら、札幌の選手が
闘争心や向上心に欠けたヘナチョコであるとは思うまい。
技術や粘りも持ち合わせていないド素人とは思うまい。
だが、前節の鳥栖戦、今日の草津戦と、我々の前に見せられた
札幌は、柏戦の時とは別モノとしか思えないナニカに落ちて
しまっている。

あの柏戦を見ていた自分も含めたサポが、こんな体たらくを
どうして予想しただろうか。首位のチームとほぼがっぷりで
ぶつかった末に勝ったチームが。
過密日程、退場者、怪我人病人と、マイナス要素は多々あったが、
あの総力戦を勝ったチームならある程度のネガティブな要素を
織り込んだ戦いが出来るはずだ、と思ったはず。それだけの
自信を選手も得たと思ったはず。

それが、これだもん。

マイナス要素とネガティブ思考とフィジカル低下が、トロイカ体制で
転輪しだすと、歯止めがかからない。もがけばもがくほど泥沼。
これを好機と下克上を狙うサブメンバーもいない。日本人的な
横並び意識が、結局現状を是とする雰囲気を醸し、蔓延する。

勝ってヒーローになるのが、目立ってイヤだとでも言いたげな。
結局そんな意識に染まっていないブラジル人に頼るしかないのか。

前にも申し上げた。
とりわけ札幌には、選手をスポイルする、という横文字を使って
多少糊塗してきたが、この際ハッキリ言ってみよう、
選手をダメにする要因があるのだろうか?
あるのなら、それは何なのか?

気候風土?試合や練習の環境?生活習慣?サポ気質?

札幌は金がないと言いつつちゃんと環境は充実しているのに
甘えている、という声はよく聞くが、それなら環境が悪いチーム
が良い成績になるのか、札幌より環境の良いチームの選手が
ダメになるか、と言えばそうでもあるまい。

サポが甘やかすからダメだ、というのもよく聞くが、それも
他チームのサポの状況との比較ができないので実感としては
わからないが、とりたてて酷いわけでもあるまい。

高温多湿の道外で夏の時期に試合をする不利、しかも長距離移動
する二重苦は確かにあろうが、それなら駒大苫小牧どころか
北海道の高校野球は何百年たっても甲子園の優勝旗を持ってくる
事は出来なかっただろう。


いちおうオイラにはこうじゃないかと考えてる仮の答えが
あるのだが、それはさすがに明日にしよう。今日行けなかったけど
やっぱりオイラもダメージデカイよ。
皆さんはどう考えるか、という投げかけにしとくのもいいか(汗)

posted by FT |23:08 | 060722vs草津in厚別 | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年07月17日

ついに今季初欠席に(汗)&もっと悩んでもいいんじゃないかな

残念ながら、草津戦の欠席ほぼ9割9分で決定的になって
しまった。今季はドーム&厚別の札幌開催ホ-ム戦には
皆勤だったので、大変残念(汗)
厚別で一汗かいて、運動不足も解消しつつ、チームを叱咤して
勝利を堪能したかったが、これも浮世の義理である(汗)

練習の再開は明日以降になるのかなあ。
各自問題点を省みて、向上してほしい。

最近の勝ち試合は観客としてはたいへん気分良かったんだが、
同時に少し気になるところもあった。中盤を省略してシンプルに
しかけるシーンが多く、そのおかげで得点機は確かに増えた。

だが、それで良いのかなあ、という気もするのだ。

負けが込んでいた時期、どうやったらパスワークで相手を崩せる
のか試行錯誤の末にドツボにはまり、グズグズと手をこまねく
シーンが多かった。DFはパスの出しどころに悩み、うろうろ
後方で回すばかり。MFは萎縮して効果的に動けずにパスをもらえない。
苛立つFWは自分で突破しようと無謀なドリブルで切り込む。
各自が状況に悩み、苦しんだ。

しかし、あの時の苦悩は、いろいろ考えに考えて自分のなすべき
選択肢を探して呻吟していたのだろうと思う。それが結果的に
マイナスに働いてしまったわけだが、選手にとっては非常に過酷な
精進にもなっていたんじゃないかと思う。
オイラとしては、ああいう苦悩を頭と体で一歩一歩解いていく
結果として、瓦礫を研磨して宝石にしていくように、高度な
ポゼッションサッカーにより近づいていってほしいと願った。

だが、最近の勝ち試合は正直、そういう苦悩を「パスして」
比較的楽な手段で得点を(とりわけフッキの個人技に頼って)
得ていたような気がする。
悩む代わりに、前方のスペースに放り込む。そうすればFWが
反応してくれる。わざわざ面倒なパスを回して悩むこともない。
相手が攻めてきたら最終ラインのゴール前で何とかすればいい。
相手のパスを読んでカットとかしないで、GKからリスタートで
いいだろう…。

なんて言ったらいいのかな。
「考え、悩むこと」をやめて、「考えないサッカー」での勝ち方
を知っちゃったとでもいうのかな。
その方が、得点機は増えたし、実際に勝てたし。

でも、それでいいのかな。

結果として、その安易な勝ち方への「罰が当たった」ような気が
してならないのだ、昨夜は。

考えることを億劫がって、功利的により楽な手法に安穏として
しまって、プレイレベルの向上を置き忘れていないだろうか?
今の札幌は。

頭で考えることを肉体的な根性でカバーできない状況下で、
昨夜の鳥栖戦は惨めなほどに、まったく手も足もだせなかった。
相手のフォーメーションに対応するための「考えること」が
できず、キリキリ舞いさせられるだけだった。

考えることをサボった愚かな学生が、応用問題を突きつけられ
て、0点をとった、そんな感じが湧いてきた。

上位だ昇格だとノンキにはしていられないことは重々承知では
あるが、札幌の選手には「考えて」ゲームしてほしい。
考えてパスし、考えて走り、考えて守り、考えて蹴ってほしい。
悩んでも良いじゃないか。苦しくてもそれがきっと肥やしになる。

最低限のことだけ覚えればいい受験テクニックを覚えて合格して
進学先で何もわからなくなって五月病になる受験生よりも、
地道に日々の学習にいそしんで地力をつけ、自分で考える習慣を
身につけ、合格後にも高度な授業やゼミにもついていける。

そんな受験生は今の時代少数派なんだろうが、オイラは
そういうチームにコンサドーレ札幌はなってほしい、と思うのだが
理想的すぎるか?


あと、個人的な鬱屈を晴らすことを言うが、お許しを。
中山を安易に誹謗する言葉がずいぶんと蔓延しているが、
しかも試合を見ずして中山の出場自体に毒づいている
トンチキすらが散見されるが。
見るべき目を持たぬ忘恩の徒どもめ。
オイラはゆるさんぞ。

posted by FT |22:18 | 060722vs草津in厚別 | コメント(0) | トラックバック(1)

2006年07月16日

芝の上の懲りない面々

ああ、すみませんね、貴重なサーバ容量を浪費して(汗)

暑いとか、疲れてるとか、そういう要素もあるのかもしれない
けどさ、スカパ見ていて、もう、根本的におかしかったよ。

鈍足なせいもあるだろうけど、最初からパスミスの連続。
目の前にいる見方へのパスすらずれて、アッチの方に転がり、
相手に渡るか、タッチを割る。
一方の鳥栖は、何でこんなチームが上位にいないのか、と
思うほどに正確無比なパスを、しかも大きくサイドチェンジを
的確にしながら攻め上がる。足元のボール保持も完璧で、
奪おうとする札幌の選手は虚しく置いていかれるのみ。

せっかくボールをとっても、中盤の高いところで奪われ、
あっという間にゴールに攻め込まれる。サイドを効果的に
破られ、ただでさえ寄せが甘いと酷評されるDFはザル同然。

いっぽう、たまに攻め込む札幌も、果敢に走り込み寄せてくる
鳥栖の選手に、前も向けず、パスをカットされ、ボールを奪われる。
速攻で攻め上がる鳥栖のパスは縦横無尽で、ドタバタと振り回される
だけの札幌選手はただのパイロン同然だ。

見ていて思ったのは、シュート力とか何とかじゃなくて、
基本的なパスワークとボール保持の能力が圧倒的に差がある
ことだった。
弱いK-1の選手がカッコつけでカカト落としだバックハンドブロー
を多用するように、ヒールパスだスルーパスだなんてケレンな技
を使うレベルですらないと思った。

ひどいな。結局フッキ頼みのチームじゃないか、と
言われる、その通りの体たらく。それこそ、育成を2年耐えて
待っていたオイラが聞きたくもないことなんだが、全く
否定できないな(汗)

基本的技能の向上をさらに図るべし。
昇格なんてことを寝言にしないためには、今の軽自動車なみの
性能を、RV並みの排気量にまで上げなきゃ、峠は越せない。
走れ走れ(汗)

というわけで、寝るか(嘆

posted by FT |21:39 | 060716vs鳥栖in鳥栖スタ | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年07月16日

暑い?冷凍コンテナ詰めにでもして送り返せ(怒

ひでえな、あの神戸戦以来のクソ試合だ。
スピカに行った人、千円損したね。
現地行った人、お疲れ様だが、もう九州には行かないで済むな。

毎回録画して、チャプター打ったりして編集するんだが、
さすがにそんな気にもならん。
酒が入ってるせいかもしれんが、かなりやさぐれていて
すまないが、うだうだ言わんと気持ちがもたんわ(汗)

次節の草津戦、行けないオイラだが、行けたら悪いが
白ビニール持っていくぞ。それぐらいヘタレた試合。
実況や解説にまで憐れみかけられていたくらいだから。

次節で草津にきっちり「完勝」しないと、今回のヘタレを
償えないぞ。

posted by FT |20:59 | 060716vs鳥栖in鳥栖スタ | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年07月16日

天の理、地の利、人の和は全て相手が上回る。されど突破あるのみ。

チームには大変失礼な話だが、試合前に全く勝てそうな気が
しなかった試合がある。6/17のユアスタでの仙台戦だ。
どうにも相性の悪いユアスタの仙台サポの大群に見下ろされ、
暑い昼間に鍋の底のようなピッチで消耗確実。前節では
ドームでの徳島戦で勝利したとは言え、青息吐息。
これは厳しいなあ、とすっかり溜息だった。

だが、札幌は勝った。しかも敵地で完封で。
相手がロペス不在で戦法に狂いがあったとは言え、圧倒的な、
しかも相性最悪のアウェイで札幌は勝った。
見くびってしまったものだ、と反省した。

今節は、あの時以上に苦しい。

天の理。30度以上の猛暑に強烈な多湿が、息苦しいナイトゲーム
で札幌を圧迫するだろう。最大の敵だ。
相手はこの気候に慣れているうえ、モチベーションを考えれば
そうそうバテたりもしないはずだ。

地の利。敵地鳥栖スタで2回目のアウェイ。
当然、相手側としてはホームで札幌から勝利を得られないという
事態は避けたいはずだ。上位に食い込むための足がかりでもある。
何としてでもホーム未勝利の相手から勝ちたい、というチームの
モチベーションはすこぶる高いはず。
前々節の湘南にも、その前の草津にも、このパターンで敗北、そして
引き分け(勝ちをみすみす逃した負け試合同然の)になっている。
お人好し札幌、というありがたくない評価がくっつきつつある。

人の和。フッキを欠いて攻撃力が落ちた札幌に比べ、
鳥栖はこれ以上ないベストメンバー。仙台戦の時よりも不利である。
鳥栖サポも仙台ほどではないだろうが、多く駆けつけて対札幌
初勝利を後押ししてくるはず。

欲望と執念にかられた者は、強い。
これを押し返すには、さらに強い欲望をたぎらせ、相手をねじ伏せる
迫力が求められるだろう。草津に引き分けを許し、湘南に9試合ぶりの
勝ちを譲ってしまった札幌に、アウェイの鳥栖をねじ伏せる「欲望」
はあるか?

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2006年07月15日

「闘」の字に

今さらながら、「闘」という字がいい。

「門」の部分は、いわゆる「もんがまえ」というやつに見えるが
この字の場合は門じゃなくて、左右に並んだ兵士が両側から
槍とか矛とか戟とかいった長い柄の武器を構えている姿を
かたどっているそうだ。
古い字体の「鬪」だとちゃんとギザギザに刃が描かれて
いるので、違いがわかる。

オイラの目にはむしろこの「たたかいがまえ」は
両側から大きく振られるフラッグのようにも見える。
いや、その方がむしろイメージが沸くかも。

その旗の下に描かれている「豆」は、これはおマメではなくて、
本来は神に捧げる穀物を入れる容器。一番上の横棒が蓋で、
平らなのでこれを楽器として使うこともあったそうだ。

横にある「寸」は、これは「手」を表す部首の一つで、
テンの部分は特に親指を強調して表しているらしい。
長さの単位「寸」は3センチ程度だが、親指の幅から来て
いるそうだ。

でも、これもオイラの目からは
「優勝カップを手にした選手」の姿だよ(笑)
そういや、この「豆」とイタリアのスクデッドはそっくりだな。


赤黒の旗が祝福に翻るその下で、
優勝カップを手にする選手たち。

このイメージが現実となる日が近くなることを
この字を見ながら思ってしまう。
妄想に近いが、この字を今季の象徴としたからには、
その言霊を、文字に込められた祈りを強くしていきたい
と思うのだった。

posted by FT |11:20 | 今日の寸言 | コメント(0) | トラックバック(0)