2017年04月02日
新十津川駅入場券再販フェス
久々に鉄研の血が騒いだ 札沼線、新十津川駅 硬券入場券を17万円で作った有志がいる 1,000枚分、JR北海道の収入になる もちろん駅でしか売れない本物だ なんとかして鉄路を残したいという熱き思い こういう時の鉄道ファンは秘めた想いを抱いて参上する 秘境駅・豊ヶ岡に下りたテツは3人 皆、思い思いに観察し記録していく 始発にして最終となるキハ40がほぼ満員で到着する 皆んなが無言だが独特の熱を帯びている 線路脇の雪解け水や、農業用水路、並走するトラック、 残雪に陽が当たり輝く美しい山々、踏切で待ち構える撮り鉄 無くなると思えば、ディーゼルカーの旅が一層愛しく思えてしまう 南下徳富から下徳富にかけての終着手前がオススメだ 特にこの時期は雪が残り絵画のような鮮やかな景色となる 田んぼには落ち穂を食べにくる白鳥、もうすぐ北へ飛び立つのか 空を見渡せば雁の群れ バックの景色が良いので無人駅で降りて撮り鉄する人もいる シャッターを切りながら、やはり車窓こそが商品だなと思う しかしそれだけじゃ黒字化は無理だとも思う 新十津川駅では地元のボランティアが一所懸命に頑張っていた 駅舎内の壁面にも地元鉄道愛が満ち溢れていた 廃線危機の宗谷からも応援が来ていて、鉄道グッズやお土産を売っていた 焼け石に水 解ってはいる だけど地元の熱意に胸を打たれる人も多いということを忘れないで欲しい 喫茶店・寺子屋で知り合った方に、石窯ピザのカフェ・ヤマトに連れて行ってもらう もう一人のテツと感心しながら本格ピザを食す 国会議員の生家で古民家を改造したレトロモダンなカフェだ すりガラスが古風で格調高い玄関に福森のガッツポーズが これも何かの縁なのか そこでも札沼線と地元の穴場を上手くドッキングした企画が出来ないか話し合った こういう店はクルマが無いと来れない 全国のテツを新十津川のアチラコチラに連れまわせないか でもテツって自分だけで動きたい人種だからなー、ダメだよな いきなり知り合ってその場で行き先を決める、決められる、乗っかれる それは人見知りしないから、好奇心が先行するから そんなトークの末に 下徳富駅 視察&撮影会(笑) ここが最高に観光資源だった、あくまでもテツ目線で 砂川駅まで送って頂いた途中、白鳥が泳ぐ沼へ 石狩川の河川工事の際に出来た沼だそうだが、背景の山並みも良く シャッター切りまくり大会 やっぱりクルマが無いとここまではなかなか… 御世話になったEさん、Sさんとは感性というか価値観が似通っていた テキトーな鉄分補給旅でこんな出会いもあるんだなと、 嘘みたいに得した気分になったエイプリルフールだった
posted by odo5312 |04:44 | 鉄道研究会 | コメント(2) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:新十津川駅入場券再販フェス
odo5312さん、はじめまして。
私には「新十津川駅を勝手に守る会」の会長をつとめる四十数年来の友人がいるのですが、彼によると「入場券販売昨日600枚10時30分完売。本日400枚10時30分完売。合計1000枚トータル3時間で完売しました」とのことです。
売り上げの少しでも彼に還元されないかなあ、と思うのですが……
posted by 赤と黒き血のトゥエルブ| 2017-04-02 14:44
Re:新十津川駅入場券再販フェス
赤と黒き血のトゥエルブさん
コメントありがとうございます
まったくその通りで、販促経費もものすごく掛かっているようですね
オリジナルのポスターやポケット時刻表、それに載せている広告各店舗みんなの力を結集しているのが伝わりました
各地の点が線となり、文字通り存続へのレールとなればいいのですが、JR経営の先行きも切羽詰まっておりますしね…
posted by odo5312| 2017-04-02 22:45