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息子がサッカーを始めたのでサッカーを観るようになり、1997年のフロンターレ戦でコンサにはまりました。自分自身は全くの素人です。観戦はSB席。ホームゲームの半分はCVSやってます。

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『西の魔女が死んだ』   梨木香歩

2008年07月11日

20080711-00.jpg

今年映画化されています 

児童文学だったんですね 知りませんでした
 

中学に進んでまもなく どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは
季節が初夏へと移り変わるひと月あまりを 西の魔女のもとで過ごした
西の魔女 こと 大好きなおばあちゃんから まいは 魔女の手ほどきを受けるのだが 
魔女修行の肝心かなめは 何でも自分で決める ということだった
喜びも希望も もちろん幸せも。。。。。。
 


「西の魔女が死んだ」 と聞いて思い出したのは オズの魔法使い 
でも ドロシーの家が落ちた時に下敷きになって死んだのは 東の悪い魔女でした 
オズの国では 北と 南の魔女は 良い魔女で 東と 西の魔女は 悪い魔女だったのですね 


この小説に登場する魔女には 特別な能力があるわけではありません 
ターシャ・テューダーを彷彿とさせるような おばあちゃんと
登校拒否中の孫の 心のふれあい 交流を さわやかに描いた作品です





以下 ネタバレ有り  注意!    







「最後の3ページ、涙があふれて止まりません。」
という 帯コピーだけど 僕は全く泣けなかった
ゲンジさんと同じ 汚れた大人だからだろうか? 


まい に ここまで嫌われるゲンジさんが可哀想と 思わず 同情してしまった 
この辺は 思春期の女の子特有の潔癖さのあらわれ でもあるのだろう
確かに 大雑把な性格で デリカシーに欠ける言動が多いようだしね
でも ゲンジさんには 自分がまいに嫌われている理由が 分からない 
嫌われていることにも 気付いていないかもしれない

死後の世界を質問されたお父さんの答えにも まいは大きく傷ついている
という事は 僕も知らず知らずのうちに 若者を 周囲の人を傷つけているのだろうか? 



西の魔女 こと おばあちゃんの言葉には 含蓄がある

「体力をつけたり、他の能力をつけたりするのと違って、意志の力をつけることの難しいのは、
それに挑戦するのが意志の力の弱い人の場合が多いので、挫折しやすいということですね」 

「春になったら種から芽が出るように、それが光に向かって伸びていくように、
魂は成長したがっているのです」

「でも、大事なことは、今更究明しても取り返しようもない事実ではなくて、
いま、現在のまいの心が、疑惑とか憎悪とかいったもので支配されつつあるということなのです」
 (この言葉はフォースの暗黒面と通じるものがあるな) 



人生には 取り返しの付かない事が たくさんある 
後で後悔しないために 失敗したと思ったら すぐに謝る事 行動する事は 大切 
時間を置けば置くだけ 取り返す事が難しくなり 後悔が深まる


まいが去った後 おばあちゃんはどんな気持ちで 2年間を過ごしたのだろう? 
異国の地の 山の中で一人 
いくら愛する豊かな自然に囲まれていたとはいっても 
娘も孫も会いにきてくれないなんて やっぱり 寂しいよね 

と まいよりも おばあちゃんやゲンジさんの方が 気になる 青空でした




post by aozora

20:27

本の話 コメント(4)