2012年10月28日
「拾う、奪う、走り込む」
理由はどうであれ、来季への課題山積なのは間違いなく、 次期チームのコンセプト、監督選び、選手選び&編成への「根拠」となる試合になったと思う。 J1で通用しなかった部分を、J2に持ち込んで「コンサ流の戦い方」を編み出していかないと、なかなか鳥栖のようにはなれない。 大量失点が当たり前ではいけないし、1点も返せなかったのはもっと恥ずかしいと思ってくれないと…。 コンサオリジナルのサッカースタイルを生みだすしかないのだ。 ヤフーから抜粋。 http://soccer.yahoo.co.jp/jleague/game/live/2012102707 前半17分【F東京】GOOOOOAL!! 徳永の仕掛けから右CKを獲得する。キッカーは石川。一度ははね返されるが、流れてきたボールを石川が拾い、再びクロスを供給する。これにチャンヒョンスが頭で合わせると、ゴール右に決まり、先制に成功 後半2分【F東京】GOOOOOAL!! ペナルティエリア内でルーズボールに反応した高橋が潰れ、そのこぼれ球を田邉が拾う。田邉はドリブルから左足でシュートを放ち、追加点を奪取 後半14分【F東京】GOOOOOAL!! ルーカスからのパスを受けた石川がつなごうとするも、DFに阻まれてしまう。しかし、石川が素早くプレッシャーを掛けて相手からボールを奪うと、冷静にゴールへ流し込み、3点目を挙げる 後半19分【F東京】GOOOOOAL!! 森重からの浮き球に反応した石川がペナルティエリア内に走り込むと、そのままシュートを放つ。これが決まり、さらに相手を突き放す 後半36分【F東京】GOOOOOAL!! 敵陣浅い位置でパスを受けたヴチチェヴィッチがドリブルで持ち込むと、ペナルティエリア手前から左足でミドルシュートを放つ。これがゴールの左に決まり、リードを5点に広げる 石川 の名が何度も出てきますな。 大敗のきっかけは、後半早々の失点だと思う。 消極的なスタートは自滅だと言える。河合と宮澤に猛省を促したい。 この場面、あまりにもボーーっとし過ぎていた。チーム全体で前への意識が足りなかった。無防備もいいところだった。 ハーフタイムに何を話し合っていたのだろうか。 二つの考え方ができると思う。 ・コンサにおける「石川」をどう育てるのか ・石川のようなキーマンに何度もやられた原因は何か 昨日の試合、素人目には問題点が二つあった。 FC東京が自由に「拾う、奪う、走り込む」 裏を返せば、コンサが「拾えない、奪えない、走りこまない」サッカーをやってしまった。 決定機をことごとく外し、先制点を奪えなかった原因は、個の実力だと思う。「いまさら」感は否めない。残れた選手はJ2で決定力を磨くしかない。ハモンの所は日本人で埋めた方が連携が良くなると思う。三上強化部長はハモンに何を求めているのだろうか。 ・最終ラインがずるずる下がったこと 前半も後半も立ち上がりから、ラインを上げられなかった。 河合と宮澤は、もっと落ち着いて「繋ぐ意識」を!! 相手にパスしたり、味方の居ないところに蹴ったり、正確さが無かった。 芳賀が繋ごうとしているのに、ロングボールを蹴る河合に萎えた。 ・中盤の選手が後手後手になり、相手へのプレスが遅かった DFよりひどかったのは中盤の選手全員の守備だ。 「攻守の切り替え」の基本である「ボール奪取」が不発。 ボールウォッチャーが多く、ボールが奪えなかった。 芳賀ですらボールの奪いどころがなかったと言う。 山本が芳賀と同じように奪いにいかなくては中盤は苦しくなる。 全員がダメダメな試合も珍しい。 残り4試合、「拾う、奪う、走り込む」のどれか一つ、テーマを絞って練習してはいかがだろうか。
posted by odo |10:22 | データファイル2012 | コメント(0) | トラックバック(0)
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