2012年11月15日
応援する理由について考える
「新・強化五段階計画」が発表されるかどうかわからないが、 産能大学から出されたデータに、新計画のヒントがありそうな気がする。 そもそも「強化」する必要はあるのか、という疑問だ。 応援する理由に「弱いチームだから」というのがある。 弱いから、応援だけでも力強くしたいのか 弱いから、私が見に行かないと誰も見に来なくなる、なのか http://www.sanno.ac.jp/research/pdf/j_supporter.pdf http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1211/09/news094.html 「地域貢献しているから」という理由も、他のチームにはない特長だ。 http://www.consadole-sapporo.jp/hometown/ 地道なホームタウン活動が、応援の理由だとするならば、 北海道と札幌市からの行政からの支援、スポンサーからの支援の継続を望む裏返しだと思う。 税金を投入する価値があるか否か、みたいな議論に予防線を張っているようにも見える。 「弱いけれど、地域貢献している」 こういう想いがスタジアムに足を運ぶ要因の一つだとするならば、 クラブが強くなることが第一義ではない気もしてきた。 つまり「J1定着」よりも、「地域に貢献」することに主眼を置いた 計画のほうが関係各方面から協力を得られるのかもしれない。 例えば、「サッカー専用スタジアム建設」を行政を巻き込んで本格的に 進めるのも「地域貢献」だと思う。 道や市へ返済する金額をそのまま、スタジアム建設の積立金に回してもらうよう嘆願してはどうだろう。コンサドーレの意思としてそれくらい主張しても良いのではないか。 将来への布石という意味で、夢に近づく債務返済であって欲しいのだ。 コア層のアンケートから出てきた「地域貢献」というキーワードを、うまく一般市民へ浸透させるには、ハコモノという切り札で形に残すのも一手だと思う。 スタジアム建設は、資金集め、立地選定など長期計画になるので早く着手したいところだ。 もちろん「面白い試合」が一番のソフトであり、面白い試合を演出する「選手育成」あってのことだけれども。
posted by odo |07:22 | データファイル2012 | コメント(0) | トラックバック(0)
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