2006年04月27日
感情・純情・愛情
(長文ご容赦) 起爆剤。きっかけ。分岐点。 ターニングポイント。 バーニングスピリット。闘魂シリーズ。 フッキから連想する言葉。なかなか良いのが見つからないけれど、 スポーツ報知さんはなかなかいいですね! ヤンツー監督とフッキの師弟コンビを、スポ紙ネタとして、しかしながら サポ目線と記者視線を穏やかな融合させたような文章を読ませてくれました。 参考:http://hochi.yomiuri.co.jp/hokkaido/soccer/news/20060426-OHT1T00109.htm (報知4/26付 コンサ・柳下監督「フッキ許す」) 柳下一家か。北海道柳下一家。昔の巨人ファン連合、「関東狂巨熱一家」を思い出してしまった(わ 「フッキは柳下一家の仲間だ」の「柳下一家」という言葉に、フェルナンデス監督時代の「コンサファミリー」とはまた違った味わいを感じ、ヤンツー監督の 「我々が現役のころはみんなああいう感情だったよ」 「感情が表に出てなさすぎる今の若い選手に比べると人間らしいよ。自分に似ている」 というコメントに父親の息子に対する情さえ感じてしまいました。 さて、mixiのコミュニティには「ヤンツーのオーバーアクション」というコミュがあります。監督が選手達を鼓舞するために、わざと計算づくで演技していることに対して支持が集まっています。 昨今のフッキに対する監督の言動は同時に「感情が表に出てなさすぎる今の若い選手」へのメッセージでもあると思います。 九州キャンプからフッキ固定で日本人同士での相方競争にした2トップの決め方にしても、プレーが割と淡々と見えてしまうセーノがベンチに入れないのも、函館でイライラしているフッキに代えてケンゴを投入しなかったのも、みんな監督のコメントで謎が解けた気がしました。 偶然ですがフッキが退場した函館では、バンちゃん(播戸竜二選手)が古巣の(今は戻ったけれど)ガンバに決勝GOALをお見舞いして、ガンバベンチに向かってコンサエンブレムを掴んでアピールしたことがあります。あの爽快感は今も忘れません。 そして過去の日本人選手では最も「感情を表に出す」タイプだった事を思い出しました。 参考:http://www.geocities.co.jp/Athlete/1025/moerudoukon.html FWの決定力云々が叫ばれていますが、FWが点を取れないのは必ずしもFWだけの責任ではありません。しかし関からもセーヤからも良いクロスが飛んでいる以上、数少ないチャンスを決めるためには、その決定機以前に「感情を表に出し」続けるオーラで相手DFを怖がらせなければダメだと思うのです。 アイカーは、広島時代の林に突っ込んで行ったようにもっと闘志を前面に出してギラギラさせたほうがいいのかもしれません。 セーノは、昨夏キロロ合宿から急に調子を取り戻し、後半戦怒涛のゴールラッシュを見せて池内に次ぐ10GOALを叩き出しました。 元気だって、昨年のドームで徐からの絶妙クロスをヘッドで叩き込んで、劇的なドローを演出してサポを泣かせました。 ケンゴは、ルーキー年にGOALを決めているので、コンサでは「活躍する星の下」にいるFWだと多くのサポが認めています。あと足りないのは「感情を表に出し」てガツガツ行くことなのではないでしょうか。 フッキを通して、ヤンツーさんはさまざまなメッセージを我々に送っているような気がします。 その意味では、西が丘のベンチ入りメンバーには期待するものが大きいです。 相手はラモスヴェルディ。「感情丸出し戦」では不足のない相手です。 ラモス監督はKappaのアドバイザーでもあるので、Kappaダービーでもありますが、そんなことはどうでもよろしい。 岡田コンサの頃、ラモスが指導者を目指していた時、月寒練習場に通っていたことがありました。その時の逸話もご紹介しましょう。 「感情を表に出す」プレースタイルで人気を集めたせっきーこと関浩二選手(現:コンサU-15コーチ)とラモスの間でちょっとしたやりとりがありました。いつも反骨心、闘争心を掻き立てる男・ラモス瑠偉(笑 参考:http://www.geocities.co.jp/Athlete/1025/consa99815.html (「ミラクル厚別、せっきーが主役」) 4.29 西が丘決戦。闘争心で表に出してガツガツいけよ!いけばわかるさ! ちなみに名塚主将の名言に「クールに燃えました」(2000年6月4日・駒場)というのもあります。 参考:http://www.geocities.co.jp/Athlete/1025/reds604.html (「6・4駒場潜入 ~頂上決戦・第1ラウンド~」) 熱くなり過ぎてレッドカードを貰いませぬようお願い申し上げておきます。厚別仙台戦に出られなくなったら意味無いので。
posted by おど |06:44 | 赤と黒 | コメント(0) | トラックバック(0)
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