コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2008年07月25日

そうきたか、絢香。

厚生年金会館で絢香のライヴを見て(聴いて)きた。
良い意味で予想を裏切る部分と、期待通りの部分とが入り混じったライヴだったが、満足度は高く
「さすが絢香」と書かずにはおれない。
客層は10-20代が大半だが、おじさんおばさん族もチラホラ。俺も絢香の倍くらい生きてるおじさんだけど、絢香の曲や歌詞にとても共感している。年齢なんて関係ないさ、ってな感じで多少若作りしたカジュアルな格好で参加したのは正しかった。みんな夏のカジュアルだったからね。
男女比は2:8くらいだったかな。意外と女性に人気が高いんですな。若い女性は絢香のヘアスタイルを真似てお団子が多かったような。服もチュニックやワンピが多かったな。花火大会の金曜らしく浴衣姿も。
絢香の質問に挙手で答えたアンケートによると、初ライブ組(俺も)が7割くらい、制服姿の学生など善良な市民タイプが多かったようだ。常連組にはKYな掛け声をする痛いファンも居た。それを軽くいなす絢香がまた素敵(苦笑)
絢香はMCの度に照明さんに客電を点けるようお願いしていた。お客さんの顔が見えないと不安になるらしい。「アンコールで出てみたらお客さんが半分帰っていた夢を見た」なんて言ってた。へぇ~。
盛んに「サッポロ」連呼していた。ファンサービスもしっかりしていた。全国でネタ仕込んで頑張る気配だ。

開演前はビートルズがかかっていた。これは他のアーチストでもあるパターン。「チケットトゥライド」とか「ヘルプ!」なんかがかかり、気分が盛り上がる中、(--自粛--)でスタート。ほほう、そうきたか。クラップの煽りは絢香かクライトンかって感じだね。まだツアーは3箇所目なのでセットリストは割愛。

衣装はたぶん会場毎に変わるだろうから、書いてしまう。白×緑のタータンチェックのチュニック、上衣が紫のシャツ(繋ぎかもしれん)、黒のスパッツにナイキの黒シューズ。 
途中から、赤のワンピ、後ろに紫の尾っぽがついたようなヨサコイソーランチックな衣装。アンコールは黒の雲Tシャツと千羽鶴みたいなスカート(紫・ピンク・黄色・水色・紫)。
絢香らしいっちゃらしい衣装だった。全体的に濃い紫がテーマカラーだったようだ。ラベンダー=富良野(北海道)をかけた?
 
MCでは、「(焼肉の)サガリ」「汽車」などご当地の方言をたっぷり仕込んであった。帯広ライブで、

  「ジョッピンかる」

  「(鼻血の)ツッペ」

を覚えたらしく、ユニークな語感も気に入ったようで、掛け合いに上手く転用していた。 

コンサもゴール前にジョッピンかって、それでもってジョッピンカル4バックで失点体質にツッペするべ。・・・・ってライヴ中にちらっとコンサを想像してしまったよ。ゲラ。

千歳に着陸後「土のにおいがした」とか帯広へ向かうバスから「たまねぎや牛のにおいがした」「水道水がおいしい」「できれば北海道に住みたい」「沖縄と共に住みたい地域ベスト3」という絢香発言に沸く会場。

個人的には「三日月」「おかえり」を含む畳み掛けるような後半の展開に涙目になった。あそこの流れは非常に重要だったと思う。絢香の楽曲(特に新譜)はバラエティに富んでいる分、ライヴでの曲順の組み立てが難しいような気がしていた。どういう流れでロック系とバラード系を分けて聴かせるのか注目していたが、「そうきたか絢香、やられちまったぜ」と唸る俺がいた。
年金クラスのホールでは特にバラードが最高!高音域も物凄く綺麗に聞こえ鳥肌モンだった。
耳が慣れるまで最初の何曲かは「ボワンボワン」と音割れして歌詞が聴き取りづらかったのだけど、後半からの音は完璧だった。パワフルな声量がスピーカーから振動となって伝わりビンビン響いてくる。時間の経過と共に絢香ワールドに引き込まれていった。意外なアレンジ、意外な選曲(やれないと思っていたあのコラボ曲も、未発表曲の1節も)なんかもあって。

照明もカラフルだったし、角度を変えたり強弱つけて素晴らしい演出だった。ドラムセットやその他の楽器の位置も斬新だったし、7人のサポートバンドも実力派揃いだった。「ハ○ネ○」まであったし。 
バイオリンあり、NY風セッションあり盛り沢山で飽きさせないライヴに仕上がっていた。

改善の余地があるとしたら、ケータイサイトやグッズの宣伝時間を削ってでももう2曲くらいオリジナル曲をやって欲しかったなという感じはしたが、大阪色丸出しの絢香らしいのと、実際ライブの費用はチケ代だけでは足りず、そういう所でまかなっているんだろうという想像もできる。

まとめると、肉も魚も野菜も入っているバランスのとれた幕の内弁当みたいなライヴだった。それにしても絢香って結構しゃべるんだね。CDやDVDだけではわからない。ライヴ行って初めて知る意外な一面やった。関西弁も素で織り交ぜ、綾戸おばちゃんの若い子版みたいな印象だったで。
いろんな意味で「やっぱりスゲーな。絢香、カッコカワイイ。」と余韻に浸る23時。

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(ライヴ当日の札幌の空)


posted by odo5312 |22:10 | 今日の一曲 | コメント(0) | トラックバック(0)

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