コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2011年12月15日

SRGアウォーズ2011 (3)

たまっていた道新の切り抜きをしていた。
8月18日の新聞。
震災の影響で延期されていた第3節ジェフユナイテッド千葉戦(札幌ドーム)。
この試合をベストゲーム賞にしたいと思う。

●ベストゲーム賞 
第3節ジェフユナイテッド千葉戦(札幌ドーム) 札幌4-0千葉

最終戦と迷ったけれど、このゲームでコンサの方向性が決まったと言っていいからだ。それは全員で攻めて全員で守るというコンサドーレの「原点」に立ち返った試合だった。

JP(タカキ純平)のコメントにそれが集約されている。
「芳賀がやっともどってきたのに…(かかと負傷で退場)。あいつは一番チームのことを考えている。芳賀の分まで全員が戦った」。

そのJPは前半3分、大仕事をやってのける。
スナマコのCKを右足でゴールマウスに突き刺した。待望のセットプレーでの得点は値千金の先制GOALとなり、一気に札幌ペースに傾いた。
試合前から前もって準備されたサインプレー(トリックプレー)だった。

当ブログのMVPスナマコは、その存在価値を一気に見せつける。
前半26分、スナマコのクロスをウッチーが頭で合わせ2点目。2-0として一気に優位に試合を進めた。

勢いに乗ったウッチーは、後半8分、自身2点目をまたしても頭で決め3-0とする。
とどめは後半42分、絶不調に陥っていた古田が綺麗なGOALを流し込んで札幌4-0千葉。

このあとのゴール裏のお祭り騒ぎが良かった。
今までのうっぷんを晴らす『倍返し!倍返し!』の大合唱、そして『ヨンゼロ!サッポーロ!ヨンゼロ!サッポーロ!』の歓喜の絶叫コールがドームに響き渡った。
この日は水曜日のナイトゲーム、日中仕事を持つサポーター達はカバンにレプリカやタオマフを仕込み、虎視耽々とフクアリのリベンジを狙いドームに集結していた。
あの日のドームには「やっちまわなきゃ、気がすまないんだよ!」という空気が満ち満ちていたように思う。この時点でコンサは5位。昇格圏の3位以内を射程圏に捉えた試合だった。
あの日から確実にチームは変わったとスナマコは振り返る。そしてキャプテン河合はフクアリで何もできずやられた千葉戦がターニングポイントだと振り返った。

コンサドーレの選手とサポーターが本気で『やっちまえ2011』(つまり、このチームで必ずJ1昇格)を体感し始めたのが、盆明けのホーム千葉戦だったと思う。
俺はこの2011.8.17のドーム千葉戦を忘れない。
革靴でバス乗り場から全力疾走し、汗をかきながらスタンドに向かった。キックオフぎりぎりにGOAL裏にたどり着き、レプリカを着た瞬間にキックオフの笛を聞いた。そんな記憶と共に、今も忘れ得ぬ大事な試合だったと改めて思うのだ。


http://soccer.yahoo.co.jp/jleague/game/score/2011081703
(第3節 8月17日 コンサ4-0ジェフ)

http://www.youtube.com/watch?v=dMMIfEpgUEI
(2011 J2 第3節 コンサドーレ札幌 4 ジェフユナイテッド千葉 0 ハイライト )



posted by odo |10:46 | データファイル2011 | コメント(0) | トラックバック(0)

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