2015年07月31日
バスケ新リーグ1部参入ならず レバンガは継続審査
「レバンガを含む15チームは1部入りの可否が継続審査に」
「バスケ新リーグ1部参入 レバンガは継続審査」
以上、道新の見出しより。
サッポロファクトリーに歴史的瞬間を見に行った。
意外だったのはファンの数よりも報道陣の数の方が多かったこと。
平日の15時30分からとはいえ、パプリックビューイングでこの状態はなぜだったのか。
一つには、レバンガのファンが1部入りが「無い」と悟っていたものと思われる。
その根拠は、2つあって、
(1)5,000人収容の「きたえーる」で8割開催することが困難
(2)持株会の集まり具合が悪く、債務超過を解消できていない
という2大問題が解決していない模様。
(1)に関しては、レバンガ側は「きたえーる」と「月寒グリーンドーム」の2か所併用を提案しているが、新リーグは1カ所開催を前提といる。また、「きたえーる」はコンサート会場やフットサル会場等としても人気が高く1年前から予約で押さえられているという事情もありそうだ。
月寒グリーンドーム(ケーズデンキ)は冬場でも場内の設定温度が20度以上とリーグ側が定めているため、ジェットヒーターを回してもなかなかクリアしづらいという会場の構造上の問題点が指摘されているらしい。
つまり、レバンガが1部に入るには相当な壁をクリアする必要がありそうだ。
極端な話、新リーグ側は「でっかい器」にこだわっており、固定の大会場を建設(レンタル)できる資金力や将来性まで見ている。実際、秋田には1万人収容の体育館を求めている。
まずは持株会の会員数を増やす事だろうか。個人は千人を越えたとの事だが、これから法人会員の増加に向けて動くとのこと。レバンガの社内に営業マンが沢山いるとは思えず苦戦が予想される。スポンサー企業が取引先を紹介していくのが早道かもしれない。
1部と2部で何がどう違うのか、どうして1部スタートしたいのかという説明ももう少し必要かもしれない。
でないと、「コンサも2部でそこそこやってるから、レバンガも2部でいいんじゃない?カネが無いから仕方ないっしょ」的な空気になるような気がしたり。
<レバンガのFBより、全文コピー> 今後の資料として
【2016年新リーグ「1~3部階層分け発表記者会見」結果報告】 本日、7月30日(木) 都内にて、2016年秋に開幕する男子プロバスケットボール新リーグの「1~3部階層分け発表記者会見」が開催され、所属リーグ(1部~3部)決定クラブが一部決定しました。 レバンガ北海道は、本日所属リーグの発表はなく、1部リーグへの参入もありませんでした。 ただ、来季の1部リーグの芽が断たれたわけではなく、最終発表が行われる8月29日までに、最大の課題である財務状況の改善を図るべく、これまで以上に、頑張ってまいります。 最後の最後まで、チーム・フロント含めて、誰もあきらめてません。 ファンの皆様も同じ気持ちだと思っています。 道民の皆様に応援していただけるよう。 関係各社の皆様に誇れるチームとなり、恩返しするために。 2016年北海道を1部へ。 皆様のご支援・ご協力を今一度よろしくお願いいたします! http://www.levanga.com/mochikabu/outline_applications.html レバンガ北海道新リーグ所属リーグ発表会見 株式会社北海道バスケットボールクラブ代表取締役折茂武彦選手コメント 「まずは、今回の1部リーグ発表にレバンガ北海道が選ばれなかったのは、正直残念な気持ちです。 ここまでご支援いただいたスポンサー・関係者の皆様、そしていつもレバンガ北海道を応援いただいているファンの皆様に対して、大変申し訳なく思っています。 ただ、まだ終わったわけではなく、最後の発表までには1ヶ月あります。 今回、リーグからの発表では、課題が明確になっています。北海道というエリアがアドバンテージでありながら、今回発表がなかったということは、もう原因は財務状況でしかありません。 この1ヶ月でどこまで改善できるかわかりませんが、より多くの方々にこの現状を知っていただき、ぜひ北海道の子どもたちに夢や目標と思ってもらえるチームになるために、何とかトップリーグでプレイさせていただきたいと思っています。 横にいる桜井選手を、2部でプレイさせるわけにはいきません。 この1ヶ月、自身の進退を賭けて、皆さんの期待に応えられるよう進めていきますので、引き続きのご支援ご協力をよろしくお願いします。」 レバンガ北海道#11桜井選手コメント 「残念な気持ちはありますが、45チームあるうちの12チームですから、決して簡単ではないと思っていました。 ただ、まだ1部か2部のボーダーラインにいるということなので、選手としてやれる限りの協力をしていきたいと思いますし、北海道の皆さんとともに、8月29日に笑顔で喜べるように動いていきたいと思います。」 株式会社北海道バスケットボールクラブ取締役CEO橋詰公人コメント 「新リーグとの交渉の中で、やはり課題とされていた財務状況が1部参入に不足していた点だったと改めて認識し、この1ヶ月、やはり持株会の入会、それも法人の入会が少ないところが当初の計画と異なり、リーグからも指摘されていた部分もありますので、今一度スポンサーの皆様をはじめ、ご協力いただける企業の皆様の支援で、課題をクリアしていきたいと思います。 5000人収容のアリーナもあります。5000人を超える集客も実現しています。あとは財務状況だけなんです。そのために、もう一度皆様のお力をお借りし、この難局を乗り切っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。」 北海道バスケットボール協会理事長森野和泰様コメント 「北海道のバスケットボールに関わる関係者、そしてたくさんのファンの皆さん同様、非常に今回の結果は残念に思います。 最後の1ヶ月、北海道バスケットボール協会としても、全面的に協力するとともに、最後までレバンガ北海道とともに進めていきたいと思います。 必ず1部に残れるよう、ともに頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします。」 JPBL会見概要 ■所属が確定したクラブの選考基準について 今回、所属リーグが確定したクラブは、2015年3月25日のJAPAN 2024タスクフォース会議のプレスリリースで提示した基準をもとに下記のような基準で選考しております。 【1部】 「ホームアリーナの入場可能数5,000人」、「年間試合数の8割のホームゲームを実施できるホームアリーナの確保」「年間売上2.5億円」という条件を中心に総合的に判断しております。 【2部】 「ホームアリーナの入場可能数3,000人」「年間試合数の原則8割のホームゲームを実施できるホームアリーナの確保」「年間売上1億円」という条件を中心に総合的に判断しております。 【3部】 アマチュアのチームについて確定しております。 ■所属リーグが確定したクラブ 【1部】12チーム ・秋田ノーザンハピネッツ ・仙台89ers ・リンク栃木ブレックス ・千葉ジェッツ ・トヨタ自動車アルバルク東京 ・東芝ブレイブサンダース神奈川 ・浜松・東三河フェニックス ・アイシンシーホース三河 ・三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋 ・京都ハンナリーズ ・大阪エヴェッサ ・琉球ゴールデンキングス 【2部】5チーム ・青森ワッツ ・福島ファイヤーボンズ ・豊田通商ファイティング ・イーグルス名古屋 ・バンビシャス奈良 ・高松ファイブアローズ 【3部】3チーム ・大塚商会アルファーズ ・豊田合成スコーピオンズ ・アイシン・エィ・ダブリュ アレイオンズ安城 ■所属リーグ未確定クラブについて 今回所属リーグ未確定クラブの内訳は以下の通りです。 1部 or 2部: 15クラブ 2部 or 3部: 10クラブ ■今回所属リーグ未確定クラブの発表について 今回所属リーグが未確定となったクラブについては、1部~3部リーグのクラブ数の確定後、各クラブの課題の対応状況および財務・ホームアリーナの精査を経て確定いたします。 ■今後のスケジュール(予定) 2015年8月29日(土) 今回所属リーグ未確定チームの所属リーグ発表 2015年9月15日(火) 新リーグ所属クラブによる社員総会・理事会
posted by odo5312 |04:08 | レバンガ(レラカムイ) | コメント(0) | トラックバック(0)
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