コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2019年10月29日

埼スタハード&ロックツアー2019/赤と黒の人生

家族に友人にお世話になった皆んなに優勝を見せてあげたい
そして誰よりもこの目で優勝を見たい
空港で、埼スタのコンコースで、古くからの同士たち、近年仲間に加わった同士
誰もが優勝への思いに胸を熱くしていた、その度に涙目になりながら
今回の旅がAWAY(と言っても半分ホームだが)初遠征という仲間もいた

決戦を前に。
入場演出の説明用紙の裏に、同じ趣旨のことが書いてあった
帰ってきてゆっくり読んだら、良いことが書いてあるので引用したい

前段は応援歌の1曲目となった「赤と黒の人生」について
これを読まずしても、1曲目はこれしか無いと思っていた

 「今日は、23年間積み重ねてきた『札幌の歴史そのものの総力戦』だ。
   様々な事情でこの場に来れなかった仲間達の想い、クラブに携わってきた仲間の想い、
   この世を去っていった仲間達の想い、全てを背負って戦おう。
   熱く、熱く、熱く、熱く、今から始まる試合に、持てる情熱の全てをぶつけよう。」

ほんの一部抜粋させていただいたが、まさにこの思いが、応援歌に乗せられたのだと思う

スタジアムに響く「行け サッポロ」
初めからエンジン全開で戦う中、「我慢できない」に乗せて菅大輝が強烈なシュートを放ち先制
決勝5回目のフロンターレがいまだ決勝で無得点の中、わずか10分で先制してしまった

壮絶なゲームはこうしてスタートした
戦っている間は夢中で必死で全力であったが、濃密で楽しい時間だった
決勝戦でしか味わえないムードが埼スタを包み込んでいた
試合が進むにつれて、ゴール裏の熱が指定席に伝播していくのがはっきりとわかった
フロンターレのゴールシーン、向こう半分を占める水色のどよめきと歓声は物凄かった

殴り合い
撃ち合い上等

ミシャスタイルの真骨頂を見せる時が迫っていた
1-2で心理的に追い詰められていた
だが、このまま終わらすわけにはいかない
天国の仲間たちと戦っている
終わらせてはいけない
AT残り時間は僅かだったが、目の前のコーナーに福森がきた
ここしか無い
目一杯サルトした
歌い叫んだ

  ラララララーラ 
  ラララララーラ
  俺らは知ってるぜ
  仲間信じ 一つになって
  戦う強さを
  さあ 行こうぜ
  道は険しくても
  突き進め
  世界を切り拓け
  
頼む、決めるんだ
祈り
絶叫
ゴール裏の、いやオール北海道の、コンササポの全ての思いを乗せて
福森はボールを蹴った
これからもずっと語り継ぎたいコーナーキックだった
深井のヘッドがボールを捉えた
ゴールネットが揺れた

https://youtu.be/OUt1Y0uFc4g

泣いた
目頭を押さえて泣いた
スピリチュアル・ゴールと言ったらいいのだろうか
こんなに劇的なゴールを決勝戦で決めるなんて
写真で、遺品で、仲間達を連れてきてよかった

魂が揺さぶられるゴールを体感させてもらった
福森と深井だけのゴールじゃないんだ
あれはコンサドーレに関わる皆んなの意地だったんだよ
思い出す度に涙ぐんでしまう
カプセルホテルでスマホを見ながら、空港で献杯しながら、展望台で飛行機を見ながら
何度も思い出して泣きそうになった


つづく


posted by odo5312 |11:06 | ルヴァン杯2019 | コメント(0) | トラックバック(0)

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