2005年12月10日

#3 甲府に捧ぐ

自分が初めてヴァンフォーレ甲府の試合を観たのは2000年ホーム最終戦。
3回目の道内ホームゲーム観戦でした。

確かこの日の厚別は曇り空に覆われていた。
11月中旬だというのにすっかり冬の気配。
試合前に啜ったホットチョコレートドリンクが有難かった。


ホームスタジアムでのゴール裏デビューがこの日でした。
昇格決定試合となった平塚競技場での狂喜乱舞に味をしめ、
「アウェイでこれだけ盛り上がってるのだから、ホームはもっと凄いに違いない」と
期待に胸膨らませていったのですが…拍子抜け。
悪い表現ですが、期待に反してヌルかった。
具体的にどうヌルかったのか詳細は良く覚えてないのですが
まぁ基本的には今と余り変わってないんでしょう。
幅広い年齢層、家族連れも多い客層、地蔵の存在、ダラダラ長いコール…

話を戻して。
当時の甲府は激弱街道まっしぐら。
25連敗だったか、異次元の負けっぷりで「甲府地雷」と異名も付いた程。
この試合ではアウェイ側入り口から入場したのですが、
ユニ着用の甲府サポは1人しか見掛けませんでした。

そんな相手ですから当然コッチは楽勝と見てた訳です。
ところが先制点は甲府。地雷踏んだ?
後半に播戸が同点弾を決めて何とか引き分けに持ちこみましたが
何とも締まらないホーム最終戦でした。

3年が過ぎ、再び対戦した甲府は最早カモでは有りませんでした。
小瀬の芝に足を取られてウィル・砂川が戦線離脱。
去年開幕戦のアレとか今年開幕戦のアレとか善戦はしたものの
J2陥落3年目の今年まで、ちーっとも甲府には勝てずじまい。

そんなヴァンフォーレ甲府が今日、入替戦を制してJ1入りを決めました。

「おめでとう」だなんて絶対に言わないよ。
今シーズン42節、ロスタイムに屈辱的な3失点を喰らって
昇格へのいい踏み台にされたんですもの。

これで未来永劫、甲府とリーグで対戦する事は無いでしょう。
来年は入れ替わりでウチらが昇格だから。
もし、何かの間違いで再び一戦交えるならば
今度こそ2戦(4戦?)全勝してやるから。

その時まで、今日の試合みたく伸び伸びと自分たちのサッカーで
J1の強敵達に挑むがいいさ。


posted by ドミノス |23:14 | コメント(0) |

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