コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2014年03月10日

第2節山形戦回顧録(前編)

開幕2連勝を本気で目論んでいた踊一に一枚の招待状が届いた。
ゴン中山トークショーに当選したのだ。踊一には当たる確信があった。
応募ハガキの添え書きに「ドーム開幕戦の前日なのでゴンさんに闘ゴンを注入してもらいたい」と書いたのだ。応募先は道新、これくらい書いておけば70人の枠に入れるだろうと考えた。
実際400通越えの応募があったと司会の若林聖子さん。高倍率を見事突破したのだった。

ゴンさんは期待に応えてくれた。
ゴン節は熱く、ときおり交える笑いもおおいに場を盛り上げた。いつしか身体に熱さがみなぎっていた。
アウェーの洗礼の話は強烈だった。中国、韓国、UAEのそれは嫌がらせのレベルだった。真夜中の電話、ホテルの外で騒ぐ、挙句の果てに練習場に釘をばらまく…。
踊一は思った。ジュビロの洗礼なんかカワイイものだ。シャトルバス不足による新幹線、飛行機乗り遅れ。こんなのは大したことはない。

期待する選手には宮澤を指名した。10番というのはレジェンドから見ても特別なもののようだった。石さんの事はやんわりボカしたが、「ミーティングが長いんですよ」とこぼれ話を教えてくれた。
ゴンさんが心配していた点は、磐田戦の緊張感をずっと維持できるかどうかだった。シーズン通しては竜二がいるから大丈夫だと言ってくれた。しかし、ゴンさんが「びっくりした」という磐田戦完封勝利、そしてゴンさんがW杯出場のためゴールを期待する前田遼一を守備陣が抑え込んだ試合の後だ。緩んだ空気がホーム山形戦を支配する可能性をゴンさんは指摘していた。

落語家のように汗をかきながら熱血トークを45分も展開してくれたゴンさんに感謝した。闘ゴン注入後は、サッポロクラシックが飲みたくなる。踊一は狸小路5丁目に向かった。
マスターにクラシックを注文すると、本日100円デーだという。一気にツキを使い果たしてしまったようで怖かった。豚精とレバーを手始めにクラシック3杯、鰯の梅煮、おからも注文し、意気揚々と「3-0勝利宣言」をした。
隣席の常連客に「明日のゴールは誰が取ると思うか」聞いてみた。彼は「マエシュン」と答えた。宮澤は「鰯の梅煮」における梅になる。マエシュンはたまに無性に食いたくなる「おから」になる。ほろ酔い気分の中で、なんとなくそんな気がして店を後にした。


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posted by odo5312 |19:32 | 坂大楽 踊一 | コメント(0) | トラックバック(0)

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