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2006年07月28日

東京戦感想

 前節の草津戦で痛いドローに持ち込まれた札幌は今節は味スタで東京ヴェルディとの対戦になりました。フッキを怪我で欠きこれは厳しいなと思ったのですが,なんと2-1での勝利となりました。
 よくがんばったなというのと,東京が悪すぎるなということかなと思います。

 試合はやや押し込まれがちな前半コーナーキックを中山がニアで合わせて先制。ところが,中盤でのプレスがかからなくなりどんどんボールをサイドから放り込まれだします。そんな中,曽田と大塚が激しく言い合いをしていたみたいですがMFからみると,DFのラインが下がっているので中盤は一人ひとりが見なくてはいけない範囲が広がりプレスがかけられないということでしょうし,DFから見るとどんどんサイドから放り込まれるので下がらざるを得ないというところでしょうか。その少し前にカガケンがカードもらったあたりから右サイドがやられだしたので仕方ないかなというところはあったのですが,その言い合いの効果もなく前半ロスタイムにサイドからのクロスできれいにやられてしまいます。

 気を取り直して後半。サイドを有効に使い優勢に攻める札幌は相手のクリアボールを大塚が拾い豪快にミドルシュートを決めます。早めに勝ち越した札幌はこの後どうするかと思えばしっかりとみんなで意思統一して攻めるときは攻め,守るときは守るというチームとしてまとまって戦うことができていました。そして,途中から投入された藤田が効果的にカウンターを決めたことで東京の押せ押せを寸断します。監督の選手交代がはまった感じですね。
 とはいえ,後半から出てきたキャプテンはありえないシュートをご披露してくれましたが…

 この調子でしっかり上位に喰らい付いて3クールを乗り切っていくことができれば3位以内も見えてくるかなと思います。

 ○高原…ナイスセーブ。最近林しか見てなかったのですごく安定して見えました。
 ○カガケン…集中して守ってました。齊藤にほとんど仕事をさせませんでしたね。
 ○曽田…同じく割といい出来でした。失点のシーンは枚数が足りてなかった。
 ○千葉…失点のときはマークに付ききれなかった。後ろにももう一枚いたので難しいけれどね。
 ○芳賀…普通。前節の関より良いけど,好調時よりは迫力がない。
 ○大塚…やっとこ出たミドル。美しいシュートだけどどのくらいの確立ででるんだろう?
 ○金子…がんばってましたね。攻守のバランスの取りかたも割とよかったです。
 ○西谷…相変わらずえぐいボールを蹴ります。前半で引っ込んだのはなぜ?
 ○石井…やらしいトコ狙えるようになってきましたが,ディフェンスでもそれを見せてほしいですね。
 ○中山…もう1試合続けてまぐれじゃないと証明してくれ。
 ○和波…シュート練習すれ。
 ○藤田…いい足持ってますね。打ってもよかったと思うところもありますが,相手の脅威になってくれました。
 ○上里…相変わらずいい動きしてます。最初から使わないのもったいないですね。

 しかし,藤田をFWで使うのはかわいそうな気もしますね。サイドで使ってあげればいいとおもうのですが,うちのチーム事情から言うとそうもいかないのかな。つか,FWの層が薄すぎ。何とかならんもんかね。

posted by いっしぃ   |12:29 | 観戦記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年07月26日

草津戦感想

 フッキ欠場2試合目の草津戦。はっきり言ってフッキに加え,芳賀,西谷を欠く札幌にとって今互角に戦えるとしたら草津しかないだろうなと思ったら,案の定,互角に引き分けでした。サポーターからは結構ブーイングだったらしいですが結果としては妥当なところだったんではないでしょうか。
 まぁ,ロスタイム間際で1点とって逆転したわけですから,この間の柏戦みたくがっちり時間稼ぎして勝ちきることはできたはずですからブーイングも分かるんですけれどね。なんだかうちのチームは格下に対していらんプライドが高すぎる気がします。
 それほどお前ら上手くないだろ。
 戦ってる選手が少ないなというのが素直な感想。
 スナマコと途中から出てきたカズゥ。必死で追いかけてる感じがするのはそれくらいで,チームで連動してボールを奪い,攻撃につなげるというよりは,1対1で勝ってボールを奪い,1対1で勝負して相手をこじ開け点を奪うという印象が強く感じます。とはいってもそれほど1対1で勝てるような選手ばかりがそろってるわけではないので何か上手くいかない感じがするんですよね。

 ディフェンスにしても一人がアタックに行ったらもう一人がすぐサポートに行けばいいのに抜かれた後で追いかけにいく,抜かれた人はそのまんま。
 これではチームとしてのディフェンスとはいえないわけですよ。
 ここを監督がどう見て,どう指導していくのか。それが大事なんですけど監督のコメント見てもいまいち伝わってこないのが気になります。

 今日の緑戦。またしてもフッキは欠場です。残りの面々でどう戦ってくれるのか。戦う姿を見せてほしいものです。

 箇条書き

 ○林…あれはひどい。
 ○カガケン…地味。関のいるサイドは連携できないのかな?
 ○曽田…最後まで気を抜いたらだめ。
 ○千葉…無難だけれど,よくやったというイメージもなし。こういうタイプが多いのが困るんだよ。
 ○金子…テレビからは消。
 ○大塚…最後どうするのかしっかり舵取りしなきゃだめ。
 ○関…右サイドでもいまいち。どこで使えばいいのさ。
 ○和波…いまいち。動きはあるんだけれど流れを切ってしまうことが多すぎ。最後も詰めが甘すぎ。
 ○スナマコ…がんばってるな~。他の選手もこれくらい無駄走りしないと。
 ○石井…ボールは納まるんだけれど,もう少し動いてほしい。
 ○相川…存在感なし。枠に飛ばそう。
 ○カズゥ…そろそろスタメンでも見てみたいけれど,しばらくはジョーカー的な使われ方かな?中山の得点の98%はカズゥの得点です。
 ○中山…おめでとう初ゴール。つか,あれはずしてたら家に帰れないけれどね。
 ○藤田…最初っから石井と藤田の2トップで良いんじゃない?

posted by いっしぃ |17:26 | 観戦記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年07月17日

フッキ頼みのチーム(柏戦&鳥栖戦)

 さて,先日前半戦が終わったばっかりかと思えば,もうはや後半戦が2節も終了という相変わらずの鬼スケジュールのJ2。
 本とは柏戦後に長文書いたんですが,途中でなぜか消えてしまい立ち直れないうちに鳥栖戦も終わってしまいました。
 
 で,まずは柏戦をさくっと。「結果から言うとよく勝ったな。」というところ。正直第1クールのことがトラウマになりかけていて先制しても疑心暗鬼。追いつかれてはやさぐれて。フッキが退場したときには「いつもこうだよ~」と半泣きになりそうでした。まあ,フッキの退場については完全に審判の目が必要以上に厳しくなっているんでしょう。これはチームとして抗議するなど全体にアピールして改善していかなければいけないでしょうね。
 んで,こっちの得点なんですが両方ともフッキがらみ。1点目はソダンのギャンブルクリアが上手くフッキにわたったところから始まったカウンター。2点目はフッキの飛び出しから得たPKということで,フッキ頼みのチームといわれてしまいそうな勝ち方でした。

 んで,そのフッキのいない鳥栖戦。結果から言うとぼろ負け。中3日の九州まで移動。札幌との気温差。などいろいろマイナス要因はあるんでしょうが,そんなんどこも一緒じゃ
 で,負けるにしろ,フッキがいないときにどれだけ攻めの形が見れるかと思えば,てんで形になりゃしない。

 …それではなぜ形にならないかといえば,うちのサッカーの形にフッキがはずせないパーツだからなんです。点を取るためにうちはまずサイド攻撃をポイントにしました。それもだいぶ出来るようになったんですが,うちには電柱FWがいないこと,J2には4バックのチームが多いことから不発になることが多かったんです。そこでフッキの出番です。真ん中でのキープ(ポスト)や中央突破をミックスさせることで,よりサイド攻撃の威力を上げることができるようになったんです。それが最近の良いときの勝ち方。
 では,鳥栖戦ではどうだったかというと,元気がフッキの代わりになったんですが,まずポストができない。元気は突破がないので守るほうはポストプレイをさせないように守りゃいいだけなんで楽ですよ。
 で,真ん中でFWがもてないから次に持たされるのはスナマコ。でも,彼は最近出してではなく受けてとして生きていたので自分の長所を出せず消えていき,最後の砦のボランチは金子と西嶋という守備的な二人なんでダメ。

 …じゃあ,フッキがいなくなればダメかというとそうでもなくて,キープ,突破,決定力がある人がいれば良いんですよ。うちでいうなら,3つとも満たしているのは西谷。惜しいのは相川。ただし,フッキほど四六時中がんばるタイプではないんでやっぱりもうひとコマ足りない感じがしますね。外から持ってくんのは手っ取り早いんですが,ヤンツーはそうしなさそうなんで今いるメンバーで育てないと。元気は3つともないんでキツソウデスヨ。  
 
 
 

posted by いっしぃ |22:42 | 観戦記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年07月10日

前半戦終了

 すっかりご無沙汰してました。別に何があったというわけではないのですが,湘南戦を思いっきり録画し損ねて書くに書けずにいたら間がすっかり開いていました。

 そんなわけでJ2も,もう,半分が終わりました。コンサドーレは5位という成績です。悪くはないけれど良くもないという微妙な成績。まあ,これから後半の巻き返しに期待しましょう。

 …とはいいながらも,湘南戦での負けゲームで「ああ,今シーズンの昇格はないかな」と感じてしまいました。その前の緑戦がとても絶好調で,好調の次負けるというのは10試合勝ち星なしに突入したときと同じ感じ。今回は10試合も引きずらずにすみましたがこういう試合で最低でも勝ち点1を取れるチームにはまだなっていないんでしょうね。そもそも指揮官含めて逃げ切りがへたくそですから,そういうサッカーがなかなかできないんでしょうがこの先ぎりぎりのラインで昇格を争うのですからそういうところの割りきりができないとよい結果は残せないと思います。極端に言ってしまうと0-1で負けても由というような試合もあると思うのですよ。その辺の成長を今後は見せてほしいですね。…まあ,その前にアクションしてムービングするのが先ですけどね。

 てなわけで愛媛戦。なぜか愛媛には走り勝てないんですが,それでも速攻からの効率の良い得点で3-1の勝利を収めました。勝ててラッキーとまでは言いませんがこういう試合展開でも勝てるようになったのは多少は成長したのかなと思います。
 今シーズン相手よりシュート数が少なくて勝てる試合が見れるとは思いませんでしたよ。

 ほんとに劇的には成長しないこのチーム。後半戦も一歩ずつ,でも,確かに成長してくれると期待してますよ。

 それと,おかえりカズゥ。君の元気な姿が見れてとっても嬉しいよ。フッキからFKをいただくとはたいしたもんだ。
 西沢画伯も帰ってきたらしいし,これからスタメン争いも面白くなりそうですね。

posted by いっしぃ |22:14 | 観戦記 | コメント(1) | トラックバック(0)