コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2007年02月06日

ゾーンディフェンス研究

甘い物は別腹。今夜は夕張・北沢食品の花豆缶詰!(挨拶)


ゾーンディフェンス【ぞーんでぃふぇんす】
特定のマークする選手を決めずに、グラウンドをゾーンで分け、自分の受け持つゾーンに入ってきた選手だけをマークする守備戦術。
 ゾーンでマークを受け渡すためマンツーマンディフェンスと比べ、ポジションが崩れにくいのが特徴だが、選手間でしっかりした連携がなければ、マークをうまく受け渡すことができず戦術が機能しないhttp://shoukyu.daijiten.biz/archives/2005/09/post_34.html
(サッカー解体新書)


マンツーマン・ディフェンスで思い出すのは例のロスタイムの悲劇甲府戦。
カガケン負傷退場もあって、ワナがあっち行ったりこっち行ったり、気の毒でした。
今年はゾーン・ディフェンスを導入するそうですね(そーですね)いいとも風。

で、調べてみましたYO!まずはこちら。

http://www.fujix.co.jp/varietyfootball/archive/detail_02.html
(「ディフェンス戦術の類型 ~瀧井氏著書による補足~」)


この中でなんとなく三浦コンサが目指してるっぽい部分を勝手に引用し、勝手に妄想を膨らませて楽しむブロ愚。


「ゾーンディフェンスの分類」の項目より、

・攻撃と守備の間にニュートラルな状態を作ることのない積極的守備は攻撃に等しい
・サッカーに攻守の連続性を生み出す
・「ディフェンスの分担は、ボールに最も近いディフェンスがマークにつく」というゾーンディフェンスの原則


次にこの図で頭を整理する。

http://mdate.hp.infoseek.co.jp/tactics/tactics04-04.htm
(戦術におけるBASIC「ゾーンディフェンス」)

・危険な地域にきたらマンツーマンのディフェンスと大差はない
・マークの受け渡し(相手選手が動いたときにどこから味方の別の選手に任せるか)が大事
・ゾーンディフェンスでは選手個々の戦術的能力、判断力が必要
・マークの原則をしっかり身につけ、守備のポジション・センス、カバーのセンスを磨くことが大切


次に、発展途上のコンサとゾーンディフェンスの相性を占う。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/spain/column/200507/at00005425.html
(木村浩嗣の「誘惑と憂鬱のスペインサッカー」 )

4-4-2のメリットとして、

・各選手の肉体的負担が均等であること
・ゾーンの配分が均等であること

なんてことが書いてある。昨年のコンサのサッカーは「芳賀一人に頼りすぎディフェンス」であった。そういう意味では現有戦力で48試合戦い抜く知恵として、上記メリットに着目しても不思議ではない。

おまけに
・スペインサッカー連盟が言いたいことは「育成の場ではゾーンディフェンスを採用しなさい」

2007年のコンサもまだまだ「育成の場」だと思っていますが、何か?

そして、サポの俺も↓を読んで、まだまだ不勉強な事に気付くわけであります。


http://www.yuasakenji-soccer.com/yuasa/html/topic.folder/01_flat_line.html
(湯浅健二「フラットライン守備システムを語り合いましょう」)


・最終守備ラインが、互いの距離(ポジショニングバランス)を保ちながら「一体」となって相手の攻撃に対応するように前後左右に移動する
・自分たちが「オフサイドライン」だということを強烈に意識しながらプレーする

・ゾーンディフェンスシステム、フラットライン守備システムは、選手たちに高度な戦術的判断が要求されるということで、マンツーマンシステムよりも難しい守り方


なのだそうだ。

結論。ゾーンディフェンスを要求するということは、ヤンツーコンサで積み上げてきた今までのサッカーを否定するものではない。なぜなら「守備の目的」は、「相手からボールを奪い返すこと」が第1だからである。
ヤンツー就任時の5か条を思い出してみよう。

1. 90分間油断せず相手の隙をついていく高い集中力を持ってプレーしていくこと。
2. 攻守の切り替えを素早く、相手よりも早く良いポジションを取ること。
3. 全員が攻守共にバランスの取れたポジションを取ること。
4. ゲームの流れを読んでリズム・テンポを変えていくこと。
5. しっかり判断して決断し、プレーをする。ミスを恐れず自分で判断したら積極的にプレーすること。

3年間でクリアできなかった「5つの課題」と書き換えることも出来よう。


三浦コンサの「ゾーンディフェンス」は、形は違えどヤンツーサッカーの4年目でもあるのかも。

posted by (oDo) |22:21 | コメント(2) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:ゾーンディフェンス研究

えーと…つまり某所で僕が言いたかったのもこんな感じです(笑)
思いつきで書いてもまとまりませんでしたw。完敗ですwww

posted by ハッシー| 2007-02-07 00:55

Re:ゾーンディフェンス研究

(≧∇≦)ぶぁっはっはっ!!
ちゃいまっせ!
ハッシー講師の「勝手な分析 札幌編」に多大なるヒントを得て、自分なりにアレンジして、弊ブログで別角度でアプローチしてみたのですよ。
「3から4」よりも「マンツーからゾーン」への移行という部分に注目すべきではないのか、という年間を通じての重たいテーマですよね。

posted by (oDo)| 2007-02-07 08:13

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