2012年08月27日
コンサ・ル・タント(1)
どうもサカヲタノです。しばらくぶりでした。 昔、コンサのゴール裏ダンマクにこんなのがありました。 「1-0で勝つより、5-4で勝つサッカーを」 細かな表現は忘れましたが、イタリアのカテナチオより、攻撃的なオランジーナで行こうぜ。炭酸シュワっと、みたいな感じだと思います。 毎試合打ち合い上等なんて、毎試合真似できるかよって。ジュビロだとかガンバとか、少し前のセレッソやサンフレなんかはそんなカラーだったけど。別に羨ましくはなかったです。いや、多少は羨ましかったね。自軍のゴールシーンが多いほど観客は得した気分になるからね。 でも、昨今のコンサに照らし合わせて、あのダンマクを思い出し考えました。7失点をシーズン2回するチーム、4失点がガチに成り下がってしまったチームならば、DFやGKは、チームの方針としてもっと攻撃参加するべきなんじゃないかと。 だって今のコンセプトは「やられたら、やり返せ」なんでしょ(笑) 攻撃参加、すなわち相手からボールを奪う瞬間に攻撃の意識になっていれば、奈良は杉山にバックパスをしないんです。そのまま前方にヘッドで叩きつける。GKも遠くへフィードする。攻撃の起点だという意識があるならきっとそうなる。今のコンサは後ろから丁寧にボールを持とうとし過ぎて、攻撃が読まれ守備陣形を引かれてしまっています。 監督が変わればサッカースタイルが変わる。これは当たり前の事。 けれど「堅守速攻」だとか「泥臭いプレー」というコンサの伝統を消し去ってまで、全く機能しない4-2-3-1に固執した挙句、何が残ったのでしょうか。 選手の個性や特長を活かしきれないもどかしい試合がずっと続いています。試合に出る前にリタイアしてしまう妙な練習に首を傾げるファンも実は多いです。 実際のゲームで苦心の末に生まれたものは「行き当たりばったりなシステム変更」でした。 戦うためのガソリン、すなわち選手の「自信とプライド」を失ってしまったのもダメージが大きいです。とにかくJ1では勝てないです。ドローすら難しい。 勝つためには、1-0で勝つサッカーもできなくちゃいけないし、5-4で勝つサッカーもできなくちゃいけない。 そこで考えました。ザル守備を逆手に取ったらいいんだと。 まず2-2のサッカーを組み立てる事だ。J1をナメずに謙虚に、2失点から逆算してゲームプランを組み立ててはいかがでしょう。 大事な事はJ1の舞台で「毎試合2点取る」仕組みを作り上げることだ。 0-0でも2-2でも勝ち点1だ。だけど、興行的に盛り上がるのはどっち? 観客を呼べるサッカーは2-2ベースのサッカーじゃないですか? それを基礎に、2-1で勝つサッカーや3-2で打ち勝つサッカーに繋げていくのです。
posted by odo |23:21 | 坂大楽 踊一 | コメント(0) | トラックバック(0)
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